若くして片胸を失ってしまった伊織。
女としての象徴を失う事で、女でなくなったかのような気持ちに陥ったのでは…?
もしも自分が伊織と同じ立場だったら…。
そう考えると辛く、切なく、とてもやるせない気持ちになりました。
勇気を出した伊織の告白に躊躇してしまった主人公の悠次。
そんな悠次の心の動きが見事に表現された男性目線のお話です。
傷付き、悩み…擦れ違った想いを再確認した二人。
きっと誰よりも幸せになれるはず。
病魔が二人を分かつ事なく結ばれる事を願って…。
思わず応援したくなるストーリーです。
ぜひ読んでみて下さい。