bikkeさんのレビュー一覧
人生の岐路には成り行き任せと決断の時があって、その都度上手く行くとは限らないけれど。正しい選択だったんだと、自分で納得出来るよう、いつでも自分に正直に生きたいな。そう思わせてくれる作品でした。お勧めです♪
常に追い込まれる都会の生活に疲れた というより忙殺されたメグミ 自分が好きかどうかもわからなくなった 祖母のつてをたより、巡り着いた海辺の田舎町 といってもチャリで片道50分ww 出会ったシュガーは 甘いのか辛いのか ひたすらマイペースなオプチミスト 相容れない人生観に戸惑うも 生きるってそういうことかも、と感じ始めたメグミ 空を見上げて 人生がこの地球の一部にすぎないことに気が付いて 太陽の眩しさや海の煌めきと同じくらい人の笑顔や悲しみが自然なことなんだと シュガーはシュガーだから良いのだと わたしはわたしだから良いのだと 新たな一歩を踏み出す勇気が湧いてきた おばあちゃん、ありがとう! 人生に躓いた若者におススメします♪
ほんとうの自分の気持ち つい口をついて出た言葉 苛立ったり 戸惑ったり 後悔したり もてあましてしまう自分の心 そんな自分を素直に受け止めて 鏡のように映してくれる存在 見えない自分を 見つめてくれる存在 わからない でも好き 少年と少女の中に芽生えた 仄かな想いの中に とても大切な人と人との関係性を見つけた気がしました ちょっと大人になれた キミに触れた夜 tomo4さん、素敵なお話をありがとう!
親のいいつけを守るのは ある意味自己防衛 親の愛と信頼を失いたくない裏返し けれど 親が子に厳しく接するのは 自分を乗り越えて貰いたいからこそ 会社を背負う重圧を 親に従順であることで誤魔化してきた達也 愛さえも会社の為に手放した そんな彼の狡さと弱さを 歯がゆい思い出見守っていた父 「君だけはあきらめない」 達也にそう思わせた園子ってどんな娘なんでしょう? 「お嬢さん、君とのビジネスは成立だよ」 そう彼の父親に言わせた園子は何をしたんでしょう? 甘甘だけではない、親と子の葛藤もこの物語の読みどころです。 勿論、甘さ全開です(笑) オススメです♪
好きという言葉が素直に口に出せないのは 胸に詰まったキャラメルポップコーンのせい 甘い空気だけ飲み込んで それだけでお腹一杯になった気分になる 目を瞑って食べたバームクーヘンは ぼそぼそして喉を通らない 惰性の愛に傷つけられたわたし いつの間にかわたしの横に寄り添っていた君 真っ直ぐに届けられた甘く熱い想いを 貪るように口にすればたちまち胸焼けしてしまうじゃない ハイカロリーな愛を消化するには いつまでも夢を追いかける気持ちと 共に走る君が必要です 理想の恋愛には いつまでも走り続けられるエネルギーが不可欠ですものね♪
親に早く結婚を!と迫られてる有希は、なんだか釈然としない。 優秀な自慢の娘だった筈なのに、いつの間にか結婚できない駄目娘に格下げされるなんて! おまけに、恋人に浮気されるは、セクハラに会うは、あげくの果てに仕事まで失ってしまう。 母親に体裁を繕う為に、有希が雇った恋人代行の川畑さん。 有希の恋人役をそつなくこなす筈だったのだが……、この男、かなりの曲者でした。 ここからお話は、ミステリアスな展開へと転がりはじめます。 有希の選んだアルバイト先さえ、彼の思惑の内にあったのでは?と疑いたくなる。 結婚、という文字を目の前に吊るされると正常な判断力を失うのが適齢期の女というもの。 恋愛を進めるには手練が必要なのかもしれません。 謎を追いながら、有希も手練を身につけられると良いのですが…… 練愛は成就するのでしょうか?ご一緒にドキドキハラハラしてください!
