明紫さんのレビュー一覧
どんなに辛くてもやっぱり好きだから。 あなたが好きだから。 君が好きだから。 どうしても、諦め切れない。 凜とした心を持ち、まっすぐに彼女を見詰める彼に心が震えます。 切なさも感動も、是非この作品で。
人間が動物の中でも一線をひいているのは、ひとえに理性があるからでしょう。そうだとすると、この作品ではあまりにも良くない方向に使われてます。 男性陣があまりにも最低で笑える。 女性陣があまりにも不憫で泣ける。 皆言葉が足りなさすぎて苛立つ。 だけど、これは紛れもない人間の姿。複雑でどうしようもない心をもった生き物の姿です。 人間くさいこの話が、作者の書いた作品の中で、私は一番好きです。 甘甘に飽きたとき、よい刺激になるのではないでしょうか。
自分しか気がつかないような、小さなアピールを繰り返すあたり、彼はちょっとナイーブなのでしょう。周囲が思っているより自信がない、イケメンの営業伊達男、真辺との関係。 きっと世間の中にはこういう関係がいっぱいあって、あっちでもこっちでも指の間から零れ落ちていることがあるはず。 この作品を読んで、気がついてほしいです。 そして素敵な恋に落ちて欲しい。 シンプルだけど複雑な駆け引きのある作品でした。
人生において何かの時に、ふと零れ落ちた市井の人々の言葉たちです。ほっこりするものもあれば笑ってしまうものもあって、寝る前などにおすすめです。電車では危険かも。こういう場面があるから、人間というのは愛おしいのだとうと思うのです。
涙と鼻水が冷や汗と脂汗へと変換された女子生徒と、結局お前、胸の内を言葉にしてはいないやんけーな男子生徒の放課後の10分ほどのお話です。私としては可哀想なお母様の犠牲にレビューを捧げたいと思うのです。笑いたい方、萌えたい方、どうぞご一読を。
めっちゃ笑いました。 あははははは! もうそれしか出てきません。素晴らしい、ここには私の目指す正しい大阪のおばちゃんがおります! でも、電車では読まないほうがいいですよ。マジで。
私が思うに、幸せだと人が感じる時は、自己充足感が満たされている時でしょう。 愛されようが、愛そうが、それで自分が満ち足りていれば幸せだと感じるのだと思う。 自分に自信のない、アイデンティティーの喪失を体験した彼らはうろうろと世の中を探し回る。 これかな・・・いや、違うかも。手をだしてはいけないのかもって。 きっと勇気を貰えることでしょう。 あなた、今、幸せ?
思春期のざわざわしたところがよく出ていたと思います。自由な彼の私生活にもうちょっと記述があればもっと満足できたかもです。