真彩-mahya-さんのレビュー一覧
年下のゆとり社長・充の秘書になってしまった美也。 やる気ゼロの社長に手を焼きながらも、二人の関係は微妙に変化していく。 美也の心の中のつっこみが面白すぎました……。 果たしてこのゆとりくんと本当に恋に落ちることができるのか？と思いながら読んでいましたが、そこはさすがシスコさん。うまく他の個性豊かなキャラクターたちと事件を織り交ぜ、いつの間にか自分も充くんが大好きになっていました。 ハラハラするところもありましたが決して暗くなることなく、最後までとても楽しく読ませていただきました。 もちろん、ときめきもたっぷり！ 癒されたい方におすすめの作品でした。
珍しい設定に、個性豊かな登場人物たち。 突然宇宙人との戦いに参加することになってしまった主人公も、彼女を支える二人のイケメンも、それぞれの事情があり、それぞれの正義がある。 誰が正しいとか、間違っているとか、そんなの決められない。 ただの勧善懲悪物語ではなく、色々なことを考えさせてくれるお話でした。 キュンとするところもあり、うるっとくるところもあり。 最後の結末まで、その目で確かめてみてください。
メンバー同士の仲が悪く、問題ばかりのボーカルグループ『相反合』。 それぞれのメンバーを通し、自分らしく生きることのむずかしさがすごく伝わってくる作品です。 過去の傷によって、他人との接し方がうまくいかない。 そんなものないメンバーも、なぜか誰にも理解されない。 すれ違い、傷つけ、傷ついて。 それでも、自分たちの中にある大切な感情に少しずつ気づいていく。 最後には心が温かくなる、そんなお話でした。
メイクも服装も完全武装の主人公は、『隙がなくて疲れる』と彼氏にふられてしまい……。 主人公の気持ちに、共感できました。 へこんでても、完全武装でがんばらなきゃならないときもある。 そんな日々の中、甘えられる場所があるって本当に素敵で大事なことだなと思いました。
平和な学園祭の最中、突如起こったきのこ中毒事件。 誰かが仕組んだことなのか、それとも……。 事件？を解決するために、あるイケメン教授が立ち上がる。 ……と書くと、とても緊迫したお話に思えますが。 最初から最後まで、ほっこりした空気のお話です。 作中のきのこの知識に、作者さまの愛を感じました。 ありがとうございました！
先生と生徒だった二人。 思いは通じあったけど、そこからの一線がなかなか越えられなくて…… 『恋はいっぽから！』から3年後、大人になっても相変わらずないっぽちゃんと、不器用なニシハル。 二人が一緒に大人になっていく、ドキドキの番外編です。 本編を読んだ方は是非こちらも読んでください！ ニシハルの新たな魅力に、クラクラします！ 幸せいっぱいな番外編でした。
人見知りで、友達ができないと一人で泣く主人公。 でも、そこにそっと手を差し伸べてくれる人がいて……。 少し視野を広げるだけで、優しさって意外に近くにあるのかも、と思わせてくれる、素敵なお話でした。
冷え切った夫婦が(というか夫が一方的に)、もう一度やり直そうとがんばるお話。 集さんのキャラがツボでした。なんでそんな発想!?と思いながら、つい笑ってしまう憎めない彼。 男ってバカだなあと思いながら、付き合ってあげる茜さんとの間には、やっぱり愛情があったんだなと、読んだあとほっこりできました。 素敵な大人ラブコメでした。