トラヴィス、独占欲、半端なかった。笑　レインの魔力がなくなった時に魔力を調べるために膝に乗せ出した時点でおや…？とは思ったけど、想像を超えるほどの年月でレインを独占して囲っていたとは。笑
義父との約束がなかったらヤバかったかも。いや、逆に魔力がなくなることはなかったのか？？とは言え、遺伝とか色々関わっていたから、ベイジルをはじめ、ニコラ、ライト、トラヴィスみんながレインの未来を考えて導いてくれて、幸せだなと思った。ライトにも幸せになってほしい。けど、ずっとシスコンでいてほしい気も…。お母さんもファンキーで、みんなレインが関わると変態度が増すような。笑　面白かった！！

強面顔面と強い魔力のせいでお見合い22連敗のシルヴィオと紅騎士団団長を勤めながらも、本当は可愛いものが大好きなエルミーナがお互いを好きになり愛を深めていく。結婚も意識して順調に進んでいく中で仕事のことに関してはお互い勘違い、思い込みもあり詮索もせずにやり過ごしていたら、衝撃の事実に2人がすれ違いテンパる原因に。お互い仕事ではかなりの地位にいるのに、プライベートでは初々しい2人がすごく可愛かった。さらに魔力についてエルミーナに話していなくて、エルミーナの妊娠も知らなかったシルヴィオが部下にクズ男と言われていたことはツボった。魔力が強過ぎて中々妊娠出来ないかもという中であっさり、しかも思いかけず妊娠。お見合いが上手くいかなかったのも、エルミーナが魔力酔いしなかったのも2人が相性良かったんだろうな。面白かった。

魔法騎士一家のエミーリアにとって魔法騎士になることは夢であり使命のようなもので、それだけ努力も重ねて来たのに、努力ではどうしようもない身長が足りないせいで不合格。そのせいで婚約解消。そんな中、魔法騎士団長の補佐事務官となったけど、その裏には「闇」に入らせる大人の思惑が隠されていた。エミーリアが小さい時に事故に巻き込まれた事で、感情を失ったり、必要以上の魔力を持ってしまったり、でもその事故は隠されていたりと大人の「闇」に巻き込まれていて、エミーリアが健気で努力家で家族思いなだけに切なかった。心で闇入るの断れ！！思惑通りに動かず困らせてやれと何度も思ったことか。笑　ローランはエミーリアを見守りながら徐々に恋して、最終的に独占欲強く、溺愛。ミステリー要素もありハラハラしながら読んだ。面白かった。

柊斗はチャラくて、結羽はチョロかった。笑　結羽、チャラ男がキライと言いつつ、そのチャラさに惹かれていて、さらに押しに弱過ぎた。柊斗がチャラくなった理由も元カノ絡みだったけど、実は一途というか執着体質っぽいから、結羽と上手くいくと良いな。

5年も付き合った彼女に浮気現場で謝るどころかオカンと言って切り捨てるとかありえない。でもそのおかげで蒼司と出会って次の恋を始めるにも前向きにいけたのかも。元カレと続いていたら、真面目な菜那はハイスペ蒼司でも断っていたと思うから。出会うタイミングも良かったのかな。蒼司のフライングキスの時に、舌を入れなかったからセーフ？？と自問自答していた所に笑ってしまった。イヤ、普通はアウト。と勝手にツッコミ入れてしまった。蒼司と出会って菜那が幸せになってくれて良かった。

陽だまりのような愛が溢れていた。高校生の頃から見た目ではなく人柄で友哉と仲の良かった愛莉を将来(勝手に)幸せにすると誓って、仕事を成功させる友哉。有言実行で本当に愛莉を探し出し、そこから溺愛社長に変身。笑　愛莉は無自覚美女で無自覚小悪魔。社長→高遠君、からの急に友哉君呼び。好きな人から急にこの名前呼び、友哉も悶えるよね。そしてその容姿なのに、真面目、一途、ウブ。さらに弟思い。この弟も人懐っこくて賢くて可愛いし、友哉の父母もめっちゃいい人で、親友彰とその家族、彼女、ラブフレ職員みんないい人で暖かかった。

