2024年1月発売のスターツ出版文庫
俺は君に恋をする運命だったんだ
たとえもう会えなくても、君のいた奇跡を忘れない。
[原題]あの時からずっと、君は俺の好きな人。
イラストレーター:Sakura
- あらすじ
- 高校生・藍は、6年前の事故で両親を亡くしてから無気力になっていた。ところがある日、水泳大会の係を明るいクラスの人気者・蒼太と一緒にやることになる。何事にも一生懸命な蒼太に心を動かされ、少しずつ前向きさを取り戻す藍。「もう死ぬなんて言うなよ」どんな時も藍のことを守り、藍にだけ特別優しい蒼太に惹かれていく。でも、蒼太には、藍が遭った事故と関係する秘密があって――。ラストに隠された真実に涙!!
- 著者コメント
- こんにちは、湊祥です。この度、約五年前に野いちご文庫で出版された私のデビュー作を、スターツ出版文庫で刊行していただけることになりました。「一生に一度の恋」小説コンテストで最優秀賞を受賞した本作は、出会うはずの無かったふたりの奇跡の恋を描いております。Sakura様が描いてくださった、切なく美しい表紙と共に「一生に一度の恋」を楽しんでいただけたら幸いです。
君がいるから明日も生きたいって思えたんだ――。
残酷な世界の果てで、君と明日も恋をする
[原題]消えちまえばいい世界のなかで、明日も君と恋をする。
イラストレーター:岡虎次郎
- 原作を読む
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- あらすじ
- 高2の莉緒はあることから親友に裏切られ、学校での居場所を失くしていた。もう消えちゃってもいいかな――。と、歩道橋の手すりをつかんだある日、幸野悟と出会った。「また明日!」彼の言葉に、明日になれば、何かが変わるかもしれない…そう期待してしまう。翌日、莉緒と同じクラスに悟が転校してきたのをきっかけに、いつしか彼に惹かれていく。少しずつ日常が変わり始めてきたと思い始めたある日、悟の秘密を知ってしまい――。衝撃の事実に涙が止まらない、青くて痛い今を生きる君へ送る青春恋愛ストーリー。
- 著者コメント
- こんにちは、水瀬さらです。このたび『残酷な世界の果てで、君と明日も恋をする』を刊行していただくこととなりました。この作品は生きることに絶望し、もう消えちゃってもいいかなと思っていた主人公が、歩道橋の上で謎めいた男の子と出会い、人生が変わっていく物語です。傷ついたり、傷つけたりしてしまう不器用なふたりを、ラストまで見守っていただけたら嬉しいです。
切ない恋、そして衝撃の結末に涙する
拝啓、私の恋した幽霊
イラストレーター:萩森じあ
- 原作を読む
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- あらすじ
- 幽霊が見える女子高生・叶生。ある夜、いきなり遭遇した幽霊・ユウに声をかけられる。彼は生前の記憶がないらしく、叶生は記憶を取り戻す手伝いをすることに。ユウはいつも心優しく、最初は彼を警戒していた叶生も、少しずつ惹かれていき…。決して結ばれないことはわかっているのに、気づくと恋をしていた。しかし、ある日を境にユウは突然叶生の前から姿を消してしまう。ユウには叶生ともう会えない“ある理由”があった。ユウの正体はまさかの人物で――。衝撃のラスト、温かい奇跡にきっと涙する。
- 著者コメント
- はじめまして。夏越リイユと申します。このたび、長くweb掲載してきたお話をブラッシュアップする機会に恵まれ、素敵な一冊に仕上げることができました。顔さえ見えない幽霊と出会い、少しずつ親しくなっていく中で、やがて彼を好きになってしまった主人公・叶生(かなお)。彼女が辿る、切なくも瑞々しい恋と成長の物語を、一緒に見守っていただけましたら幸いです。
