パンダオサコさんのレビュー一覧
. にゃーご にゃーご さるねこのうた 自信を取り戻した チーニャのうた 辛い事も、哀しい事も 一人ぼっちだと辛いけど 味方ってたくさん、いるんだね? にゃーご にゃーご 共に成長して行こう 何か一つでも、自信を持って 温ったか 童話で 笑顔ニッコリ 笑顔ニッコリで みんな幸せ 寂しくなったら、是非とも読もう さるねこ チーニャ の物語 .
. 何もかもが、想像以上なのです。 著者 花井 敬市 氏 がお書きになる小説は、悲恋を描いてさえ、何故こんなにも美しいのだろう?と、感嘆を零さずにいられません。 溜息の結末を、是非ご自身で確かめて頂きたい… 私から申し上げられるのは ただ、それだけなのです。 .
. とにかく、透明感に溢れています。 汚れなき心 汚れなき思い それぞれに生まれ落ちた命が、偶然この世で出会い、関係を育み、そして別れる。 単純であり、だけど決して単純ではないこの営みを、 こんなにも透明に純粋に書き上げた作品も、珍しいのではないでしょうか? ご一読、お勧め致します。 .
. 恋愛ストーリーです。 舞台は命が生まれ落ちる場所。 生まれる 生まれる それはきっと、温かい何か。 是非、ご一読を。 .
. この世にある全ての 〜形を与えられしもの〜 その存在は危ういほどに脆くて だからこそ、こんなにも愛おしいのかもしれない。 気づいて欲しい 気づいて欲しい 気づいて欲しい… 様々な感情を閉じ込めた先にある 悲鳴にも似た叫びが 心の奥の奥にまで響く 本当に素晴らしい作品でした。 必読なのです。
. 一日に一話づつでいいから、じっくりと 眠る前に、是非、読んでみて? トクトクと温かい鼓動が聞こえてくる様な そんな優しい物語達に寄り掛かったまま 本当にスヤスヤと眠れそうなんです… うーん…何だか幸せ。 ではみなさま、私は一足お先に… おやすみなさい…
. ピアノの旋律と、清々しい緊張感。 『誰も来ませんように…。』 そう願いながら、息を潜めた。 彼女の笑い声までも、メロディに変わる。 ♪♪〜 あ…カノンだ。 歌を歌っているの? シーッ、静かに! 二人の邪魔をしちゃだめだからね。
. 人は本気で何かに焦がれる事で もがき苦しむ辛さをも味わうのかもしれません。 けれどもそれを放棄して得た安楽は 本物の安楽なんかじゃないんだと… 宇宙に焦がれた峰岸と 峰岸に焦がれた彼女と… 舞い落ちる桜の花びらは とても美しく それはまるで淡い恋心の象徴のようで 散って、尚、 “永遠”を感じずにはいられませんでした。
. 突然自分の命が終わりを迎えた時 または愛する人の命が終わりを迎えた時 私達はやっと“命というもの”を身近に感じるのかもしれません。 神様から与えられた四十九日。 死してなおも与えられた、命と向き合う時間。 今生きている私達が そんな時間を持つ事があっても いいんじゃないかな? そんな事を感じました。 大切な事を、とても分かりやすく、軽快に教えてくれる作品です。
. 自分の存在を誰かに認めてもらえた時、 それが力になり あらゆるプラスの原動力になり得るのだと、 彼女は身をもって教えてくれたような気がしました…。 キミエさんの描くしっとりとした語りも、 相変わらず素敵です♪
. 彼女達の心を傷付け追い詰めたモノは、あまりにも簡単に発せられた“言葉の刃”でした。 そして死神と共に考える友情。 不思議な世界にどっぷり浸かりながら、 作者からのメッセージに耳を傾けて下さい。
. あっという間に散りゆくサクラの花びら その潔い程の儚さに、圧倒的な強さを感じます。 『散る=終わり』 ではなくて 『散る=新たなる生』 なのだと 私達に教えてくれているようで…… いろんな思いを越えて描く未来 未来に繋がらない過去は存在しないんだと 如月 蜜さんの素敵な魔法にかけられて、少しだけ素直になった時、目を反らし続けていた大切な何かに、気付けたような気がしました。 ・
孤独も、弱さも、寂しささえも 淡々と受け入れていく。 するとそこから優しさが生まれ 光が溢れてくる。 大切なモノに気付けたような気持ちになる。 ただ淡々と… 作者四海さんの生み出す独特な世界を、たっぷりと味わって頂きたいです。
−幸せは夢の中ではなく この世にあってこそ 見る事ができるものだ− これは作者がこの作品の表紙に書いた言葉です。 全てはこの言葉に尽きます。 宗久シリーズはとにかく美しい。 そして心に温かいのです。
銀色の雨 人間が作り出した雨 未来が 未来の空が 子供達の未来が 銀色の雨で汚される事が 決してありませんように… この作品には作者である如月蜜さんの、そして私達の、願いと希望とが優しい言葉で綴られています。
日本の夏のお彼岸といえば、 昔から語り継がれる数々の物語が存在する。 これもその中のひとつだっただろうか? そんな錯覚に陥りそうな程、 懐かしく、そして妖しく、私達日本人の美意識に自然に溶け込んで行く物語。 日本の情緒、風情を感じて下さい。
生きているうち、私達はなにかしら 辛い出来事にぶつかる事があります。 大切なのは自分を信じ、自分を愛する事。 自分自身に向けられたピストルの引きがねに掛けられているのは何なのか? この作品に込められた作者の声を 是非聞いて下さい。
1話ごとに全く異なる独特の世界を持つ短編のオムニバス。 どのお話も何とも言い難い重厚感があります。 そしてそこにある言葉達の、情景の、そして作者の感性の美しさに、ただただ圧倒される事間違いナシです。 そして読み終えた後、きっとこう叫びたくなるでしょう… “ブラボー!!”
ただ“幸せ”になりたかっただけ。 しかしその“幸せ”への道程は、あまりにも壮絶な悪路で… 純粋な少女は、人間の欲とエゴとに振り回されてしまいました。 彼女は今、誰を恨む事もなく、確かに自分の足で立ち、未来へと力強く歩んで行きます。 『生きるという事を怠けてはいけない』 そんな気持ちになる、実話の作品です。