実る当ての無い恋心を抱えてしまった だけど私、どうしてもこの想いを諦められない カレのそばにいきたい、めげないすみっこ女子 × いつも笑顔な、明るく前向きなキラキライケメン メイクして オシャレして まるで「別人」な私 「オレ、好きだよ。キミのこと」 あれ？ 私、「別人」を装ったまま、カレに告白されちゃった！？ そばにいきたかった 近づきたかった 1度でいいから、大事にされたかった 騙すつもりなんてなかったのに ーーーこの想い、許されますか？ーーー 表紙コメントを一部、修正しました。 2022.7.8

「交換ノートをしよう」 「私と史郎（しろう）さんで、するの？交換ノート」 「そうだ。楽しそうじゃないか？」 結婚して、55年。 嬉しいことも。 楽しいこともあったけれど。 ふたりで懸命に生きてきた。 6つ年上の夫と、交換ノートを始める75歳のおばあちゃん・大原時子（おおはらときこ） × 余命宣告をされた、入院中の81歳のおじいちゃん・大原史郎（おおはらしろう） 日常のなんでもない話。 遠い昔の思い出話。 他愛のないことばかりの、ふたりの交換ノート。 『この世からの卒業までの間、私に君との時間をください』

「大丈夫？香夜子（かよこ）の彼氏、崖っぷちなんでしょう？」 大好きなものは。 時々つらかったり。 苦しかったりするけれど。 手放さないように、そばにいたい。 キラキラ輝いて。 その眩しさに泣けるくらい。 大切な、あの日の夢。 彼を見守りつつも悩めるアラサー女子 × 負け続けている崖っぷち将棋棋士 どうか夢をつかむ時には。 私の隣で永遠を誓って……。

恋をした 遠い存在の、王子様みたいなキミに 真面目でひとりぼっちの、すみっこ女子 × いつも輪の中心にいる、イケメン王子様 伝えることは怖くて でもキミに近づきたくて……

「苺みたいな人」 大人気ダンスボーカルグループの「シー・ファンキーズ」の優大の発言が、世間を騒がせてしまった。 「一等星」 東野透子（ひがしのとうこ） ↓ 優大のファンで、彼氏とうまくいっていない大学生 優大の推しでいる限り。 優大に、ファンとして愛してもらえる。 なんで今まで気づかなかったんだろう。 欲しかった愛を、私は手に入れられるんだ。 「一等星になりたいのは、私なんだ」 「約束に帰る夜」 横手司（よこてつかさ） ↓ 自殺した親友との約束に悩む、25歳 私はとうとう、あの日に連れ戻されるんだ。 「私、もうあの頃に、清香ちゃんに会うことが……、つらいよ」 約束なんか。 ずっとそう思っていた。 「苺にはもうなれない」 田所真希（たどころまき） ↓ 優大に恋をする、優大の幼馴染み 誰かに優大の気持ちを奪われるのは、もう嫌だ。 「待って」 「待ってよ……」 ……お願い。 振り返って聞いてよ。 「大丈夫？」って、いつもみたいに。 「バラードの住人」1〜3 小森深雪（こもりみゆき） ↓ 仕事先で優大と出会う、カフェ「黒猫」の従業員 好きなお仕事をずっと続けてほしい。 いつまでも輝いていてほしい。 そのために。 私が隣に居ちゃいけないんだよ。 「苺みたいな人」って？ 4人の女性が迷って、悩んで、傷ついて。 だけど、そばにはいつも優大の存在が。 ・ ・ ・ 「運命の推し」から5年後のお話になります。 スピンオフストーリーになりますが、独立した話になるように書きました。 楽しんでいただけたら幸いです。

つらい時。 たった1人、助けてくれた。 メイクばっちりギャル系女子 × 真面目なイケメン優等生 あれ？ もしかして。 私、怖がられてる？ 温度差を感じつつも、また会いたい。 〜パワフルガールの本気の恋〜

良い子でいたいのに。 じっと先生の背中を見つめた。 幸せと後ろめたさを感じながら。 良い子になりたい、クラスにも部活にも馴染めていない「ぼっち」 中学2年生 川越（かわごえ）よいこ × 少年みたいな優しい笑顔の担任の先生 古賀遥人（こがはると） 「秘密は守れますか？」 そう言って先生が私にくれたのはレモンキャンディー。 ドキドキが止まらない。 そっか。 これが恋心なんだ。 「先生……、私は良い子にはなれません」 「良い子なら、きっとこんな恋なんてしない」 「先生が好きです……、ごめんなさい」 大切な恋心なのに。 誰かに教えてほしい。 この恋心を守る方法を。

夫が亡くなって20年。 あまり交流が無かったひ孫のおかげで、私には「推し」が出来た。 病気で、自分の命が残りわずかだと知った90歳手前のおばあちゃん 幸村　笑子 （ゆきむら　えみこ） × 人気グループでお兄さん的存在の、瞳が印象的な26歳 優大 （ゆうだい） 「私、今この瞬間から、この優大のファンになります」 あなたを推すようになって。 私の生きる世界の色彩が美しいと思える。 私は、私の世界が愛おしく思えてくる。 あなたに、どんなに好きかを伝えたかった。 あなたは、あなたが思っている以上に。 私というファンに寄り添ってくれているのよ。 『どうかこの曲が、みなさまにそっと寄り添える曲でありますように』 優大。 ありがとう。 心からの感謝を贈ります。