卒業を目の前に
思いを寄せる彼に
気持ちを伝えたい
切ない女の子の恋のお話です。
見た目が軽くて
あまりよく思ってなかった彼、坂口君。
たまに見せる優しさや
カッコいい仕草にキュンとして、
気付いたらもう好きだった。
声をかけたい。
だけど彼は人気者で、
彼は無意識のうちに
周りに人を集めていく。
卒業したら離れ離れになってしまう。
そう思うと、どうしても
泣かずには居られなくて。
名残惜しそうに
教室を見つめる彼の瞳に
自分が映りたかった。
遠くで見ていた彼女の前から
走り去っていく彼の背中に、
「 大好き 」
そっと、想いを。
切ないけど、
心が温かくなるお話でした。
主人公の見ている風景が
イメージできて、
とても読みやすかったです。
心が温かくなる
とても素敵な作品です。
是非読んでみて下さい(*´ω`*)