プロフィール
作品一覧
公開リスト一覧
公開されているリストはありません。レビュー一覧
世の中の優しい言葉や心、温かいものを集めた様な感覚の作品です。 一匹の犬目線で進むストーリーですが、激しさは無くても、日々のちょっとした心情の動きが、生き生きと描かれています。 そんな全てが一貫して、穏やかで温かい作品は良いですね。 号泣!でもない、やられた!でもないけれど、心には優しいぬくもりが残る感覚に、4星。
人間の果てを知らない「欲求」を読みたい方へ。 「愛」の奥底を恐れずに、容赦無く掘り下げたら何が見えてくるか知りたい方へ。 自分のために、嘘を付いた事がある方へ。 一方で自分の嘘を、嫌悪する方へ。 そして、汚れも美しさもエゴも優しさも全てひっくるめて、人間の「本能」から目を背けたく無い方へ。 頭で読むのではなく、体が反応する様に読めた作品の強さに、満点。
人を好きになり、その人を愛する事は、共に自分を受け入れ、穏やかに愛していく事。 この作品には、そういう命題がきちんと伝わる力がありました。 サラリと軽快に書いていますが、作者が所々に表す、 言葉を踊らせているかの様な文章の魅力が、読者の心を上手く掴んでいきます。 ラスト近くに登場する絵に、胸を掴まれました。 この作者の世界観は、もっと広がって行く気がします。その期待への、4星。
おじぎ草に宿る暖かさが、祖母と主人公を繋ぐ。 失った絆は、失った後だとしても、自身さえそれに気付けば、ずっとずっと大切な心の御守り、になる。 たった9ページで、人間の優しい部分に触れられる。 その願い、想いが直に通じた文章に、満点。
僕とユカの、理解し大切に想えるからこその心の平行線を、郷愁を交えながら、短い文章の中にしっかりと込められています。 大切にしたいからこそ、失ってしまうものがある事、 そしてまた、そこから得られる、もっと大切な事がある事。 特に2人のいたずらから、ラストへの繋がり、物凄く好きです。 読後の何とも言えない穏やかな余韻に、満点。
マイリンク
-
マイリンクの設定がありません。
好きな作家
-
登録されていません。