「あの、城田くん、先生呼んでるよ」 「あぁ、どうも」 学校イチの最恐ヤンキーくんは、 「城田くん今日も早いね」 「…久原さんもね。ひまなの？」 冷たいし、ちょっと怖いけど ホントは 「いいんじゃない、イイコじゃなくても」 ぶっきらぼうなだけで 「久原さんのそういうとこ、俺は嫌いじゃないよ」 ときどき、見せる笑顔が 「ははっ、なにその顔、可愛い」 嫌になるほど、意地悪で優しくて 「もっと見せて」 胸焼けするほど甘い。 ▼ 最恐ヤンキーくん 城田 大輔 （しろた だいすけ） × お節介優等生ちゃん 久原 青 （くはら あお） ▼ （そんな顔で、声で、私の名前を呼ばないで） 2021.07.29〜

恋って、甘くて優しいものだと思ってた。 「じゃあ、俺と付き合う？」 でも、全然違って、 ものすごく苦しくて、つらくて 「ごめん、ごめんね、…もう、別れたい」 全て投げ捨てたこともあった。 「おれ、ずっとお前が好きだった」 夢みたいなキラキラしてる日々に、 「わたしも、好きかも」 甘えて閉じこもったこともあった。 だけど、 もしも君がわたしを許してくれるなら もう一度、 ＊ もうあの頃のわたしじゃないから、 もう不器用だったわたしじゃないから、 だからもう一度、 わたしに恋をしてください ＊ ： ゜ 　。 （本当はずっと君を想ってた） START * 2014.08.07 RESTART * 2024.05.15 旧題：オレンジブルー〜もう一度君と〜

「俺と付き合ってくれませんか？」 ある日ヤンキー君に呼び出されたヘタレちゃん そこでまさかの告白！？ 断れず受け入れてしまったけど……？ 銀髪ヤンキー×ヘタレ少女 二人のほのぼのした恋物語。 (たぶん、きっと。) ： ： ・ 執筆期間＊2014.10.21～2014.12.08 修正期間＊2016.09.14～2016.11.25

ハニー。 俺は今日も、 毎朝恒例の強制鬼ごっこに参加してます。 捕まったら最後、 無傷で登校するのは難しいと思います。 あ、でもですね、最近は体力がついて、 結構、走りやすいんですよ。 「いたぞ、あいつだぁぁあ！」 「ひぃっ！す、すすすみません！！」 だけど、ハニー。 どうか、どうかひとつだけ、 お願いを聞いてもらってもいいですか？ 「昨日は城ヶ崎さんと二人きりで帰ったらしいなァ！！！」 「はい！いやでも、俺、彼氏なんで文句言われても困る…」 「んだと？！ ゴルァァア！！」 「ひぃぃ！すみませんすみません！」 これから 毎朝、お家にお迎えに参りますので 一緒に登校して頂けないでしょうか いや、 毎朝じゃなくても週に一度でいいんです じゃないと、 「松本朝陽ぃ！！止まれぇえ！」 「嫌です！！それ止まったらダメなやつでしょう？！」 （そろそろ俺の命が危うい気がする！） ◇ ◆ START * 2014.05.04 RESTART * 2021.11.17 ◇ ◆ ※不定期更新中

きらびやかなイルミネーション 飾られたツリー クリスマスの歌。 行き交う人々。 私の隣で、君がくしゃみをした。 「アユム」 「ん？」 「あのさ、クリスマスケーキはいらないから、浮気しようよ」 「はっ？」 ■□■□■ （もう、引けない） 藍川ともも様主催 企画【HappyX'mas!】 参加作品です 設定されているキーワードから 他の作家様の素敵な作品も確認できます(^^)

むせ返るほどのタバコの匂い 中途半端に残った缶チューハイ つけっぱなしのテレビ。 あたしは、あなたのそういうところが、 大嫌いだった。 2020.05.15