皇輝が姉と思ったことが一度もないと言った時に、勝手に小さい時に連れ子同士で義姉弟になって仲良く育って来たのかと思っていたから、高校生で出会い、しかも同学年と来れば、そりゃ今更姉弟になんてなれないよねと納得。むしろその関係を素直に受け入れた妃乃の方がスゴい。笑　後輩に寝取られ婚約破棄された妃乃を長年思い続けて諦めた時にやって来たラストチャンスとばかりに外堀を埋めつつ、妃乃に居場所を作り自分の元に置く策士の皇輝、何気にかっこよかった。妃乃と義父の関係もツボ。義父、妃乃を本当に可愛がっていて、婚約破棄された時も陰ながら見守るどころか誰よりも先に引越しをさせて実家に帰らせたり、元婚約者や後輩、その会社に制裁を加えようとしたり。しかも息子の皇輝にさえ簡単には嫁にやらないところも本当の父よりも父。笑　面白かった。ハピエンで良かった。

両思いなのに、お互いその気持ちを隠して契約結婚。でも、2人が夫婦に見えるように毎日の握手やハグ、そして異国の地、さらに同じベッドで寝るなんてどうしたって距離は近くなる。もう、お互いが思い合って優しすぎて進めない感じがジレジレだった。笑　菊乃は芯が通っていてしっかりしていて、周りにも気遣いが出来るから、お弁当屋での横領を擦りつけられた時には信用してくれる人ばかりだった。(1番信用しなればいけない身内が疑ったのがありえない) でもその気遣いが裏目に出てイタリアでは裏の顔を持つ議員の秘書にマークされてしまったが、そのことが後押しとなり2人は本物の夫婦に。その後も色々事件に巻き込まれながらもお互いが助け合って2人でいる事が幸せそうで良かった。博己の溺甘と手を出せない時の葛藤が凄かった。笑

ダミア王国でも美しいと有名なセシリアと婚約していたのに、ガルはなんで浮気したんだろう。笑　単に欲に負けたのか、それとも誘惑に負けて気持ちも持って行かれて好きになったのか？　ま、それならいいけど、失うものが大きすぎて、さらに領地を任された公爵なのに人を見る目もなくて、意思も弱くて、誘惑にも弱いってもう･･･ね。しかも、妻の浪費の暴走も止められず、爵位剥奪されて、2人揃って地の底へ。まぁ、セシリアが幸せになったことが1番の復讐だよね。アレンに2人の現在を聞いて、セシリアが何とも思わず、スパッと切ったところ、スカッとした。アレンと幸せになって良かった。

フランチェスカとマティアスがお互い好意的だったのに、ましてやマティアスは一目惚れだったのに、自分が傷付かないため、フランチェスカのために「白い結婚」などと、離婚を考えての先手を打ったことですれ違って、どんどんドツボに。しかもフランチェスカは振り向かせようとこの地のお祭りや発展を考え、マティアスの力になるべく奮闘。マティアスは逆にフランチェスカが王都に帰れるように仕向ける。さらフランチェスカはBBの名で小説を執筆、マティアスはポポルファミリーが大好きな男子で男前なのがフランチェスカ、女性のような繊細さを持っているのがマティアスというのも面白かった。なんだかんだ終始マティアスの溺愛もフランチェスカの甘い初恋に奮闘しているとこもよかった。

