トーコさんのレビュー一覧
ミルクみたいに甘すぎなくて、ストロベリーみたいに甘酸っぱいわけでもなくて。 ビターも合ってるけど、ここはあえてコーヒー入り。 でもチョコ特有の常習性は持ってる。 次に次にと手が伸びて、気付けば最後まで食べ(読み)終わっちゃってる。そんな感じ。 「着せ替え人形」のタイトルと主人公の境遇、心情がちょうど良くマッチして、独特のほろ苦さを演出しています。 大人の正統派恋愛モノをお求めの方に、ぜひ。
この詩を読んで、感じてほしい。 ぎゅっと胸を締め付けられて、思いが喉元まで出かかるのに。 考え出された言葉は陳腐なものにしかならなくて、でもありきたりな『感動』なんて単語じゃ表しきれない。 気が付けば、涙が頬を滑り落ちている。 言葉にならないこの思いを、出来るだけ多くの人と分かち合いたいのです。
本当にそんなものがあれば、ですが。 トーコ一押しの恋愛短編集です。 全く違うお話かと思えば少しずつリンクしていて、最後には驚きの展開が待っていたり。 ほろっと泣いたり、笑ったりドキドキも出来る、すっごくお得な気分になれますよ。 細部まで作りこまれた設定、個々の感情をきちんと持った人間(しかも沢山!)の描写は見習いたいほどです。 それ以上の魅力は言うとネタバレになりそうなので、まずは一ページ目をどうぞ。 自信を持ってオススメします。
これぞ、純愛。 ……と一言で言っても伝わらないので、私なりに表現してみます。 ガン○ム、知ってますか? 三○無双は? コスって何のこと? 一つも分からなかった人も、全部分かってしまった人も『腐女子』なら分かると思います。 腐女子と腐男子の恋愛。会話の三分の一は趣味の話(トーコ比)。 でも、そこにある感情は至って真っ直ぐで、真剣で、優しくて純粋なんです。 付き合い始める二人。 腐女子が乙女へと変わっていくまでの物語。 まずは最初の二ページ、読んでみて下さい。 オススメです☆
いつの間にか読み終わってる作品なんですよ。 続きが気になって、1ページがすごく短いものだからどんどん進んで、PCが追いつけないくらいに。 「僕」の語りかけるような口調に、 明るい前向きな気持ちになれたり。 うんうんって頷いたり。 微笑ましく思ったり。 自分はどうかなって考えたり。 男の子はこんなこと思ってるんだ、なんて感じたり。 気がつけば、「僕」の友達になってるような気分になって。夕暮れの放課後、教室で二人話してる光景が一丁上がり。 ちょっと時間の空いた時にでも、まずは最初だけでもどうぞ。 オススメです。
「何やってんの? あの子達」 あーなんか、大恩寺くん探してるらしいよ。ほら、今日の放課後に生徒会の視察あるじゃん? なのにいないから。 ってか大恩寺くんのコトだから、野良猫みたく気紛れにどっか行っちゃっただけに思えるんだけど。 「へ~、保健室行ったんじゃなかったんだ。にしても、面白いメンツ」 だね。占い研と推研のデータバンク両方に、二十面相まで揃ってるじゃん。 あ、あの子今日は堅物なんだ。 「にしても、何で占い研究会が捜査してんの? おかしくない?」 ……さあ? 【さらっと読める変人揃い(いえいえ誉めてるんですよ)の学園ミステリー。是非どうぞ♪】
小説として読むのでしたら、が最も大きな理由でしょうか。 いえ、他にも句点の統一や三点リーダーの使用など色々あるのですが。 詩でしたらもっと高評価になっていたかなぁ、と思います。 恋の切なさが濃縮されて詰まっている印象を受けました。ですが、へえ、それでどうなるの? と思ったら次の話に移行してらっしゃる。 二つの話に繋がりがあるのでしたら別ですが、ないように見受けられるんですね。 エピソードをもっと詳しく書く、気持ちだけではなく一つの短編として完結させる。 それが出来ましたら、ぐっとこの作品の良さが出てくると思うのです。 修正、もしくは追加なさった時まで残りの星は取っておくことに致しますね。 ◇追加 申し訳ありません、トピを見間違えておりました! 紹介式レビューをご希望でしたら仰って下さい。書き直しさせて頂きます。本当にすみません↓
あ ま いーー! 砂吐きそうな感じに甘いのです、が心理描写はきわめてリアル。 言わなくても傍にいてくれる、理由はないのにそう思ってしまう気持ちがすごく共感できるのです。 主人公の友人と一緒にダメじゃん、突っ込み入れながら読んでみて下さい。 いつの間にか入り込んでいるはずです。 10ページちょいで起承転結、最後まできちんと描かれています。 ただ、難を言うのでしたら漢数字と数字、句読点ですね。統一した方が良いかなぁ、と思いました。 個人的な感想ですので、かるーく受け止めてやって下さいませ。
のある作品でした。 人間ならば誰しも一度は体験した事のある、嫉妬、憎しみといった負の感情を、 リアリティのある文章と描写で、生々しくも美しい作品にしてらっしゃいます。 最初から最後までノンストップで読めました。 オススメです^^