柚木海月さんのレビュー一覧
三人がそれぞれの立場や理由で「キモチ」を紡いでいく。 ある時は純粋に ある時は人間らしく 表現の違いこそあれ、精一杯の気持ちが溢れています。 噛み締めながら読んでほしい作品。
そう 壊れた蛇口から水滴が滴り落ちる様に 暗がりの路地に響く足音の様に ひたひたと恐怖が忍び寄ってくる。 決して 真夜中に読んではいけません。 それは 「あなたを狙っている」
文章の丁寧さ 表現の繊細さは、いちごの作家の中でも秀逸。 肌に感じるような描写は、多くの作家の手本となっているでしょうね。
本当に素直に楽しむことが出来ました。 これも著者の作風と作品に込められたキモチの賜物でしょう。 素敵な作品です。 ぜひ、読んでみてください。
SFと言うより、伝記小説と考えた方が良い。 日本ならではの伝説を優しくそしてファンタジックに描かれた秀作。 ぜひ、お試しあれ
珍しいバイクレースの作品。 女性主人公が作品全体の雰囲気を盛り上げ、爽やかで少し愉快な内容です。 決して「汗臭くない」女子高生好み?
壮大なファンタジー。 女性ならではの感性溢れる大作。 じっくりゆっくりと読んで欲しい。 内容はあなたの目で確かめて! そうあなたの『碧色』の瞳で。
プロレスとコメディーと恋愛。 何一つ、通じるものの 無い、このみっつの要素が上手く調和した作品。 ちょい読みには、最高かも。 通学のお供にいかがですか?
女性らしい、繊細な描写。 綺麗で優しい言葉の数々。 ブランドのカップで、高級紅茶を飲んでいる感覚。 ゆっくりと味わって欲しい。
とても素敵な猫と人のお話です。 誰もが持っている、愛すべき『もう一つの家族』への思い出。 悲しくもあり、淋しくもあり、また優しくもあります。 そんな、様々な思いの溢れる作品です。
文句なく素敵です。 残念ながら、僕にはこれ以上の褒め言葉がありません。 最初の作品だけでも読んで見て下さい。 きっとあなたは、最後のページをめくっているはずです。
虐待の多くは隠されています。 それは、『悪い事』と知っているから、隠しているのです。 もしあなたが『隠されたら』どうしますか?
どこにでもある光景ほど書きにくいモノ。 その当たり前の風景が当たり前に目に浮かぶ。 素敵な事だと思いませんか?
イケナイ恋なのです。でも、それも愛なのです。 思いがけないラストがあなたのココロを激しく揺さぶるかも。