竹久祐さんのレビュー一覧
ネーミングに隠された思いがラストまで効いた作品です 命の輝きと生きてほしいと願う気持ちが眩しくて尊いです 相手を思う気持ち、大切な人を思う気持ちが切ないけれど、笑顔を絶やさず生き抜こうとする強い意志が感動的です
15歳で出産し、様々な逆境を乗り越えながら、夫婦で一生懸命に支え合って生きる姿を淡々と描いた力作です。 辛いこと、苦しいことも2人なら、家族なら、何があっても諦めない、負けないという強い気持ちが伝わる作品です
婚約破談させるために奮闘する王女の一途さがコメディ、シリアス両方とも堪能できます。 軽快で最後まで飽きさせないテンポと展開は読み出したら、止められません。 王女と騎士団長、身分違いの恋の結末をワクワクドキドキしながら楽しめる作品です
読みごたえのある作品でした。 ひとりぼっちになりたくない、仲間はずれにされたくないという気持ちは誰しも同じだと共感もしました。 でも自分らしく、自分は自分と強い意志を持ち、周りに流されないことはもっと大事。 家庭の事情などもあり、辛い思いをしながら、前向きになれた菜乃花は、自分自身が変われば周りも変わることを身をもって感じたのでしょう。 イジメられている人やその親、教職に携わる方々に是非、読んで学んでほしい内容の作品です。
借金のカタに……という現実ではおそらくない設定だと思う。でもそれを無しにしてしまうほどの驚きの真実が待っている。 この作品はラストまでしっかり読んで、感動してほしい作品です。
いけすかなかった彼との思い出を散りばめながら、軽快なリズムで、20代の頃と40代の今が描かれていきます。 いけすかないと言いながら、決して彼への嫌悪感ではない様子に彼への好感度UPです。 職場あるあるが、ドキドキの作品。 ラストまで絶対、飽きさせない作品です
出会った相手はヤクザだったという衝撃をモロともせずに 一途にスカッとするほどはっきり気持ちを伝えるヒロインが、カッコいい。任侠とシャバにきっちり線引きするヒーローの頑なさと強い意志と、クレバーさにキュンキュンする作品 はてさて、ロミオとジュリエットは結ばれるのか? ドキドキ、ハラハラしどおしです
淡々と始まった物語が読み進むにつれ、雲行きがじわりじわりと怪しくなっていき、ラストに向かって……。恐いものみたさで止まらない。 ラストまで目を離せない。好ご期待な作品!!
ヘルパーという仕事、相手を気遣い寄り添い、分かち合う気持ちがなければできないということを教えられる作品。 人の態度や言葉だけではわからない、真実の心やその人の本質を考えさせられます。奥の深い作品です
幼い頃の思い出の人に、もし出会えたら、そんな気持ちは誰しもあるはず。 そんな夢を叶えてくれる淡い恋、キュンとする爽やか印の作品。
衝撃的な結末です。 ドラマ1本観たような気がします。 ドキドキ、ハラハラ、えっマジでな展開。場面ごとが目に浮かびます。 最後は切なかったです 読みごたえある作品、好ご期待!
世の中の男たちにこそ、読ませたい。 そう思わせる展開です。 女は強し、まさに爽快、スカッとできる作品。 細腕痛快劇に万歳!
だれしも表と裏の姿があるもの、ということを考えさせられる。 何かの間違いだと思いたい気持ちと、信じたい気持ちに揺れる自分の心も真実。 イケメンにのぼせてはいけないと思ってしまう作品。
ドキドキハラハラしながら、また手に汗握る展開で、躍動感も臨場感もあり、最後まで楽しく読ませていただきました。 刑事モノのドラマを丸々1本、堪能できたといったお得感です。 クールな若頭が時折みせるちょっとした雰囲気や仕草と激しさも魅力的で「龍司」と呼んでしまいそうでした。流石です、まめ姐さんと呼ばせてください。
音楽というスパイスを利かせて、命の大切さや愛の深さを切々と描いた作品。 詩乃と律の奏でるクライスラー作曲「愛の悲しみ」「愛の喜び」を聴いてみたいと思いつつ、一気に読ませていただきました。 切ないながらも感動的な作品ですよ
臨場感溢れる描写で怖さ倍増します。じわじわと迫る恐怖はラストに向かっていくにつれ、更に加速していきます。 学校の怪談には某かの訳あり事情があり、その裏には隠しておきたい事実もあるのでしょうね。 最後まで息つく間も与えない迫力でした。
好きな人、友達を思う気持ちが切ない作品でした。細かな気持ちの揺れを表す行動や、心とは違う言葉に痛いほど思いが伝わってきました。サブキャラの優しさも光り、随所に散りばめた気候や色の演出も巧みでした。心に残る、読後感も爽やかな秀作です。
好きだからこそ、愛していればこそ、相手の思いを尊重してつく嘘が、とても切なくて悲しくて、でも優しい……複雑な気持ちが、うまく描けている作品でした。友情の絆があるからこそ裏切れない思いも辛さも、葛藤する様子が胸に迫り、緊迫感もありながら、絡み合う様々な心情や言葉、行動の端々に人を好きになり傷つけたくない強い思いやりも、スパイスが効かせてあり、惹きつけられる秀作でした。
好きだからこその辛さ、切なさ、虚しさ、歯がゆさとかを巧みに描いた作品です。また世間や社会の偏見や冷たさ、隔たりや壁についても触れながら、友情の絆も深く掘り下げた秀作でした。愛とは諦めない心と思いやりだということを改めて気づかされました。
親友を裏切らないために隠さなくてはならない思いをずっと、抱え続ける切なさや辛さ、心情が切々と胸に迫る作品でした。溢れて止まらない思いを押し込めようとする遠子の苦しさ、美術部の先輩など、要所要所に散りばめられた言葉の深さ、遠子の描く絵の演出も巧みです。真っ青な空が見えました。