菊池まりなさんの作品一覧

運命の契約書

総文字数/122,746

恋愛(純愛)30ページ

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こちらはマンガシナリオになります。 「第9回noicomiマンガシナリオ大賞」にエントリーしています。 神崎蓮は大手商社「神崎グループ」の若き専務。冷静沈着で完璧主義だが、過去の恋愛で裏切られた経験から心の壁を作っている。一方、横井美優は苦学する大学生。正義感が強く、将来は国際機関で働くことを夢見ている。 ある雨の日、美優がアルバイト先のカフェでクレーマーに困っているところを蓮が助ける。後日、美優は蓮の落とした名刺入れを返しに会社を訪れるが、そこで二人の間には大きな社会的格差があることを痛感する。 その後、大学の説明会で再会したことをきっかけに、蓮は美優にインターンシップを提案。美優は一度は断るものの、蓮の誠実さに惹かれ徐々に心を開いていく。やがて二人は惹かれ合い、恋人同士となる。 しかし、蓮の元婚約者である宮下麻里子の登場により、二人の関係に暗雲が立ち込める。麻里子は様々な策略で美優を苦しめ、ついには二人の間に決定的な誤解を生んでしまう。傷ついた美優は蓮に別れを告げ、二人は一度は道を違えてしまう。
桜散る前に

総文字数/84,349

恋愛(純愛)29ページ

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老舗和菓子屋「桜屋」の一人娘、高橋亜矢は、東京での大学生活を終え、故郷の金沢に戻り家業を継ぐ決意をする。伝統を重んじる父、健一郎の期待に応えようとする一方で、心の奥底では自由への憧れを抱いていた。 そんな中、金沢の街並み再開発プロジェクトの責任者として、大手不動産会社のエリート、西村翔太が東京からやってくる。現代的な価値観を持つ翔太と、伝統を守ろうとする亜矢は、再開発の説明会で出会い、互いの考えに反発しながらも、その真摯な姿勢に惹かれ合う。 ひょんなことから二人は互いの立場や想いを理解し始め、密かに会うようになる。亜矢は翔太に和菓子作りを教え、翔太は亜矢に新しい世界を見せる。しかし、亜矢の父が二人の関係に気づき、猛反対。さらに、翔太の再開発計画が亜矢の実家周辺も対象地域に含むことが判明し、事態は悪化する。 身分違いの恋、そして家族の反対。様々な障壁が二人の前に立ちはだかる。亜矢は父によって座敷牢同然に監禁され、翔太は会社から東京への転勤を命じられる。愛し合いながらも、別れざるを得ない状況に追い込まれた二人は、それぞれの道を歩むことになる。 3年の月日が流れ、亜矢は見合い話が進み、翔太は仕事に打ち込む日々を送るが、互いを忘れられない。そんな中、亜矢の母が病に倒れ、死の床で娘の本当の幸せを願う言葉を残す。母の死をきっかけに、父は自分の頑なさを反省し始める。 母の葬儀に現れた翔太は、亜矢への変わらぬ愛を告白する。二人の純粋な愛情を目の当たりにした父は、ついに心を開き、二人の結婚を許す。翔太は会社を辞め、金沢で地域密着型の建築設計事務所を立ち上げ、伝統と革新を融合させた街づくりに取り組む。亜矢も和菓子店を継承し、現代的な要素を取り入れた商品開発を始める。 翌年の桜の季節、亜矢と翔太は結婚式を挙げる。多くの人々に祝福され、二人は手を取り合い、新たな人生を歩み始める。金沢の街には、伝統と革新が調和した美しい風景が広がっていた。
アンケート

総文字数/112,590

ミステリー・サスペンス104ページ

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フリーターの三枝美佳は、謝礼に惹かれて軽い気持ちでオンラインアンケートに回答する。しかし最後の設問で「消えてほしい人の名前」を書いた直後、その人物が謎の死を遂げる。 やがて「次の質問」が届き、美佳は逃れられない“選択”を迫られていく。やがて判明するのは、自分だけではなく他にも同じように“選ばされた”者たちが存在するという事実。 答えれば誰かが消え、拒めば自分が狙われる── 繰り返される悪意の連鎖と操作された運命の果てに、美佳がたどり着くのは…。
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25歳の朱里は、同じ部署の先輩・嵩にずっと片想いをしていた。けれども不器用な朱里は、素直に「好き」と言えず、口から出るのはいつも「大嫌い」。彼女のツンデレな態度に最初は笑って受け流していた嵩も、次第に本気で嫌われていると思い込み、距離を置き始める。 そんな中、後輩の瑠奈が嵩に好意を寄せ、オープンに想いを伝えていく。朱里は心の奥で「私は本当は死ぬほど好きなのに」と叫びながらも、意地とプライドが邪魔をして一歩踏み出せない。 しかし、嵩の転勤が決まり、別れが迫ったとき、朱里はついに「大嫌い」と100回も繰り返した心の裏にある“本音”を告白する決意をする――。
アンケート ― 選ばないという選択 ―

