2019年3月発売のスターツ出版文庫
「大人になるまで、生きていて」
ふたりの切ない思いの果てに…。
ふたりの切ない思いの果てに…。
あの日に誓った約束だけは忘れなかった。
イラストレーター:Ajimita
- あらすじ
- あの日に交わした約束は、果たされることなく今の僕を縛り続ける――。他者との交流を避けながら生きる隼斗の元に、ある日空から髪の長い女の子が降ってきた。白鷺結衣と名乗る彼女は、自身を幽霊だと言い、唯一彼女の姿が見える隼斗に、ある頼みごとをする。なし崩し的に彼女の手助けをすることになるが、実は結衣は、隼斗が幼い頃に離ればなれになったある女の子と関係していて…。過去と現在、すべての事実がくつがえる切ないラストに、号泣必至!
- 著者コメント
- こんにちは、小鳥居ほたるです。この度「あの日に誓った約束だけは忘れなかった。」という小説を出版させていただけることになりました。執筆途中、卒論の作成に追われたり、インフルエンザで倒れたり、人間関係の衝突で苦難したりといろいろありましたが私は元気です。多くの経験が詰まった本作、ぜひ楽しんでください!
もし君が生きられるなら、
僕のこの命だって差し出すよーー。
僕のこの命だって差し出すよーー。
桜の木の下で、君と最後の恋をする
- 発売日:
- 2019/03/28
- 定 価:
- 649円(税込)
イラストレーター:hiko
- あらすじ
- 高2の涼は「医者になれ」と命令する父親に強く反発していた。自暴自棄で死にたいとさえ思っていたある日、瞳子と名乗る謎めいた女子に声をかけられる。以降なぜか同じクラスで出会うようになり、涼は少しずつ彼女と心を通わせていくと同時に、父親にも向き合い始める。しかし突然瞳子は「あの桜が咲く日、私の命は終わる」と悲しげに告げてーー。瞳子の抱える秘密とは? そして残りわずかなふたりの日々の先に待っていたのは?衝撃のラストに、狂おしいほどの涙!
- 著者コメント
- この物語は、理不尽な常識に追いつめられている涼と「あなたの心臓もらいにきたの」と突然現れた瞳子の、命と向き合った軌跡です。ちょうど桜が咲く頃に発売になりますが、満開の日にふたりは重要な選択を迫られます。“生きる”とはどういうことなのか、一緒に考えてくださるとうれしいです。
心にずっと隠してた、本当の気持ち。
君がいたから、伝えようと思えたんだ。
君がいたから、伝えようと思えたんだ。
太陽と月の図書室
イラストレーター:ふすい
- あらすじ
- 人付き合いが苦手な朝日英司は、ある特別な思いから図書委員になる。一緒に業務をこなすのは、クラスの人気者で自由奔放な、月ヶ瀬ひかり。遠慮のない彼女に振り回される英司だが、ある時不意に、彼女が抱える秘密を知ってしまう。正反対なのに、同じ心の痛みを持つふたりは、“ある方法”で自分たちの本音を伝えようと立ち上がり――。ラストは圧巻!ひたむきなふたりが辿り着いた結末に、優しさに満ち溢れた奇跡が起こる……!図書室が繋ぐ、愛と再生の物語。
- 著者コメント
- 本が好き、読書が好き、図書室・図書館・本屋さんなど、本で満ちた空間が好き――これは、そんなすべての『本好き』に捧げる物語です。作中では、スタ文としては珍しそうないくつかの新しい試みも取り入れてみました。人と人との絆やユーモアの感じられる、読後感のさわやかな王道の「ボーイミーツガール」モノで、朝読にもオススメです!
ヘタレ男子×謎の美女コンビが、
あやかしのために商店街を駆け回る!!
あやかしのために商店街を駆け回る!!
あかしや橋のあやかし商店街
イラストレーター:友風子
- あらすじ
- 「あかしや橋は、妖怪の町に繋がる」――深夜0時、人ならざるものが見えてしまう真司は、噂のあかしや橋に来ていた。そこに、橋を渡ろうとするひとりの女性が。不吉な予感がした真司は彼女を止めたのだが…。「私が見えるのかえ?」気がつくと、目の前には妖怪が営む"あやかし商店街"が広がっていた。「真司、この商店街の管理人を手伝ってくれんかの?」――いや、僕、人間なんですけど!? ひょんなことから管理人にさせられた真司のドタバタな毎日が、今、幕を開ける!!
- 著者コメント
- 皆さんはじめまして、癒月と申します。この度、スターツ出版様から『あかしや橋のあやかし商店街』を書籍化させていただくことになりました。真司が少しずつ成長する姿や真司と妖怪の絡み等、人と妖怪の話に心が温かくなり、時には笑ってくださると嬉しいです。
『縁』をテーマとし、書籍版では大幅に改稿した部分もあります。そちら含めて、楽しんでくださると幸いです。皆さんとのご縁が繋がりますように。