不器用恋愛~好きな人は幼なじみ~




一人称も、"僕"から"俺"に変えて。





振る舞いも、子どもなりに、男らしく生意気にしてみたりして。






もう、明里の後ろに隠れていたくないのと同時に、明里への特別な気持ちは、始まっていたんだと思う。







「もう、"颯くん"ってキャラじゃないね。」





「は??」





「"颯真"って呼んでい?」






そう笑う明里に、バッカじゃね!?と意地をはったのは、俺だけの秘密。






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