プロフィール
風花 キヨラ
【会員番号】28484
☆
皆様
ご心配お掛けして申し訳ありません。
思うところあり、暫く一人で執筆を頑張ろうと思います。
ごめんなさい。
戻りましたら、必ずお知らせいたします。
では、また。
☆
近況はブログにて…
愛水さんの描いてくださったリディアのイラストも公開中♪
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作品一覧
総文字数/106,686
ファンタジー298ページ
総文字数/143,968
ファンタジー401ページ
公開リスト一覧
公開されているリストはありません。
レビュー一覧
2011/04/17 16:49
大丈夫だよ!
・
「大丈夫だよ!」
そういって貰いたい時がある。
今立っている場所が不安定で、明日という未来が何だか信じられない。
それは、もしかして「今」なのかもしれない。
この小説は決して甘々なファンタジーではない。
精霊や魔法が飛び交う美しい異世界が舞台でありながら、そこには深い歴史に基づく様々な者達の思惑と葛藤、そして騒乱が渦巻く。
それらは時に目を背けたくなるくらいに壮絶で、足が竦む事さえある。
けれどそれでも私がしっかりと足を前に進めていけたのは、そこに「フェイレイ」という主人公の存在があったからだ。
どこまでも真っ直ぐな心を持つその少年がいる限り、「きっと大丈夫。」そう信じて読み進められた。
だから今、
この小説を傍に置いてみるのも良いではないか。
「フェイ」と一緒なら今の状況を乗り越えて行ける。
確かに、そう信じられるから…。
・
「大丈夫だよ!」
そういって貰いたい時がある。
今立っている場所が不安定で、明日という未来が何だか信じられない。
それは、もしかして「今」なのかもしれない。
この小説は決して甘々なファンタジーではない。
精霊や魔法が飛び交う美しい異世界が舞台でありながら、そこには深い歴史に基づく様々な者達の思惑と葛藤、そして騒乱が渦巻く。
それらは時に目を背けたくなるくらいに壮絶で、足が竦む事さえある。
けれどそれでも私がしっかりと足を前に進めていけたのは、そこに「フェイレイ」という主人公の存在があったからだ。
どこまでも真っ直ぐな心を持つその少年がいる限り、「きっと大丈夫。」そう信じて読み進められた。
だから今、
この小説を傍に置いてみるのも良いではないか。
「フェイ」と一緒なら今の状況を乗り越えて行ける。
確かに、そう信じられるから…。
2010/10/10 16:08
ネタバレ
それはまるで回り灯篭のように・・・
・
主人公の底抜けな明るさと、脇を固める人物達の優しさに思わず頬を緩ませながら、なんともテンポの良い恋話だなと読み進めて行くうちに、いつの間にかストーリーは主人公の秘めた過去へと辿り着く。
そこに待っていたものは、真直ぐな心を持つ高校生の主人公と、
それ故に、真直ぐに届けられなかった大切な想い。
この話は一見、主人公「亜弓」の恋の話のように思える。
けれど視点を変えてみれば、それはもう一人の少女「ハルカ」の、どうしても伝えたかった想いが描いた軌跡のようでもある。
彼女の心の隅にしまわれていた想いが、なぜ今、動き出したのか・・・
その理由を知った時、主人公は自分の心に真直ぐに向き合う勇気を得る。
大人になった少女が、大切な友人の為に手繰り寄せた小さな夏の記憶。
それはまるで、夏の風物詩と共に揺れる回り灯篭のように、儚く、温かく、美しい。
・
2010/10/07 00:12
この『空想時代絵巻』は凄い!
・
日本史は得意ではなかった。
でも、赤い鳥居に惹かれたり、神器の眠る海に想いを馳せたり、妖という響にドキッとする自分がいる。
その不思議な感覚は、この小説を読み始めた時から加速度をつけて一気に膨れ上がっていった。
胸の疼きが止まらない。
それは、見えない糸で結ばれた二人の恋のやり取りにドキドキするから・・・だけではない。
もっと深い所で自分の心を揺さぶる何かが、この小説の中には隠されていたからだ。
それは何か?
