2021年11月発売のスターツ出版文庫

君と過ごした時間は短くて、でも――
永遠みたいに幸せだった。
僕を残して、君のいない春がくる
僕を残して、君のいない春がくる
発売日:
2021/11/28
定 価:
660円(税込)
此見えこ /著
イラストレーター:ごろく
あらすじ
顔の傷を隠すうち、本当の自分を偽るようになった晴は、ずっと眠りつづけてしまう難病を抱えるみのりと出会う。ある秘密をみのりに知られてしまったせいで、口止め料として彼女の「普通の高校生になりたい」という願いを叶える手伝いをすることに。眠りと戦いながらもありのままに生きる彼女と過ごすうち、晴も自分を偽るのをやめて、小さな夢を見つける。しかし、冬を迎えみのりの眠りは徐々に長くなり…。目覚めぬ彼女の最後の願いを叶えようと、晴はある場所に向かうが――。
著者コメント
こんにちは、此見えこです。3作目となる本作は、誰にも言えない“好きなもの”を抱え、常に本当の自分を取り繕って生きている少年が、なんにも取り繕わない落ちこぼれ少女と出会い、期限つきの恋をするお話です。不器用なふたりの短い恋の結末を、最後まで見届けていただければうれしいです。
「いつだって味方だよ」
君がいるだけで心の痛みが消えていた――。
笑っていたい、君がいるこの世界で
[原題]私の推しのアラタくん
笑っていたい、君がいるこの世界で
発売日:
2021/11/28
定 価:
638円(税込)
麻沢 奏 /著
イラストレーター:うた坊
あらすじ
中学3年のときに不登校になった美尋は、ゲームの推しキャラ・アラタを心の支えに、高校へ入学。同じクラスには、なんと推しとそっくりな男子・坂木新がいた――。戸惑っているうちに、彼とふたり図書委員を担当することに。一緒に過ごすうちに美尋は少しずつ心がほぐれていくも、トラウマを彷彿させることが起きてしまい…。周りを気にしすぎてしまう美尋に対し、まっすぐに向き合い、美尋の長所に気付いてくれる新。気付けば唯一の支えだった推しの言葉より、新の言葉が美尋の心を強く動かすようになっていき…。
著者コメント
こんにちは、麻沢奏です。今回は、元引きこもり臆病女子と、その推しそっくり爽やか男子のお話です。アプリや推しキャラなど、今まで挑戦したことのない設定だったので、書いていてとても新鮮で楽しかったです。設定だけ聞くとラブコメみたいですが、様々な悩みや葛藤、繊細な心の動きを表現できるよう努めました。主人公の成長を見届けていただければ嬉しいです。
愛のない子作り結婚だったけど…
「愛している。生涯離さない」 
夜叉の鬼神と身籠り政略結婚三~夜叉姫は生贄花嫁~
夜叉の鬼神と身籠り政略結婚三~夜叉姫は生贄花嫁~
発売日:
2021/11/28
定 価:
671円(税込)
沖田弥子 /著
イラストレーター:れの子
あらすじ
あかりと鬼神・柊夜の間に産まれ、夜叉姫として成長した長女・凜。両親に愛されつつも、現世での夜叉姫という立場に孤独を抱えていた。まもなく二十歳となる凜は、生贄花嫁としてその身を鬼神に捧げる運命が決まっていて…。「約束通り迎えに来た、俺の花嫁」――。颯爽と現れたのは異国の王子様のような容姿端麗な鬼神・春馬だった。政略結婚の条件として必ず世継が欲しいと春馬に告げられる。神世と現世の和平のためと、経験のない凜は戸惑いながらも、子を作ることを受け入れるが…。
著者コメント
こんにちは、沖田弥子です。『夜叉の鬼神と身籠り政略結婚三~夜叉姫は生贄花嫁~』を、シリーズ第3弾として刊行していただけることになりました。誠にありがとうございます。女の子を身籠ったあかりですが、愛娘を生贄花嫁として八部鬼衆の鬼神に捧げることになります。夜叉姫の新たな溺愛ラブストーリーを、お楽しみいただけましたら幸いです。
「最愛の花嫁は俺が守る」
私を救ってくれた、運命の出逢い
遊郭の花嫁
遊郭の花嫁
発売日:
2021/11/28
定 価:
693円(税込)
小春りん /著
イラストレーター:猫月ユキ
あらすじ
薄紅色の瞳を持つことから疎まれて育った吉乃。多額の金銭と引き換えに売られた先は、あやかしが“花嫁探し”のために訪れる特別な遊郭だった。「ずっと探していた、俺の花嫁」そう言って吉乃の前に現れたのは、吉原の頂点に立つ神様・咲耶。彼は、吉乃の涙には“惚れ薬”の異能があると見抜く。それは遊郭で天下を取れることを意味していたが、遊女や妖に命を狙われてしまい…。そんな吉乃を咲耶は守り抜くと誓ってくれて――。架空の遊郭を舞台にした、和風シンデレラファンタジー。
著者コメント
こんにちは、小春りんです。この度、『遊郭の花嫁』を出版していただけることになりました。舞台は、あやかしや神様が《花嫁探し》のために訪れる架空の花街・遊郭《帝都吉原》です。恋に友情、姉妹愛、裏切りにバトル…と盛りだくさんの内容が詰まった一冊になっております。ぜひ、皆さんにも本を開いて、帝都吉原に遊びに来ていただければ嬉しいです。
pagetop