藤乃さんのレビュー一覧
どこを取っても面白い。 個性的で独特な世界の設定。 名コンビ、人間と吸血鬼が繰り広げる巧妙で謎めいたストーリー。 しっかりとした文章と、細やかな描写。 ファンタジックな中にも現実的で考えさせられるメッセージ。 この作品、本物です。
優しい場所に、優しい言葉が溢れています。 背景は命の生まれる場所。 背景と共に胸に突き刺さる深い言葉が添えてあります。 主人公と一緒に素敵な王子様に恋をしていく中で、自然と背景に溶け込め、普段は流してしまうような言葉に足を止める事ができると思います。 何かを見つけられる、そんな作品です。 あなたにもこの作品で感じる事はきっとあるはずです。
ぎゃ〜怖かった〜 私、ホラー苦手なんです。 でも、引き付けられる巧みな文章にまんまと完読させられてしまいました。 怖いのに…怖いのに…ミステリーの様に最後まで何が起こるかわからないストーリー。 かと思えば、人形に人間ドラマを演じてもらっているような… ホラーを越えた楽しめる作品。 でもやっぱ怖いよ。
表紙に惹かれ １ﾍﾟｰｼﾞで惚れ ２ﾍﾟｰｼﾞで美しさに気付き ３ﾍﾟｰｼﾞ目で物語に引き込まれます。 そして気付けば一気に完読しています。 描写が綺麗で物語を引き立ててくれるかと思えば、構成の巧みさにも驚き、ストーリーの温かさに優しい気持ちになれる。 そんな素敵な作品です。
描写も内容も文章力もお見事！ 暑い時は暑いように、寒い時は寒いように感じてしまう、背景の綺麗さ。 主人公の心の葛藤、変化を丁寧に表現された心理描写の細かさ。 沢山のメッセージが込められた、温かくなれるストーリー。 雅の心の中を見た時、きっとあなたにも残るものがあるはずです。 素直になれないあなた、恋愛小説勉強中のあなた、是非読んでみて下さい。 オススメですよ。
素晴らし過ぎて言葉が出ない。 細やかな心理描写から滲み出る、痛々しいまでの主人公の気持ち。 それが伝わるんです。 何があっても強く強く… 強くあり続けた主人公が迎えたラストは… 一番最後のﾍﾟｰｼﾞに書かれた言葉を私は大事にしようと思います。 素晴らしい作品を読んでも、ぐっと堪えてしまう私が、自然にボロボロ泣いた久々の作品です。
196ページの一番最後に書かれた言葉を私は忘れられません。 心に…いや、魂にズッシリきました。 純粋に巡り巡って惹かれあった魂。 二つの魂が求めた場所とは… クライマックスでは、息をするのを忘れるくらい、夢中で読んでしまいました。 他にはない独特の世界と、作者様の筋の通った作風にハマります。
37歳大人の女… 大人と言われるようになると、うまく素直になれず、諦めるのが当たり前になってしまう事ってあるんですよね。 でも大人だって、 ドキっとするし、キュンとするんです。 泣きたいし、笑いたいんです。 大人の女の葛藤や、苦悩、そして幸せをうまく表現されています。 タイミングよく、所々でドキドキ、キュンキュンさせてくれる、らずｻﾝの技がにくい作品です。
オススメされて、半信半疑で読んでみました。 少しでも疑った自分が情けない。 なんて素敵な作品なんだ。 何歳になっても学ぶ事はあるんですね。 愛と友情と過去と未来…この作品でうさぎと一緒に人生を学べるんです。 軽く読みやすい文章なのに、内容はしっかり濃い。そして読後の充実感と言ったら…もう最高。 生きていた強さ。 生きる強さ。 生きていく強さ。 沢山のものを得た、大満足な作品でした。
凄い。としか言えません。 想像力を掻き立てる描写、しっかり書かれた文章、独特で魅力的なキャラクター達、深い愛情、仲間との友情。 選択の時、あなたは何を選びますか？ 胸が熱くなる素敵なファンタジー。 まさに良作。
読み終わって思った事は、【誰かを救うならこういう救い方をしたい。】 重くならないように、けれど軽くない。 短いﾍﾟｰｼﾞで深く考えさせられ、あったかくなれました。 背景の描写も素敵で、作品の雰囲気に一気に連れていかれました。 救われたい、救いたい、そんなあなたが救われる作品です。
最初に題名から想像したものと、全く予想もしないものが出てきて、正直ビビりました。 ユーモアある文章と知的、そして巧妙なストーリーで楽しめる作品です。 この作品で携帯小説の幅広さや奥深さを知りました。 読んでみる価値ありです。
何度も何度も読み返し、ようやくレビューを書かせて頂きました。 それと言うのも、読後感が凄まじく、言葉ではうまく表現できなかったからです。 何気ない日常をちょっと繊細にそして冷静に見てみるのも大切。 でも、それだけじゃないからこそ素晴らしい。 丁寧に書かれた文章で、伝えられるﾒｯｾｰｼﾞをあなたにも。 普段、感じられない小さな幸せを、きっとこの作品は教えてくれますよ。