祠さんのレビュー一覧
夏と言えば、海！ まるで、自分が海岸に居るような。 夏の暑さと熱さの感じられるとても良い作品だと思います。 過激なシーンはありませんがそれでも最後まで飽きずに。 しっかり読めるのはbikkeさんの文章だからかもしれません。 ラストもとってもいい感じです。 皆様、是非お読みください♪
まさに、大人の恋。 行きずりの男女の出会いが、とてもリアルに描かれていると思いました。 二人とも本当は『幸せ』なハズで。 絶対に本気じゃない。 その微妙な感覚がいいです。 皆さん、是非どうぞ。
あなたは、叶えたい夢がありますか？ 大好きなヒトが、側にいますか……？ 悲恋の末に、泡になる、アンデルセンの人魚姫に乗せて、切なく綴る、恋の物語です。 幼い恋は、ただピュアで、キレイで、きっと読む方々に、涙を誘ってくれるでしょう。 優しい物語です。 静かな物語です。 どうぞ、お時間のある時に、是非。 読んでみたら、いかがでしょうか。
じゃあ、私脱ぎますーー！ 何だか元気な表紙の言葉に引かれ、出会った物語は、一つの恋愛物語。 モテ過ぎる彼氏と、普通（……だと思い込んでいる）初心者マークの彼女の恋の行方は……？ 安定感のある文章と。 はらはらどきどきしながらも、安心感のある物語は、読む人の期待を裏切りません。 是非、皆さんお読みください。
彼の純情の名前は【禁断】 初めて心から好きになった彼女は半分血のつながった『姉』で。 イケナイ、と思った頃には、もうのっぴきならない所まで落ちていた…… 彼、一人の心にしまった、あってはならない『罪』の『罰』は、胸が切り裂かれそうなほど切ない『現実』でした。 禁断系の物語のなかでも、極上な物語がここにあります。 主人公の『浬世也』が、良い味を出しているのも必見です。 関連の物語。 彼を捕まえろ！〜俺様男はハート泥棒〜 から先に読むと、物語としては面白いと思います。 皆さん是非、お読みください。
誰かを好きになる、って不思議。 それが本当は、好きになんてなっちゃいけない相手だったとしても…… 告白して、振られ。 でも『友達』の座をゲットした女の子。 好きになってはいけない女の子を、好きになってしまった男の子。 みんな、みんな。 誰かを好きになって、傷ついて。 それでも、頑張る『彼ら』の行方が、とても気になる面白い作品だと思います。 ドキドキの展開に、一気読み確実……かも。 是非とも皆さん、お読みください。
愛だね。 愛～～～～☆ ラブラブ感満載のほっこりタイプの物語です。 これは、心で感じる、癒やしの物語です。 肩の力を抜いて、是非どうぞ＼(^ー^)／
例えるならば、それは、嵐。 ひとひら。 桜の花びらを巻き込んで『時代』を吹き抜けた男の後ろ姿を、女は、見た。 …… 時は戦国時代。 信長、秀吉、そしてその妻の『ねね』。 歴史を彩るスター達を遠くに、近くに眺めながら、彼女は、生きた。 独特の言の葉に乗せ語られる、戦国時代恋絵巻です。 是非皆さんお読み下さい。
今宵は、昔語りはいかがですか？ 目をつぶれば浮かんでくるのは、月光、桜。 そして、狂気…… 女の性とも言える、狂おしく、切なく。 そして、声に出しては言えない、強い想いがここにあります。 その、狂気の名を『愛』と言うか。 それとも『狂気』と叫ぶか…… それは、きっと読んだ貴女の心に残るでしょう。 美しい言葉に乗せた心理描写、情景描写は。 この作家さんならではの素晴らしい出来栄えです。 どうぞ、みなさん。 お時間のある時に、ごゆっくりお読みください。
※最初から最後まで、視点が統一しているか、もう少し整理できていたら★＋① 最初に何か色々書きましたが、読みだすと止まらない。 僕的には、ツボな物語です。 地味な主人公の、本当の秘密。 本当は、王子様と呼ばれたくない、学園一の王子様の秘密な心の内。 はっきり言って。 文章的にはもう少し整理された方が、僕には好みなのですが。 そんなモノをすべて吹き飛ばし、最後まで楽しく読めました。 ストーリー的には、野いちごではよく見る王道なのですが。 作品の発表時期を考えると、この物語が、数多くは生した『野いちごの読まれ筋』の原点かもしれないな、と思いました。 小難しいコトを書き連ねましたが、とても楽しいエンターティメント小説です。 有名なモノをあえて読まないよ、という方も。 是非一度読んでみたらいかがでしょうか。
たぶん、好き嫌いが、はっきり別れる物語だと思います。 ……が、もちろん僕は、好きな方♪ 彼氏彼女の視点交換の話は、数あれど、これほど物語を構成する二人が『別人』に思える良作は、ほとんど知りません。 加えて、チョコレートと恋愛アレルギーの関係する物語自体がとても面白い。 最後には、汚い（失礼）ハズの主人公が僕にも可愛く見えました。 死ぬほど好き、と。 一度でも言ったことのあるあなたに、是非オススメです。 どうぞお立ち寄りください。
