七七四さんのレビュー一覧
root(平方根)が出てきた瞬間に寒気がしました。ホラー小説は苦手なので一気に、なるべくハッピーエンドそうな気分で読む事にしています(苦笑。 こっそり裏話ですが、ビビリな自分は途中からケータイをPCに持ち変えました。 イメージは森さんの某シリーズでしたが、違いますね。別の本のイメージ。美少女が父親の関係者を爆弾でドンパチやる作品です。主人公の天文学少年の妙に大人びたところが似ているように感じました。まあ、それだけで全然違う本です。 文章はカタチとしてはあんまり好きじゃないです。特に半角カナは自分のPCでは表示されないので面倒でしたし、文の途中で行間があるのは嫌いです。 ホラーに辛口の(怖かったという理由で星3つ以上付けられない)自分の評価は2つが妥当ですが、ハッピーエンドなんで3つです。
タイトルに惹かれて読みました。恋愛モノにしてはさっぱり爽やかです。 BABY BLUEを意訳すると青色が好きな恋人って感じでしょうか? 短篇ですが読み応えもあります。 文章はイマドキですが、爽やかでぬくもりがある雰囲気を良く出しています。やさしいおはなし。
THE シュール。斬新の一言です。分かる人にしか分からない不思議な世界がここにはあります。 文章の構成や内容は、適度な脱力感があり自然体。トビラがもどかしいです。 兎に角、この自由度数100%の面白さと言ったら罪です。
夏といえば爽やかな作品です。情景が溢れてくる表現と、どこか懐かしい瓶入りサイダー。ビルに囲まれて育った自分には別次元の話に聞こえなくもないです。 自分はこういう、前に進もうとする作品が好きなんで、一気に読ませていただきました。 軽く韻をふんでみたり、文末をウ段で終わらせてみることでスピード感があります。 個人的にはもう少し長くても大丈夫な感じがします。
ケータイ小説らしく小文字や顔文字も登場するので、苦手な方には苦手かも知れません。自分は小文字が苦手です。 「、」を使わないことで、スピード感とリズム感のある作品になってます。 コメディタッチなので、深読みする前に結論。この感覚が爽快です。
旧漢字を使われているので、ムツカシイのかと思えば、そうでもなかったです。自分にはちょうど良かったと思います。 特殊な空間とか、醸し出す雰囲気の表現が気に入ってます。 初めて読んだケータイ小説が「櫻の園」でした。
恋愛ジャンルのケータイ小説は苦手でしたが、この作品は素敵です。 胸キュンというやつです。 書き方も人を引き付けるし、何より言葉を選んで書いていて、読みやすいです。 ただ、イマドキな感じで溢れてて、自分は苦手です。個人的にはケータイ小説に意外性を求めるので。