総文字数/95,351

ミステリー・サスペンス31ページ

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アンケート事件からしばらく後。 三枝美佳は、選択に縛られないはずの日常の中で、些細な決断さえ迷う自分に気づいていた。 停止したはずのシステム〈LAPIS〉は、水面下でなお人々の“選択の痕跡”を集め続けており、美佳は今度は被験者ではなく「次期アンケート設計者候補」として目をつけられる。 同時に、強制ではないが「答えないと不安になる」新たなアンケート文化が広がり始めていた。 世界を変える力を持つ問いを作れるのは、美佳しかいない──そう信じる者たちと、再び誰かを選ばせてしまうことへの恐怖の間で、美佳は揺れる。 そして彼女が選んだのは、問いに答えることでも、問いを作ることでもなかった。 美佳は「選ばない」という選択を引き受け、答えのない問いを抱えたまま生きる道を選ぶ。 問いを疑う自由こそが、人間らしさなのだと信じて。
ミステリーバスツアー

総文字数/2,325

ホラー・オカルト1ページ

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毎日、家と会社を往復するだけの単調な生活に疲れていた「私」は、駅前で見かけた「行き先不明のミステリーバスツアー」の広告に興味を持ち、軽い気持ちで参加を申し込む。 ツアー当日、集まった参加者たちはバスに乗り込み、目的地を知らされないままアイマスクを着けて出発する。長い移動の末、添乗員の指示でアイマスクを外したとき、「私」の目の前に広がっていたのは、予想もしなかった場所だった。 戸惑う参加者たちの中で、「私」はやがて、ある奇妙な違和感に気づき始める。静まり返ったその場所で、「私」を待っていたものとは――。
名前を呼ぶまで、春は来ない

総文字数/88,640

青春・友情20ページ

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人と深く関わらず、ただ波風を立てないように日々をやり過ごす高校二年生・桜井澪。教室にいてもいなくても変わらない存在でいることが、彼女にとっての安全だった。中学時代、孤立していた親友に声をかけられなかった――その後悔が、今も澪の心を縛り続けている。名前を呼ぶこと、呼ばれることは、彼女にとって「踏み込む」行為だった。 新学期、成り行きで足を踏み入れた写真部で、澪は朝倉恒一と出会う。穏やかで、他人の話を急かさずに聞く彼は、澪の撮る写真に不思議な温度を感じ取る。「静かだけど、逃げていない写真だね」――その一言が、澪の胸に小さな波紋を広げる。写真を撮る時間だけは、言葉にできない本音を隠さなくてよかった。二人はシャッター越しに、少しずつ距離を縮めていく。 やがて澪は、恒一が数年前に兄を亡くしていることを知る。最後まで名前を呼べなかった後悔を抱えたまま、彼もまた前に進めずにいた。互いの痛みに触れたとき、二人の関係は友情とも恋ともつかない、確かな絆へと変わっていく。しかし、澪の過去を知る同級生の噂がきっかけで、彼女は再び孤立へ追い込まれる。写真部の居場所も壊れ、「私はやっぱり、誰の人生にも必要ない」という思いが、澪の心を覆っていく。 迎えた写真展当日。澪は会場へ行かないつもりだった。けれど、母の何気ない言葉に背中を押され、足を運ぶ。そこに展示されていたのは、澪自身が撮った一枚の写真と、空白だけが記されたタイトルだった。人混みの中、不意に名前を呼ぶ声が響く。真正面から向けられたその呼び声に、澪は初めて立ち止まり、逃げずに応えようとする。 名前を呼ぶことは、誰かの人生に踏み込むこと。名前を呼ばれることは、自分の存在を肯定すること。 春は、名前を呼ばれたところから始まる――これは、声を失った少女が、自分の人生に返事をするまでの再生の物語。
その名前を、呼べたなら

