舞台は静岡にある海辺のペンション。 ペンションオーナーの姪の美月は叔父の手伝いをするためにこの海辺の町に来ていた。 東京の啓徳大学ミステリー研究会のサークルメンバー7人も合宿の名目でこのペンションを訪れる。 そして嵐の夜、悪夢を告げる鐘が鳴る。 閉じ込められたペンションで次々と起きる殺人事件。 犯人は誰？　動機は何？ 疑心暗鬼になる学生たち。そして美月の背後に迫る黒い影。 永遠と絶望の白昼夢。それは夢か現実か…… ※この物語は犯罪、違法行為を助長するものではなく、法律、法令に反する行為を容認、推奨するものでもありません。 また実在する人物、団体とは関係がありません。 フィクションのミステリーとしてお楽しみください。

デートの場所は放課後の美術準備室。 無心にキャンバスに向かう猫背の背中を、彼女は今日も見つめていた。 好きになってはいけない人でも……それでも先生が好きなんだ。 早河シリーズ序章【白昼夢】主人公である美月の親友、比奈の恋物語。 早河シリーズ及び【白昼夢】未読でも問題なく読めます。 ※早河シリーズは『ベリーズカフェ』で連載しています。 このお話が気に入った方は、よろしければ早河シリーズ本編も覗いてみてください✧