裏社会に生きる年上幼なじみと一度は離れ離れになり、再開する話、、以前にも読んだことのあるような話で、野いちご小説の中では定番なのかなと思いつつ読み始めたのですが、、最後まで読んで、茜ちゃんのただ守られるだけではない姿が好きになります。
定番的なお話の中にも少し驚かされる展開もあり、読めて良かったなと感じられる物語です

題名に惹かれて読み始めたのですが、、
とにかく、日向先輩が一途で優しくて、カッコイイお話です。
日向先輩が最初に登場したところから、彼のトリコになっていました。
こんなにも純粋な恋愛小説を読んだのは久しぶりで、やっぱり一途な男の人っていいなと感じます✨

暴走族、同居、逆ハー、御曹司、、様々な要素が含まれていますが、話がまとまっていて読みやすかったと思います。
基本的には大きすぎる波乱もなく、終始安心して読めることが自分には良く、楽しく読ませていただきました。

気になった方は是非ご一読を。

家族や兄妹のことで悩みを抱える佳月。
兄妹と自分を比べてしまうことはリアルで、共感できる人も多くいるのではないかなと感じます。

そして昂弥。
彼の佳月へかける言葉はとても暖かく感じましたが、その裏に隠されていた昂弥の人生を知り、涙が出てきました。
相手のことを想うからこそ相手を遠ざけてしまうところには、とても切なくなりました。
一見誰よりも大人びているように見える彼ですが、本当は強くなく、誰かの支えが必要なのかなと思います。

昂弥の佳月や皆への行動も佳月や皆の昂弥への行動も色々なところに愛があふれています。
そして最後、皆で昂弥へ贈ったハートはそんな愛の結晶です。

是非、皆様もご一読を。
愛を感じてみて下さい。

好きな人への気持ちをこじらせすぎた不器用系ヒーローの千草。

わがまま系鈍感ヒロインの青。

そんな2人のすれ違いがジレジレ、じっくり、描かれています。

お互いが傷つけ合い、周りをも巻き込み傷つけながらながら、綺麗なだけではない、優しいだけではない、素直になれない、リアルで不器用な、少し切ないお話。

皆様も是非、ご一読下さい。