「この結婚に愛は必要ない」これは愛をまだ知らぬ二人の物語
愛を知らぬ令嬢と天狐様の政略結婚
イラストレーター:凪かすみ
- あらすじ
- 幼き頃に母を亡くした名家の娘・真白。ある日突然、父に政略結婚が決まったことを告げられる。相手は伝説のあやかし・天狐を宿す名家・華宮の当主。過去嫁いだ娘は皆、即日逃げ出しているらしく、冷酷無慈悲な化け物であると嘯かれていた。しかし、嫁入りした真白の前に現れたのは人外の美しさを持つ男、青葉。最初こそ真白を冷たく突き放すが、純粋無垢で真っすぐな真白に徐々に心を許していき…。いつも笑顔だが本当は母を亡くした悲しみを抱える真白、特別な存在であるが故に孤高の青葉。ふたりは“愛”で心の隙間を埋めていく。
- 著者コメント
- こんにちは、クレハです。この度は新作を出させていただくことになりました。こちらの作品は、『あやかしの花嫁』という書籍に入っていました短編を長編化したものです。おっとりとした主人公真白と、どこか不器用な青葉の和風ファンタジーとなっております。長編化にあたって加筆しましたので、楽しんでいただけたら嬉しいです。
色なしの少女×全てを黒に染める最強の龍
黒龍の生贄は白き花嫁
イラストレーター:蓮水薫
- あらすじ
- 色彩国では「彩の一族」に生まれた者が春夏秋冬の色を持ち、四季を司る。しかし一族で唯一色を持たない雪華は、無能の少女だった。出来損ないと虐げれてきた雪華が生かされてきたのは、すべてを黒に染める最強の能力を持つ黒龍、黒耀の贄となるため。16歳になった雪華は贄として崖に飛び込んだ――はずが、気づけばそこは美しい花々が咲き誇る龍の住まう国だった。「白き姫。今日からお前は黒龍である俺の花嫁だ」この世のものと思えぬ美しい姿の黒耀に、死ぬはずの運命だった色なしの雪華は“白き姫”と溺愛されて…⁉
- 著者コメント
- こんにちは、望月くらげです。今回のお話は季節を彩る一族に生まれた無能の真っ白な少女が生贄として捧げられた黒龍のもとで愛され、そして愛することを知っていく物語です。自分には価値がないと思っていた主人公の気持ちが少しずつ変わっていく様子を応援していただけると嬉しいです。蓮水薫先生の描いてくださっためちゃくちゃ素敵な表紙が目印の本作をどうぞよろしくお願いします!
異能で後宮を救うため、男装し宦官として潜入するが…。冷徹皇帝の想定外な溺愛が爆発!?男装が暴かれちゃった…?
偽りの男装少女は後宮の寵妃となる
[原題]凍龍国いつわり甘やかし恋話~男装娘の偽りは、皇帝の寵愛に変わる~
イラストレーター:ボダックス
- 原作を読む
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- あらすじ
- 羊飼いの娘・瓔良は“ある異能“で後宮のピンチを救うため、宦官として潜入することを命じられる。男装し、やってきた後宮で仕えるのは冷酷無慈悲と噂の皇帝・凰駕。しかし、何故か凰駕は宦官である瓔良だけに過保護な優しさを見せ…。まるで女性かのように扱い好意を露わにした。彼に惹かれていく瓔良。自分は同性として慕われているだけにすぎない、と自身に言い聞かせるが、凰駕の溺愛は止まらず…。まさか男装がバレている!?「お前が愛しくてたまらない」中華風ラブファンタジー。
- 著者コメント
- はじめまして、松藤かるりです。第35回キャラクター短編小説コンテストにて最優秀賞を受賞しました『凍龍国いつわり甘やかし恋話 -男装娘の偽りは、皇帝の寵愛に変わる-』を書籍化していただくことになりました。長編化に伴い、凰駕の一途っぷりもパワーアップしています!偽り男装少女はどのようにして、ボダックス先生の描いてくださった装画の美しい妃となるのか、波乱を乗り越える二人をお楽しみいただければ幸いです。