2022年11月発売
“幸せになればなるほど死に近づく”少女との切ない純愛ファンタジー
満月の夜に君を見つける
イラストレーター:ふすい
- あらすじ
- 家族を失い、人と関わらず生きる僕は、教室の隅でモノクロの絵ばかりを描く日々。そこへ儚げな雰囲気を纏った少女、水無瀬月が現れる。絵を通じて距離が縮まるうち、次第に彼女に惹かれていく。しかし彼女の視界からはすべての色が失われていき、"幸せになればなるほど死に近づく"という運命を背負っていた。「君を失いたくない――」月夜の下、消えゆく彼女の輝きを見つけるために僕は走り出す――。満月の夜の切なすぎるラストに、心打たれる感動作!
- 著者コメント
- どうも、冬野夜空です。デビュー作である『満月の夜に君を見つける』が単行本になりました。不思議な要素も併せ持った"幸せを見つける"為の切ないラブストーリーとなっています。読後きっと大切な人に会いたくなる、そんな一冊です。どうかこの物語が、あなたの幸せを見つける為の1ページになれたらなと。