母校の高校に数学の教師として 赴任することになった 渚（なぎさ）。 高校の頃、校内に迷い込んだ小学生の少年が 学校一の問題生徒に。 高校の頃、怖かった先生が 上司に。 高校の頃、憧れの存在だった男子が 用務員の先生に。 高校の頃、小学生だった弟の友達が 生徒に。 卒業から４年経って何も変わっていないのは校舎だけ。 渚を取り巻く環境は一気にラブラブ一色！

「満月の夜、君を迎えに来るから」 それが彼と唯一交わした約束。 その思い出を胸に毎日『鰐見台』に通う郁。 何時しか約束の日から十年以上が経ち 高校２年生になった彼女は 約束が果たされないのだ ということに気づきつつあった。 そんな人生がガラリと変わったのは伯父の葬式が行われる日のこと。 鰐見台に現れたのは？