草食系ヘラヘラ引き篭り傾向の春人 実はマッチョな猛禽類系腹黒男 狙った獲物はグルグルと旋回しながら 終にはその鋭い爪と嘴で狩り採るのだ(笑) 肉食系イケイケ戦闘民族の花音 実は一途な正義感あふるる綺麗系女子 マッチョ好きが玉に瑕 男の身体の逞しさと心の強さが正比例しないことに 近頃やっと気付きはじめた(笑) ミスマッチな二人は それでも何故だか馬が合う 二人の掛け合いは可笑しくて和みます ヘラヘラ頼りなく見える春人が 実はマッチョでおまけに猛禽類だとわかってから 二人の関係は 狩るか狩られるかの大攻防(笑) 笑えます♪
己の身体を知る 無理せず 楽せず 労わり休める それがどんなに大切なことなのか この闘病記録を読んで 痛み入りました 現在進行形の苦しみを 笑って綴る彼女の明るさが 沢山の幸を呼び込みますように♪
無口で巨人なマスくん 喧嘩がめちゃ強くてマスクが似合う 私の前では 普通に無口で ちょっと可愛い マスくんは無口なんじゃなくて 喋るのが面倒なだけ 孤独を愛する戦士なのだ マスくんと私は アダ名で呼んだ時から微秒に親密な関係 マスくんの隣りは思いのほか居心地がいい いつの間にか二人だけの秘密の時間が増えていく これって付き合ってるって言うのかな? ビミョウ~ 私はマスくんが好きなのかな? ビミョウ~ 微妙過ぎて思考停止 マスくんと私の 濃密で微妙な関係(笑)
ミナとミナトは 音だけじゃなく心が似てる ミナの心が傷つけば ミナトの心が泣く ミナの心が寂しがれば ミナトの心が温める ミナトの心が喜べば ミナの心が笑う そうして二人は ミナとミナト ミナトとミナで 二人の心は トレモロのメロディのように 心地よく繰り返される 二人の名前の由来にも心温まります とても心地よい 恋のメロディ
自分の本音の心の声を アウトローだと自認するトシコ 彼女の信条は自分らしく生きること だから 基本他人は信用しない 恋にも本気にはならない 結婚なんて論外 それでも 人は一人では生きていけないんだよね ナガタさんが教えてくれたのは 本音を隠す必要はないこと 本音を殺さず人と交わること 本当の大人は社会の中で自分を持って生きているのだ ということ 寂しい気持ちは素直に 愛しい気持ちは率直に 伝えなければ伝わらないこと それは 愛しい貴方への軌道修正 今からでも可能ですか?
切れる男と切れない男 男には二種類あると思います 経験から言えば… 切れる男は弱い(笑) 自分に自信が無くて 不安に駆られて暴力に出る 恐怖で相手を支配しようとして 自分ばかりが愛していると更に不安になる 悪循環ですね でも… 事前の見極めは凄く難しいと思います 弱い男は優しく賢いですからね 人の弱さを狡賢く見抜いて その隙をチクチクつついてきます 何が本物か? 運命の相手は誰なのか? 大切な関係は、もらう愛と捧げる愛が等しくなければ成り立たない 本当の恋に巡り合うために常に問い続けたい法則です♪
資源の節約の3つのRを人生再生の掟になぞらえたお話です 限りある命を大切に生きる為 苦しみや悲しみを乗り越える為 人は魂を再生する必要があるんですね Reduce:溜まった荷物を捨て身軽になる Reuse:自分を見つめ直しくよくよ悩む時間を自分のために使う Recycle:新しい世界に一歩踏み出し違う人生を生きてみる 主人公の潤子は身体が弱く一人で生きにくい性格 全てを虚弱な身体のせいにして本音を隠して生きてきた 自立したくても頑張りが利かなくて挫折する 自分の弱さ故に元夫を傷つけたと苦い離婚を引きずっている さてさて彼女はどうやって人生を再生するのでしょうか? それを見守るのは誰でしょうか? 明紫ワールドのなかでも一際地味な彼女の見せる芯の強さが その世界に深みを与えること間違いありません! 貴方の人生にも何かをきっと残すはず、読むべし!
あ、この人となら と感じる瞬間 それは匂いに惹かれるからかもしれません 麦くんの爽やか癒し系の香りと オーナーのスパイシーな刺激的な香り 二人の匂いの間で揺れる ペールノートななずな 果たして彼女はどちらの香りに染まるのかな? そこここに散りばめられた アロマに酔いしれながら楽しませていただきました♪
結婚に夢見て 高望みする 生物学的優位性に物理的優位性 結婚イコール子育てと考えれば その環境を出来るだけ満足のいく場にしたい! と考えるのは当然のことだと思う でもでも 思考と感情は別もので 心が身体が愛を求めて悲鳴をあげる 愛する人と結ばれたい 愛する人に求められたい 愛する人の子供が欲しい 女って究極の欲張りな生き物なのですね だから神様は子供を育む権利を女に与えたもうた 身勝手な男は 結局わたし達に振り回されるのが落ちなのです(笑) 世の男が婚活に勤しむなか 女はあくまで可愛く 婚カチュ~ しましょうね♪