その答えはこの壮大なファンタジーを読み終えた時、あなたの中に潜む遺伝子が、きっと見つけてくれるだろう。
そしてあなたはその偉大さに、温かさに、涙するに違いない。
日本史が得意ではない私が、自信を持って言えること。
『この空想時代絵巻(純和風ファンタジー)は、凄い!!』
・
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日本史は得意ではなかった。
でも、赤い鳥居に惹かれたり、神器の眠る海に想いを馳せたり、妖という響にドキッとする自分がいる。
その不思議な感覚は、この小説を読み始めた時から加速度をつけて一気に膨れ上がっていった。
胸の疼きが止まらない。
それは、見えない糸で結ばれた二人の恋のやり取りにドキドキするから・・・だけではない。
もっと深い所で自分の心を揺さぶる何かが、この小説の中には隠されていたからだ。
それは何か?
その答えはこの壮大なファンタジーを読み終えた時、あなたの中に潜む遺伝子が、きっと見つけてくれるだろう。
そしてあなたはその偉大さに、温かさに、涙するに違いない。
日本史が得意ではない私が、自信を持って言えること。
『この空想時代絵巻(純和風ファンタジー)は、凄い!!』
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2009/05/07 23:25
少女の夢、少年の吐息
・
美しいお話である。
美しいと言っても、磨き上げられた宝石のような煌びやかな美しさではない。
喩えるなら、月の光に照らされて水底でゆらめく、まだ外気に触れたことのない天然石のような神秘的な美しさである。
月の使いの少年によって語られるその10のお話は、ひとつ読み終わる度に、きっとあなたの胸を切なくさせることだろう。
それが何故なのか・・・。
その答えは、最終話にある。
少女は何故、Fairy Taleが好きなのか。
少年は何故、いつまでも少年のままでいたいのか。
これは、人という生き物に与えられたその性の理由までも考えさせられる。
伝えていくために、繋げていくために・・・。
このお話の中に秘められたもう一つのFairy Taleを、
ぜひ、読み取ってみて欲しい。
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美しいお話である。
美しいと言っても、磨き上げられた宝石のような煌びやかな美しさではない。
喩えるなら、月の光に照らされて水底でゆらめく、まだ外気に触れたことのない天然石のような神秘的な美しさである。
月の使いの少年によって語られるその10のお話は、ひとつ読み終わる度に、きっとあなたの胸を切なくさせることだろう。
それが何故なのか・・・。
その答えは、最終話にある。
少女は何故、Fairy Taleが好きなのか。
少年は何故、いつまでも少年のままでいたいのか。
これは、人という生き物に与えられたその性の理由までも考えさせられる。
伝えていくために、繋げていくために・・・。
このお話の中に秘められたもう一つのFairy Taleを、
ぜひ、読み取ってみて欲しい。
・
2008/06/24 00:06
どこからが、大人?
・
人を愛しいと想う気持ち・・・
それは、どこまでが子供で、どこからが大人なのだろう。
教師と生徒。
学校という枠を出れば、一人の男と女のはずなのに、その枠が彼らにモラルという名の足かせを填める。
人を愛しいと想う気持ちに年齢制限など無いはずなのに、彼らは否応なくその枠の中で悩み、苦しみながら、その想いを持ち続けようともがく。
特筆すべきは、随所に散りばめられた関西弁。
飾り気のないその言葉の一つ一つが、揺れる彼らの心を一層健気に、切なく描き出す。
彼らの想いはどこへ向かうのか・・・。
予想外のラスト。
それは、続編への序章なのか、それとも永遠の愛の象徴なのか。
私は、密かに前者であって欲しいと願っているのだが・・・。
・
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人を愛しいと想う気持ち・・・
それは、どこまでが子供で、どこからが大人なのだろう。
教師と生徒。
学校という枠を出れば、一人の男と女のはずなのに、その枠が彼らにモラルという名の足かせを填める。
人を愛しいと想う気持ちに年齢制限など無いはずなのに、彼らは否応なくその枠の中で悩み、苦しみながら、その想いを持ち続けようともがく。
特筆すべきは、随所に散りばめられた関西弁。
飾り気のないその言葉の一つ一つが、揺れる彼らの心を一層健気に、切なく描き出す。
彼らの想いはどこへ向かうのか・・・。
予想外のラスト。
それは、続編への序章なのか、それとも永遠の愛の象徴なのか。
私は、密かに前者であって欲しいと願っているのだが・・・。
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好きな作家
-
くらく
-
如月 蜜
- ハードボイルド、恋愛、ファンタジー、ミステリーから、尊敬する方を。他にも沢山いらっしゃいます♪