2019年8月発売のスターツ出版文庫
死にたかった。でも君に出会って、
はじめて「生きたい」と思った。
はじめて「生きたい」と思った。
明日死ぬ僕と100年後の君
イラストレーター:ねこじし
- あらすじ
- やりたいことがない“無気力女子高生”いくる。ある日、課題をやらなかった罰として1カ月ボランティア部に入部することに。そこで部長・有馬と出会う。『聖人』と呼ばれ、精一杯人に尽くす彼とは対立ばかりのいくるだったが、ある日、有馬の秘密を知り…。「僕は、人の命を食べて生きている」――1日1日を必死に生きる有馬と、1日も早く死にたいいくる。正反対のふたりが最後に見つける"生きる意味"とは…? 魂の叫びに心揺さぶられる感動作‼
- 著者コメント
- スタ文でははじめまして。こんにちは、夏木エルです。『明日僕』は生きたくない女の子と死にたくない男の子が出会い、生きることの意味を知り、希望をつかむ物語。孤独を感じるすべての人に送ります。太ったハチワレ猫の死神と一緒に、ふたりの行く末を見届けてやってください。
「私、あなたの絵が好きー」
透明な彼女に、僕は永遠の恋をする。
透明な彼女に、僕は永遠の恋をする。
満月の夜に君を見つける
[原題]僕と月、君と太陽。
イラストレーター:中村至宏
- あらすじ
- 家族を失い、人と関わらず生きる高1の僕は、モノクロの絵ばかりを描く日々。そこへ不思議な雰囲気を纏った美少女・水無瀬月(ゆえ)が現れる。絵を前に静かに微笑む姿に、僕は次第に惹かれていく。しかし彼女の視界からはすべての色が失われ、さらに “ 幸せになればなるほど死に近づく”という運命を背負っていた。「君を失いたくない―」彼女の世界を再び輝かせるため、僕はある行動に出ることに…。満月の夜の切なすぎるラストに、心打たれる感動作!
- 著者コメント
- はじめまして、冬野夜空です。本作にてデビューさせて頂くことになりました。『満月の夜に君を見つける』は、少しファンタジックな世界観で演出した、"幸せを見つける"切ないラブストーリーとなっています。読後きっと大切な人に会いたくなる、そんな一冊です。どうか、皆様にも幸せが見つかりますように。
おいしいご飯と温かい人々が集う
こころ食堂へいらっしゃい!
こころ食堂へいらっしゃい!
こころ食堂のおもいで御飯~仲直りの変わり親子丼~
[原題]こころ食堂のおもいで御飯~仲直りの変わり親子丼~
イラストレーター:もみじ真魚
- 原作を読む
※小説サイト ノベマ! に遷移します。
- あらすじ
- “あなたが心から食べたいものはなんですか?”――味オンチと彼氏に振られ、内定先の倒産と不幸続きの大学生・結(むすび)。そんな彼女がたどり着いたのは「おまかせで」と注文すると、望み通りのメニューを提供してくれる『こころ食堂』。店主の一心(いっしん)が振舞ったのは、むかし結の祖母が作ってくれた思い出の“焼きおにぎり”。懐かしい味に心を解かれ、結は食欲を取り戻す。不器用で優しい店主と、お節介な商店街メンバーに囲まれて、結はここで働きたいと思うようになり…。読めば元気が沸いてくる1冊!
- 著者コメント
- こんにちは、栗栖ひよ子です。このたび初の書き下ろし作品を出させていただくことになりました。『こころ食堂のおもいで御飯~仲直りの変わり親子丼~』には、私の思う『おいしい』と『ほっこり』をめいっぱい詰め込みました。そして隠し味に謎解き要素もちょっぴり。ご当地の味や、食にまつわる豆知識にもご注目ください。ぜひ、個性豊かなキャラクターたちと一緒に、『こころ食堂』でお腹も心もいっぱいになってくださいね!
恋に仕事にお疲れの女子に効く、
癒しの一杯と、ときめき、あります。
癒しの一杯と、ときめき、あります。
週末カフェで猫とハーブティーを
[原題]猫と週末とハーブティー
イラストレーター:細居美恵子
- あらすじ
- 彼氏に浮気され、上司にいびられ、心も体もヘトヘトのOL・早苗。ある日の仕事帰り、不思議な猫に連れられた先には、立派な洋館に緑生い茂る庭、そしてイケメン店長・要がいる週末限定のカフェがあった! 一人ひとりに合わせたハーブティーと、聞き上手な要との時間に心も体も癒される早苗。でも、要には意外過ぎる裏の顔があって…!? 「早苗さんは、特別なお客様です」――日々に疲れたOLと、ゆるふわ店長のときめく(?)週末の、はじまりはじまり。
- 著者コメント
- こんにちは、編乃肌と申します。憧れのスターツ出版文庫さまに仲間入りさせて頂き、大変光栄に思います。このお話のテーマは『癒し』です。お疲れ女子と、謎めいたイケメンと、不思議な野良猫……そんな彼等が過ごす週末カフェの様子を通して、読者様にも癒しの一時を提供できたら幸いです。作中にハーブティーのブレンドレシピや、ハーブデザートの紹介もあるので、ぜひティータイムのご参考に! どうぞよろしくお願い致します。