総文字数/60,231

恋愛(純愛)18ページ

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市役所福祉課で働く佐倉恒一は、三十五歳。穏やかで誠実な性格だが、人との間に一定の距離を保ち、感情に踏み込むことを避けて生きてきた。誰かを大切に思うほど、失う怖さが大きくなることを、彼は知っているからだ。 ある日、恒一は九歳の少女・山本ひよりと出会う。母親の体調不良を心配し、ひとりで窓口を訪れた彼女は、別れ際にふと呟く。 「大人って、名前を呼ぶの、遅いよね」 その言葉は、理由の分からないまま恒一の心に残り続ける。 病院との連携を通して、恒一は医療ソーシャルワーカーの篠原由紀と知り合う。由紀は人の痛みに真っ直ぐ向き合う女性だった。仕事を重ねるうち、二人は少しずつ距離を縮めていくが、恒一は由紀の名前を呼ぶことができない。惹かれているはずなのに、一線を越えることを恐れていた。 恒一が感情を閉ざす理由は、過去にあった。 入院していた母からの留守電を後回しにし、折り返さなかった夜。翌朝、母は亡くなっていた。「呼ばれたのに、応えなかった」後悔は、恒一の中で消えない傷となり、誰かを深く想うことそのものを拒ませていた。 一方、ひよりの母・美和の容体は悪化していく。名前を呼ばれることを避け続ける母と、呼びたいのに呼べない娘。大人たちが踏み出せずにいる中で、子どもであるひよりだけが「終わりの気配」に気づいていた。 美和が緊急入院となり、恒一は再び立ち止まる。しかし由紀の問いかけが、彼を揺さぶる。 「今度も、逃げますか?」 母の遺品から見つけた手帳には、短い言葉が繰り返し書かれていた。 ――今日は、恒一を呼んだ日。 名前を呼ぶことは、存在を認めること。失うためではなく、生きている今を確かめるための行為なのだと、恒一はようやく理解する。 病室で、ひよりは母の名前を呼ぶ。微かな反応。 同じ瞬間、恒一は心の中で初めて由紀の名前を呼ぶ。 すべてが終わったあと、恒一は由紀の名前を声に出す。それは告白ではなく、未来へ踏み出すための小さな一歩だった。 振り返った彼女の名前を、今度は迷わず呼べる気がした―― 静かな恋の始まりとともに、物語は幕を閉じる。
恋のリハーサルは本番です

総文字数/302,112

恋愛(ラブコメ)218ページ

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――恋のリハーサルが、本当の恋になるなんて誰が思っただろう。 新人舞台俳優・桜井蓮は、初舞台を控えて緊張の日々を送っていた。 そんな彼の前に現れたのは、明るく天真爛漫な若手脚本家・水無月あかり。 台本を通してぶつかり合いながらも、二人は次第に互いを支え合う存在となっていく。 ところが、蓮のライバル俳優・高峰翔の登場により、稽古場の空気は一変。 さらにヒロインの代役として、蓮の幼なじみで彼に想いを寄せる椎名美咲が加わったことで、 恋と芝居の境界線が曖昧になっていく。 「恋を知らなきゃ、恋を演じられない」 ――あかりの提案で始まった“恋愛リサーチ”という名のデート練習。 それはやがて、二人にとって“リハーサルではない本当の恋”へと変わっていく。 舞台の成功、すれ違い、嫉妬、告白未遂―― 幾度もの誤解と試練を経て、蓮とあかりは互いの本当の気持ちに気づく。 初舞台を成功させた後、俳優として成長していく蓮と、脚本家として羽ばたくあかり。 離れていても心はつながり、再会の日に二人は再び“人生という舞台”で結ばれる。 ラストシーンでは、映画の初日舞台挨拶で蓮がサプライズ・プロポーズ。 あかりの涙の返事は「はい、喜んで!」 ――二人の物語は、ようやく“リハーサル”を終えて“本番”を迎える。 エンドロールでは一年後、新居で台本を読み合う二人の姿。 「愛してるよ、脚本家様」「私も、俳優様」 笑顔で抱き合う二人の姿が、まるで幸せなラストシーンのように幕を閉じる。
君恋し

