君は覚えているだろうか？ 君と出会った夏のこと。 君は思い出すことはあるのだろうか？ 君とはじめて結ばれた冬のこと。 君はあの時の俺を どうおもっているのだろうか？ 君を裏切った、クリスマスの冬のこと。 俺と君の物語の結末は、 もしかしたら、出会ったときから決まっていたのかもしれない。 そんなふうに思うんだ。 『トナカイとサンタと私』の 達哉Sideの物語です。