実家の経営困難のために、政略結婚をする予定だった結だけど婚約者と友達に裏切られて、そこに偶然現れて、助けてくれた(？)のが、一哉。でも一哉との結婚も実は契約結婚。それでも一哉は結の実家と提携して結果、家業は鰻登り。結もお飾りの妻ではなく自分の意志で月島旅館を手伝う。一哉が距離を置いていて、2人の結婚を良く思っていなかった義母とも結は少しずつ距離を詰めていった。そんな中、一哉が倒れたことで今度は一哉と結の心の距離が縮まって、契約結婚が終わる時に妊娠発覚。結は一哉を思い、一哉の気持ちを汲んだ選択をして、一哉から離れた。その事によって、一哉はずっと抱えていた家族への失望や真実を義母に聞いて、結を迎えに。血の繋がりはなくても義母が一哉を大事にしてきたのに伝えられない、伝わらない所からのしがらみとか心の傷を向き合う事で、結を愛した事で気付く家族愛。良かった。一哉が我が子を抱く瞬間を見たかった。

祐一は詩音のこと、元カノ以上に好きでむしろ祐一の方が詩音に夢中だったのに、何してんだろ･･･と怒りしかなかった。元カノとの長年の絆というより同情で断ち切れなかったんだろうけど、それなら詩音のことは諦めるべきだったし、ましてや婚約とかよく出来たよね。両親の顔合わせもなんだかんだ嘘ついて、元カノを優先したってことでしょ？これに関しては許せない。笑　御曹司なら尚更不倫とか揚げ足取りになるのに何考えてんだろ。詩音に浮気バレして詩音が家からいなくなって、ようやく喪失感とかある意味、当然だと思った。後悔先に立たず。詩音、モテ女だからそんな中途半端に同情で浮気する人より一途に愛してくれる人と幸せになればいいと思ったけど、子どもが出来て、いろんな意味で人生が変わったと思う。最終的に、詩音が1番一緒にいたいと思う人と一緒になれて良かった。

拗らせまくりのイケメン御曹司。口では横暴で俺様だけど、行動はめっちゃ紳士。困っていたら助けてくれ、咲凛が天涯孤独になった時には、(恐らくその時点で)咲凛の全てを背負うつもりで衣食住を与えてくれた。しかも咲凛の事が好きでも隠し通し、咲凛の意思や自由も与えてくれていた。海外転勤を目処に昴生も動こうと思っていたけど、計画より早く転勤になり結婚話しに。笑　少しのジャブもないところからの、婚姻届を出されたらそりゃビビる。けど、実は咲凛も昴生が好きだったから願ったり叶ったり？？咲凛に出会ってから昴生のずーっと一途なのに、咲凛を大事にし過ぎて拗らせて進まないところも、それでも転勤となれば相手がなんと言おうと離れず連れて行こうとする所も、咲凛の夢を必死で叶えようとするところもかっこよかった。

フクザツ！！笑　あまり接点のない同期を元カノと同じマンションで短期間でも一緒に生活するなんて普通は無理。彼氏はいなくても芽衣には片思いしている人がいるし、しかも唯和は異性だし。しかも、唯和、家事は一切出来ないから、イケメンじゃなかったら(←そこ？笑)即拒否レベル。そりゃ元カノにエントランスで会えばストーカー呼ばわりされるよね。でもその元カノも好きな人が帰国したら、愛情再燃して同棲までしている唯和を追い出すとか･･･急に訳も言われず追い出された唯和に同情した。芽衣の好きな松野君も食事とか誘ってくるけどなんか進まないし。そこまでだったのかな？芽衣も唯和もお互い意識していないからバンバン言いたい事を言っていたけど、徐々にお互いが大切で必要な人に変わり、ハピエン。色々フクザツだったけど、丸く収まって良かった。

有里がネトゲのために残業しないように、時間内に仕事を終わらせたり、社長秘書になった事で妬み僻みを受けてもそれをモノともせず、世界の中心がネトゲな所が面白かった。しかも、モテ社長直真にも全く興味を示さず淡々としているところも、その態度に逆に動揺して有里が気になり出す直真も面白かった。ただ2人の恋のかけ引き勝負が一瞬すぎて、え？！有里、直真のこと好きだったの？？とビックリ。なんかあっという間に両思いで結婚したから混乱した。
結婚生活は直真が有里にタジタジで、頭上がらないけど幸せな感じが伝わってきてニヤけた。