まさに、波乱万丈。 ページを開いた瞬間。 一人の『強い女性』がキラキラと輝いて、あなたの目の前に降臨して来るに違いありません。 子供達への愛を惜しみなく注ぎながら。 女としての愛に生きる主人公の強さが心地よいです。 リアル感のある。 しかし、さっぱりとした文章が、のど越し爽やかな読後感です。 どうぞ皆様。 是非お立ち寄りください。
苦しみに心がどす黒く染まった時。 『彼』はきっと心の底で『光』を望んだのだ。 地味でダサいクラスメートの秘密を知ったとき。 主人公の心が少しずつ変わってゆく。 いつから、なのだろう。 『大嫌い』が『好き』に変わったのは……？ 主人公の心の動きが特徴のエンタティメント小説です。 僕的には、彼の『スル』気満々な感じを受けて、個性的な物語がいきなり『よくある物語』に変化してみえたのですが……どうでしょうか。 設定の面白さを信じて、エロさ控えめに話を作っていただけたら本当に面白い物語になったかな、と思います。 それでも、各キャラクターがきちんと立ち。 また、物語の作り込みが上手くて、とても面白かったです。 最後まで一気に読めました。 是非皆様、お読みください。
百もの物語が、一つ一つ、興味深い上、全体的にもまとまっている良作です。 設定としては、百人が百の物語を一つの教室で話しているようで。 実際にやったら、教室が人いきれで熱気があったり。 私語でうるさかったりするんじゃないか…… ……とか思うんですが。 百人がひしめきあった感じがなく。 実際は、二十人程度でやってるような、淡々とした語りは、幽遠で『怪談話』としては、文句無く。 細かい話にも施された演出は、最後に『なるほど～』と納得出来る面白い構成になっていると思います。 怖さとしては中辛ぐらい。 夏の夜には最適です。 是非皆様お読みください。
これは、面白い。 難しいことを何も考えずに『面白い』『楽しい』と思える作品でした。 僕は、欠点のある主人公が大好きなので、このコは、とても好みです。 ケイタイ小説らしい恋愛で、読んだ後に『愛』の為にここまで頑張るんだ～ とは思いましたが、流れ的に『アリ』で面白かったです。 どうぞ皆様。 お読みください。
まず、これが本当に『実話』だとしたら、凄い経験をされたのだと、思いました。 幸せを望まず、ただ愛の為に生きた主人公と恋人に、ただただ涙が出て来ました。 迫り来る『終わり』に向かって綴られる物語は切なく。 主人公が、あのように、相手の揺るぎない愛に包まれている時点でどんな物語よりも物語らしく。 主人公の目の前で行われた惨劇は『物語』を超えた事実となって、読み手の心を打つでしょう。 読んだ後に、思わず。 昔の新聞や、週刊誌を探してみたくなるほど、劇的で、興味深く。 そして、とても魅力的な物語です。 是非皆様、お読みください。
ありがちな年の差恋愛かと 最初はナナメに読んでいたのですが。 独特な雰囲気が、とても心地よかった上。 主人公と、その周辺のキャラがきっちりと描かれ。 読み終えたあとは、う～ん、みんな青春してるなぁと、しみじみ思いました。 伏線に気がついた時には『だから仲良しなんだ』(^_^;)と思ってしまいましたが、ハラハラドキドキで、次のページを読むのがとても楽しい物語です。 千ページ超ですが、読み始めたら、苦になりません。 是非、皆様お読みください。
完結ボタンは、押されているけれども。 これは、まだまだ始まりに過ぎません……きっと、ね(^_-)☆ これから始まる二人に期待を持って良いですか？ ……と、作者さんに問いかけたい作品です。 連続ドラマの第一話を見ている感覚で、『物語』の完成度としては、ともかく。 キャラがたち、先が非常に気になる物語です。 短編で、すぐ読めます。 是非、皆様お立ち寄り下さいね(^_-)☆
『いらない子』なんて、本当は、居ないんだよ。 って言う、作者さんの叫び声が聞こえるような。 とても、暖かい作品だと思いました。 心の傷ついたモノ同士が慰めあい。 そして、ゆっくりと強くなってゆく様子が、とても良く。 「彼」と「彼女」と「もう一匹」がささやかな居場所を守って、身を寄せ合う場面が、僕は、とても好きです。 彼らは、自分たちの居場所を守れるか。 そして『彼』と『彼女』の運命は……！ さすが、総合ランキングトップクラス。 文章は、サクサク読めるので、気になる謎は、是非本文にてどうぞ。 おすすめです♪
もしかしたら『娯楽』として読むのなら、少し難しいテーマかもしれない。 その題名の通り『愛とは何か』を斬新な視点で問う物語でした。 甘いだけが『恋』ではありません。 時には、痛みや嫌悪を伴うこともあります。 男女の間にあるモノだけが『愛』ではありません。 従来の『BL』ともまた違った心の輝きは。 きっと。 読んだあなたに、新しい世界を見せてくれるでしょう。 はっきり言って。 野いちご全ユーザー対象にオススメする物語では無いかもしれませんが、僕は好きです。 王道な甘いだけの恋愛モノを読み飽きた方は是非どうぞ。