プロフィール
湖汐 涼
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ゆるりのらりくらりな放浪者です(*´∇`)
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作品一覧
総文字数/1,921
実用・エッセイ(生活・趣味)7ページ
公開リスト一覧
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レビュー一覧
2016/01/18 20:55
ネタバレ
オトナでピュアな
理性的な大人ゆえの対応が互いの想いを複雑にする…紆余曲折を経てたどり着いた二人のゴールと、くすっと笑ってしまうラストの行。全てをあたたかく抱きしめたくなりました。
なりふり構わず相手を引き留める深く熱い想いが溢れて、ようやく想いが通じあう場面は、じんわりじわじわきます。
プライドとか立場とか、全てを取り払い呼びあうふたつの心…それはさらがら、ライブ会場に響く魂のこもったハイトーンヴォイスのようで。
秘密の彼も彼との恋路もV系のステージそのものだなあ、なんて思ってしまいました。
幸せでドキドキなラストに、アンコールを送りたいです!
2015/07/22 10:36
穏やかな恋の響き
どこか落ち着いた雰囲気のこのお話は、展開で読み手をドキドキさせながらも、ゆったりとした安心感を与えてくれます。
それは登場人物の人柄かもしれないし、作品に流れる穏やかな透明感かもしれません。
登場人物たちのある種の無垢さと、それぞれの重ねた年数の深みという相反するものが不思議なほど融和していて、味わいがあります。
横顔から始まる柔らかなストーリー、ほっと一息つきたい時にオススメです。
どこか落ち着いた雰囲気のこのお話は、展開で読み手をドキドキさせながらも、ゆったりとした安心感を与えてくれます。
それは登場人物の人柄かもしれないし、作品に流れる穏やかな透明感かもしれません。
登場人物たちのある種の無垢さと、それぞれの重ねた年数の深みという相反するものが不思議なほど融和していて、味わいがあります。
横顔から始まる柔らかなストーリー、ほっと一息つきたい時にオススメです。
2014/08/29 19:52
ネタバレ
感動…
読み終わって、じんわりとした余韻の中でレビューを書いています。
このお話にはたくさんの伏線があって、その一つ一つが後々絡んで…本当に壮大なストーリーになっています。
紡がれる言葉それぞれに意味があり、読み手に訴えかけてくる――。何度もドキッとしました。
幾重にも重なる幾人もの想いがシンクロしていく展開、大団円には心から拍手を送りたくなりました。
もし紙の本であったら手元に置いて栞を各所に差し入れながら伏線と展開のミラクルに何度も何度も存分に浸りたい感じがします。
本当によかった…!
心の深みにまで届いていろんなことに気付かせてくれる、素敵な物語をありがとうございました。
2014/08/04 19:09
その花はきっと咲くはず
人の想いは、共鳴し合うことがあるといいます。それは二人でもそうですし、幾人でも、幾重にも。
…この作品からは、そんな想いの共鳴が優しくあたたかく伝わってきました。
傷を抱えるがゆえの優しさ、見守り続ける包容力、寄り添うように柔らかく響く言葉たち。
時に荒ぶる感情の渦さえも、そっと包んで、少しずつほどいてしまう。
このお話には深い深い悲しみもあります。読んでいて、心が痛むこともあるかもしれません。
でもそれは、このお話を開く鍵、そしてたくさんの優しさの連鎖を生み出す種でもあります。
心に傷を抱えた人は、そのぶんだけ優しくなれる。ちょっぴり繊細にもなるけれど、その人だけのピュアな花をいつか咲かせることができるのでしょう。
優しさの共鳴の支えのもと、きらめく花びらが舞う町を想いながら――。
読むと幸せになれる作品、ぜひご一読ください。
人の想いは、共鳴し合うことがあるといいます。それは二人でもそうですし、幾人でも、幾重にも。
…この作品からは、そんな想いの共鳴が優しくあたたかく伝わってきました。
傷を抱えるがゆえの優しさ、見守り続ける包容力、寄り添うように柔らかく響く言葉たち。
時に荒ぶる感情の渦さえも、そっと包んで、少しずつほどいてしまう。
このお話には深い深い悲しみもあります。読んでいて、心が痛むこともあるかもしれません。
でもそれは、このお話を開く鍵、そしてたくさんの優しさの連鎖を生み出す種でもあります。
心に傷を抱えた人は、そのぶんだけ優しくなれる。ちょっぴり繊細にもなるけれど、その人だけのピュアな花をいつか咲かせることができるのでしょう。
優しさの共鳴の支えのもと、きらめく花びらが舞う町を想いながら――。
読むと幸せになれる作品、ぜひご一読ください。