総文字数/75,367

歴史・時代18ページ

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大正時代。地方の小駅で働く鉄道員・伊藤忠範は、毎朝すれ違う生機工場の女工・小野雅子に淡い想いを寄せていた。 やがて二人は互いの気持ちを確かめ合うが、工場では抗議ビラ騒動や機械破損事件が起こり、雅子は後輩を庇ったことで処分の対象となり、転居を余儀なくされる。 一方、忠範には東京への突然の異動命令が下る。遠距離となった二人は文を交わす約束をするが、雅子の生活は不安定で手紙は届かず、やがて音信が途絶える。誤解や噂が重なり、心の距離も離れていく。 数年後、忠範は鉄道員として成長しながらも、雅子の姿を忘れられないまま生きていた。 ある春の日、故郷の駅で見かけた赤い手拭いの女性は、雅子だったのか――。 確かめる間もなく列車は動き出し、忠範の胸に“君恋し”の想いだけが静かに残る。
45歳、妊娠しました

総文字数/35,262

その他51ページ

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45歳のキャリアウーマン・佐藤美香は、大手商社で責任あるポジションを担いながら、19歳の娘・結衣と夫・健一とともに忙しい毎日を送っていた。体調不良を更年期だと思い込んでいたある日、突然のめまいで倒れた美香は、病院でまさかの「妊娠」宣告を受ける。 高齢出産という現実に戸惑いながらも、夫は徐々に喜びを見せるが、娘は「今さら弟や妹なんて」と反発。職場や親族の反応も賛否に分かれ、美香は孤独と不安のなかで、自分の人生を見つめ直していく。 仕事、家庭、年齢、そして新しい命。揺れる心の中で、美香は「産む」ことを決意。家族との衝突と和解を経て、ひとつの命が家族の絆を再びつなぎ始める。 やがて迎える出産と、家族の変化。45歳で再び「母になる」という選択が、彼女の人生に新しい光をもたらしていく──。
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恋愛経験ゼロの完璧主義大学院生・田中優太は、研究室の後輩に一目惚れ。 「恋愛もデータで攻略できる!」とExcelとAIを駆使するが、結果はエラーとバグだらけ。 ぎこちないアプローチに失敗するたび、図書館で出会う文学少女・静香が的確にツッコミを入れてくる。 やがて優太は、計算通りに動かない“人の気持ち”という未知の変数に直面し──。
歪んだ愛の果てに

総文字数/123,168

恋愛(キケン・ダーク)30ページ

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こちらはマンガシナリオになります。 「第9回noicomiマンガシナリオ大賞」に応募しています。 出版社で働く葵は、暴漢に襲われた夜、謎の男・蓮に救われる。だが再会した彼は、偶然を装い葵の生活に入り込み、次第にその愛は執着へと変わっていく。恐怖の中で葵は逃げようとするが、蓮の孤独と狂気は止まらない。やがて葵は「それは愛じゃない」と彼に告げ、カウンセリングを条件に“友人”としての再出発を提案する。蓮は少しずつ変わり、命を懸けて葵を救ったことで、ようやく真の愛に気づく。歪んだ愛は、赦しと再生の中で静かに形を変えていく。
あの町の言葉、この町のわたし

総文字数/92,048

その他25ページ

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福井の小さな町で育った村瀬菜月は、大学進学を機に東京へ上京する。 新生活に胸を膨らませる一方、つい方言が出てしまい、周囲の学生たちから「なにそれ?」と笑われることもしばしば。恥ずかしさから標準語を必死に練習するが、どこかぎこちなく、自分らしさを失っていく感覚に悩むようになる。 サークルやアルバイト先で出会う友人たちとの交流を通じて、菜月は少しずつ自分の言葉や故郷の思い出を語れるようになっていく。笑われることもあるけれど、それ以上に「いいな」「なんかあったかいね」と言ってもらえることが増えていった。 標準語を身につけながらも、福井弁という「自分だけの声」を大切にすること。──東京で過ごす四年間の中で、菜月は仲間との出会い、恋、失敗や涙を繰り返しながら、「あの町の言葉」と「この町のわたし」を結ぶ自分らしい生き方を見つけていく。
桜の記憶

総文字数/64,461

恋愛(純愛)52ページ

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幼い頃に事故で家族を失い、記憶をなくした佐藤美咲は、東京で出版社に勤めながら、どこか自分の居場所を見いだせずにいた。ある春の日、編集者として訪れた京都で、美咲は老舗和菓子店「桜月庵」の若き店主・悠人と出会う。なぜか彼の作る和菓子に強く心惹かれた美咲は、会社を辞め、京都で新たな生活を始める。 やがて彼女は、「桜」「和菓子」「兄」という断片的な記憶と向き合いながら、自分がかつてこの町に住んでいたこと、そして悠人が実の兄であることを知る。 隠された家族の過去と、美咲が心にしまい込んでいた痛み。 記憶の先にある“本当の家族”の形を、美咲はゆっくりと探し始める──。
堕ちていく

