桜坂 爽さんのレビュー一覧
私は学生時代に貯めたお金でアメリカへ行き住んだ経験があります。 三十年ほど前の古い体験ですが・・・ できるだけ長く住みたかったので自炊がほとんどでスーパーへ買い物に行きましたが、そこに並んでいる果物や野菜は全てふぞろいで山のように積まれていました。 そのかわり安かったのです。 日本のように形が揃っているかわりに値が高い品ではありませんが、初めて見た瞬間、私には積まれている果物や野菜が嬉しそうに輝いている気がしました。 形が悪くても捨てられないで食べてもらえると喜んでいたのかも知れません。 全ての生き物には個性があります。 形も内面もです。 見た目に良いものだけが本当にいいものだとは限りません。 この作品からその個性の良さを教わりました。 ほんとうにいいもの・・・ そして心を・・・ ありがとうございました。
人の心は感情の揺らめきが支配している気がします。 感情の揺らめきは時として不安に向かうかもしれませんが・・・ 可能ならば、この作品のように幸せが手を広げて待っていてくれることを望んでおります。 人と人、心の温かさを実感できる作品でした。 できるなら私もあの幸せを運べる店員さんになりたいです。
生きていくのは難しいと感じています。 しかし・・・ この物語のように生と死が繋がっていて、死後の世界と今の生きている世界も繋がり、そこに愛が存在する。 そう考えると生きていくのが少し楽になります。 稀有壮大な物語でしたが、そこに存在するのは愛だった・・・ と感じました。 親子の愛情や恋愛、そして全ての動物や自然をも愛する・・・ 愛したい。 そうありたいと感じました。
お薦め作品を伝えてくださり読ませていただきました。 内容のある作品であり、また私自身とも重なる心がありました。 決して起こりえない話ではありません。 人類が未来永劫に続くわけではありませんが、現在の状況は自分で自分の首を絞めている状況になりつつあります。 私たちは悲しみや辛さを知り、優しい心を忘れてはいないはずです。 将来の人類のためだけではなく、生き物みんなのために努力したいものです。 銀の雨ではなく、透き通る輝く雨が降り、虹の橋の向こうには澄み切った青空が広がるように・・・ 願わずにはいられません。
私も幼児のころから気がつけばワンちゃんや猫ちゃんと暮らしてきました。 保健所に捕まり引取りに行ったこともあります。 一部の人が人間以外の命を粗末に扱うなかで、その命を助けてくれている人も居ます。 命は平等であるべきなのに・・・ 人間の社会においても最近は自殺も多く考えさせられることが多いです。 さよおばあちゃんのような、自分自身の身を削ってでも命を大事にしてくださる方が多くなれば、もう少し、より良き世界になるかも知れません。 たとえ動物でも命は同じです。 命の大切さを考えさせられます。
人の心の内面にゆらゆらと陽炎が揺らめいている・・・ 恋も愛も生も死も・・・ すべてが陽炎のように、ゆらゆらと立ち昇っては消えてゆく・・・ 夢幻・・・無限・・・儚さ・・・ 何もかもが陽炎の向こう・・・
人生は山あり谷ありです。 それどころか谷あり谷ありの連続のこともあります。 悲しみや辛さを乗り越えて、常に忘れたくない言葉です。 「ありがとう」・・・
とても穏やかな気持ちになれました。 どんな辛い事や悲しみがあっても、天国が存在し、いつかは永遠に愛した者たちと永遠の時を共に過ごせる・・・ そんな夢を見させてくださりました。 感謝です。
人と動物、そして動物同士・・・ それぞれにドラマがあります。 実際の社会は厳しくて、辛いことのほうが多い気がしますが、この物語のように温かな思いやりが必要だと感じます。 それは人に対しても・・・ 動物に対しても・・・ この作品を読んで、思いやりの心を持っていただける方が増えればいいなぁ・・・と願っています。
虹の架け橋は天国への道・・・ いつかは渡る天国への架け橋・・・ その橋を渡る人と、残った家族・・・ 双方ともにドラマがあり、人生があります。 切ないものです。
生きる事が、いかに重要であるかが書かれています。 死ねば戻っては来れません。 分かっていても、死を選びたくなる時があります。 生きる事への願いが込められていると感じました。 他の作品も、読ませていただきたいと思います。
短くて、簡単な言葉ですが、感じるものがありました。 風が吹きぬけていきました・・・ これからの作品に期待したいと思います。
私は、とても励まされる言葉だと感じました。 人間、生きていくのには何かの支えが必要な時があります。 その時に、このような詩が少しでも役に立てばと思いました。
可愛くて、とても心優しいおばあちゃんだったのですね。 私も、おじいちゃんになる日が近づきつつありますが、人に優しく、品よく生きたいですね。 私の「彼女」も「えへ」っと微笑んでくれているかなぁ・・・
私はある程度、歳がいっていますので、戦争のことは聞いて知っています。 この物語は、戦争の悲惨さを訴える作品で、童話となっていますが、今の若い人には戦争についての感覚が無いと思いますので、ぜひ子供から大人まで読んで頂きたいと思いました。
あしかくんは、ほんとうに大変なものを盗んでしまいました。 そして、ほんとうに大切なものを知りました。 子供たちに読んでもらいたい童話でした。
なすボーの話なんて、思いもよりませんでした。 発想がユニークで、しかも楽しいお話です。 子供さんが、おられる方には、ぜひ、お薦めしたい童話でした。
私の「彼女」は、もう戻ってきません。 それは理解しているのですが・・・ 苦しんでいます。 この物語のような素敵な少女とめぐり合い、天国のお花畑で遊んでいるのかなぁ・・・