───いつからか、愛は歪んでいた。 「お前を愛してやれんのは俺だけだろ？」 その歪んだ愛は、私を捕らえて離さない。 「だって約束、したもんね？」 ──貴方があまりに綺麗に笑うから。 「……これで、最後にするね。」 貴方を愛した事だけは、後悔しなかった。

紅い華。 綺麗で、毒がある、そんな華。 「＿＿＿綺麗な華だね。」 貴方がそう言って笑うから 「…そうだね。」 私は、怖さを忘れてその華を愛せたの。 ◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆ ひとりぼっちのお姫様 七瀬 芽依(Nanase Mei) × 最強暴走族 総長 神崎 藍(Kanzaki Ran) ◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆ 赤いアネモネの花言葉＿＿＿ 「あなたを愛します」「はかない恋」

２コ上の彼は聡明で完璧。 私には不釣り合いなくらいに。 篠宮 莉茉(22) × 水瀬 絢都(24) 私達の恋愛は少し特殊です。 ・1、会社では会話NG。 ・2、会社で付き合ってる事は内緒。 全てを隠し、嘘をつく。 そんな彼の本音とは───？ 「……俺の事、忘れたままでいいよ。」 記憶がなくても私は、 貴方に2度目の恋をしていた。

それは喉が渇くような けれど水を飲んでも満たされはしない 「…満たされない。」 ──渇愛の姫 その姫は 愛に 飢えていた。 「愛してくれるなら誰でもいいの。」 彼女は、息を吐くように嘘をつく。

画面上の人物 くらいにしか認識していなかった。 「…好きすぎて、苦しいです。」 超人気イケメン芸能人 黒羽 逞真(21) × 超有名会社イケメン社長 結城 雅(26) 「別にあいつがどうなったって知ったこっちゃない。」 年上には年上の意地があって、 「好きです、雅さん。」 年下には年下の本気がある。 ＊ーーーーーーー＊ 1部修正致しました。 お話に大差はありませんので 引き続きお楽しみ下さい。 ＊ーーーーーーー＊