総文字数/50,721

恋愛(純愛)38ページ

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紗英は、転職して入社した会社で陽介に出会う。紗英は陽介に一目惚れしてしまい、恋に落ちるが、交際数ヶ月後に、陽介には妻子があることを知らされる。
交換日記

総文字数/3,594

その他1ページ

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大学院生の「私」と、同じカフェの向かいの席に通う女性・美月は、三年間一度も会話を交わさず、置き忘れられたノートをきっかけに交換日記を始める。互いの日常や想いを文字で交わす中で特別な関係が築かれるが、美月は家族の介護のため青森へ帰ることに。最後に会う約束をするも果たせず、別れの手紙だけが残る。三年後、雨の日に再び現れたノートには、美月からの「お久しぶりです」の文字。二人の物語は新たな一歩を踏み出す。
小さな星の願い

総文字数/3,304

その他1ページ

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妻を亡くした73歳の佐藤恵一は、夜ごと公園で星を眺めて過ごしていた。ある夜、母の余命を知って泣く7歳のゆりと出会い、星に願いをかける日々が始まる。二人は家族のような絆を育むが、やがて母は旅立つ。ゆりは新しい家族に引き取られ、ペンダントを託し別れを告げる。恵一は写真を贈り、互いの心に光を残して生きていく温かな物語。
最後の手紙

総文字数/9,104

その他6ページ

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『最後の手紙』は、認知症を患った祖母・花子が、孫娘・美咲に毎日手紙を送り続ける中で、世代を超えた愛の絆が描かれる感動の物語です。 最初は混乱した内容に戸惑う美咲でしたが、手紙に込められた過去の思い出や深い愛情に気づき、やがて花子との文通を通じて理解と受容を深めていきます。花子の症状が進行し、文字も乱れていく中でも手紙は続けられ、ついには「愛は記憶よりも深く残る」と綴られた最後の未完の手紙が見つかります。 美咲はその言葉を胸に、今度は自らが手紙を書き続け、祖母から受け継いだ「文字に込める愛」を次の世代へと伝えていく決意を固めます。
小さな灯台

総文字数/1,807

絵本・童話1ページ

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海の見える町に、ちいさな灯台がぽつんと立っていました。 灯台の名前は「ルミ」。 赤と白のしま模様の、丸っこくて愛らしい姿。人々からは「キャンディ灯台」と親しまれていました。
私たち、不協和音

総文字数/36,167

恋愛(学園)32ページ

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高校の音楽科で出会った4人の生徒たち。 同じアンサンブル課題に取り組むなかで、少しずつ惹かれ合い、すれ違い、言葉にできない想いが募っていく。 「好き」の音が重ならないまま、時間だけが過ぎていく。 けれど、最後の演奏で、彼らは確かにひとつになった。
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「もう恋なんて…。」「どうせ叶わない恋…。」そう思っていた女性たちが、恋のエッセンスを加えることで、恋が成就するストーリー。
森の魔法の秘密

総文字数/3,206

絵本・童話1ページ

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森の奥深くにある魔法の泉の力が弱まり、森の生き物たちが危機に瀕していることを知ったクマのクゥくんとウサギのピョンちゃんは、不思議な音と金色の葉っぱの導きで、迷子のキツネの子コンくんと出会います。コンくんが持つ青い石「呼び石」の光と、古い地図を頼りに、彼らはフクロウのような不思議な老人に出会います。老人は、泉の力を失わせているのは魔法の水を盗む者で、その犯人はマムル王だと告げます。
星の声

総文字数/12,449

絵本・童話1ページ

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深い緑の森の小さな村に住む7歳のヒカリは、ある日空から落ちてきた小さな星、ホシノと出会います。ホシノは地上にいると力が弱まり、空に帰らなければなりませんが、一人では帰れません。ヒカリはホシノを助けるため、村一番の賢者マツバさんの助言に従い、満月の夜に星見の丘へホシノを連れて行きます。星見の丘で満月の光を浴びたホシノは力を回復し、空に帰っていく準備を整えます。しかし、別れを惜しみつつも、ホシノはヒカリに星のネックレスを贈り、北の空で輝く小さな星として、永遠に友達でいることを約束します。ヒカリはホシノとの友情を胸に、毎晩北の空を見上げるようになりました。
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