幼馴染みで、この距離感、何かきっかけがないとなかなか関係性を変えるのは無理だよなーと納得。笑 もうそれはそれは香月の過保護っぷりに千春への執着と愛をひしひしと感じた。千春は心臓のことがあるから「特別」と思っていたみたいだけど、なんかその心臓のことがあろうがなかろうが香月の中で千春の存在は変わらなく、ずーっと特別なんだと思った。だから千春の香月への特別と同じ。千春は香月への思いに蓋をしてちょうどいい距離感を保っていたけど、距離感越えてこられたら好きが溢れるよね。特別だから心配するし大事にするし、守りたい。香月は千春のやること、好きなこと全て尊重しているし、苦しいときには逃げ道を作ってくれて(自分のテリトリーに常におくようにしたけど。笑)愛が深かった。

彰人は里穂子が気になっていて、元カレのせいで自己肯定感も低く追い詰められ、さらには行き場をなくした里穂子を家政婦として居場所と仕事を与えた。そこから契約結婚を持ちかけたけど、それも元カレから里穂子を守る為と自分も見合いから逃れるためだった。彰人は自分の気持ちに気付いた時点ですぐに契約結婚の撤回とプロポーズ。しかもお義母さんの暴走にもちゃんと対処して、常に里穂子を一番に考えているところが素敵だった。里穂子が妊娠中の溺愛も良かった。お義母さんも少しずつ距離が縮まってなんだかんだ大事にしてくれてよかった。赤ちゃん生まれたあとも見たかった。

良かったー。郁と彩葉はなんか一緒にいる空気感も良くて、お互い尊重し合っていて、初々しい恋愛観も残っていて、でも年齢とか状況、置かれている立場でどこかセーブしつつ、深いところでは繋がっているという。お互いが唯一無二の存在。もう、前回の続きから2人の様子を見れて良かった。さら前回の機内のアナウンスのシーン、再会のシーンに今回も泣いた。笑
さらに郁の「1人で煮詰まるんじゃねぇよ！！考える時も決断する時も、俺も一緒にいさせろやっ」にキュン死でした。とても良かったー！！

両片思いからの契約結婚で遠回りしたけど、その過程に義姉の縦横無尽に振り回され、琴音の職場に来て店長と会って契約結婚であることを話したり、龍聖の職場に突撃したり、もうイライラハラハラ。しかも、親友絵麻ちゃんも龍聖信者だから何かやらかすかも…と最後までドキドキしたけど、絵麻ちゃんは特に何もなく、碧くんと幸せになったようで良かった。笑
義姉もなんか蓋を開ければ、お父さんを取られた不信感や家族に馴染めない苦しさからの暴走？じっくり話したら落ち着いたようで良かった。龍聖と琴音は両思いで大学の卒業してからもずっと思い続けて、でもなぜか告白ではなく契約結婚という形で結婚。ジレジレだったけどそりゃ長年の両思い。思いが通じ合えばラブラブ感半端なかった。個人的にAYAIの店長も幸せになってほしい。みんな丸く収まってほっこり。

仁は好きで好きでコネを使ってお見合いをしてまで葵を手に入れたのに、愛情を伝えず、焦りと思い込み、言葉足らずで葵を孤独に追い込み、葵がいる生活だけで満足し、葵は借金を肩代わりしてもらった手前、自分の思いを全て封じ込め、時に惨め思いや淋しさを感じながらもその生活に耐える日々。お互い違う意味で拷問生活。それが少しずつ心の距離を縮めていったのに、あのパリ事件。仁の詰めの甘さも元カノとの距離感もバグってた。そして元カノの嘘。関係が危うい2人にはそれが決定打となり、離婚。葵の気持ちが切なすぎて涙が止まらなかった。それでも仁の葵への想いは変わらず時を経て、出会いからやり直し。ようやくハピエン。良かった。