ー今日私はまた転校するー 「千春ちゃん、元気でね」 「はい、おばさん今までありがとうございました」 私は軽くおじぎをした。 …転校か いや、転校もするけど…はっきり言えば保護者がかわる。 ただ、それだけのこと。 私はそんなことを考えながらタクシーに乗りこんだ 窓の外から悲しそうに手を振るおばさんがいた それが、私にはおばさんは私がいなくなって喜んでいるように見えた。 けど、どーでもいい，これが自然に私の口癖となっていった…

アタシは昔から何でも完璧だった 　 けど、アイツによって崩されていった…

白石 雪那〈しらいし せつな〉 白石 春兎〈しらいし はると〉 それは結ばれることのない 禁断の恋