英 蝶 眠さんのレビュー一覧
あかん、ひさびさに読んだら腹抱えて笑ってもーた。 那智黒と滝見のくだりは、うちにも似たような親類おるんで…(笑)
道とはかねて聞きしかど、昨日今日とは思わざりしを…という伊勢物語の和歌をふと思い出しました。 何かを失うのは新しい何かを得るためだと、私は信じたいです。
普段のラテ子ファンはビックリこくんやなかろうかな、凄絶で。 でも救いがない感じが、うちは嫌いやなかったりもします。 世の中、救いなんてありませんからね。 重いけど、癖になります。
包容力ですね、決め手は。 こういう彼氏、見つけようったってそう簡単に見つかるもんじゃありませんからね、作品で味わうことをオススメします。
モテるというのはあるのでしょうね。 なかなか綾人みたいな紳士はないので、みなさん見付けたら、のがさないように。
夏祭りと、甘酸っぱくもほろ苦い記憶と、美しい景色と…この一編には、好きなものがいっぱい詰まってます。 何度も読み返したくなります。
まぁ霪雨とも書きますが、これは漢学の手練れでないとなかなか出ないタイトルで、内容は内容で昔のフランス映画の、それこそバーキンの無造作紳士とかが似合いそうな雰囲気でして。 オススメですぞ♪
この物語には、青葉の頃の輝きと翳りがあります。 無常にして迅速、生死はこと大なり、慎みて放つを逸(のが)すなかれという禅のエッセンスを感じます。 こういう作品、水上勉さんの桜の短編みたいで好きです。
神戸の界隈は学生時代にちょいちょい遊びに出没してたので、なんだかその頃を思い出しました。 うちの場合はそのあと震災があって、湘南に疎開して…と暗黒でしたけど、この二人は違ったのだろうな、とふと感じました。 風見鶏の館、懐かしいなぁ。
なんだかコメディらしいコメディって感じで、ラテ姉さんの本領が遺憾なく発揮された作品です。 ただ電車の中で読んだら、随所に笑いのツボがあって吹き出して怪しまれますので、そこだけは気をつけてお読みくださいね♪
こんな素敵な話を書くなんて… まぁやられました。 こういうの読んじゃうと、うちなんか書いて行く自信なくなります(苦笑) それだけ絶品です。
どこの町とは書いてないですから、みなさんそれぞれ思い思いの港の花火が浮かぶ作品です。 ちなみに自分は、小樽の花火が浮かびました。
この作品はじわじわと滋味があふれてくる、味わいの深い好編です。 派手さはないですけど、ぜひ本棚に置いて、読み返して見てください。 味わいが変わりますから。
このフレーズが物凄くインパクトがあって、何回も何回も思わず読み返してしまいます。 これは理解しながら読むより、作品の中に入ってみるのがオススメです。 ずぶ濡れ注意ですが。
こういう展開、個人的には嫌いではないです。 こういう作品を読むと「別にセレブでなかったかてシアワセになるやん」と感じさせてくれます。 おぜぜばかりがシアワセじゃあないですね。
登場する彼女の心理の移ろいが丁寧に描かれてまして、良質な作品です。 これはタブレットのようなしっかりした画面で、じっくり行間も味わいながら読むことをオススメします♪
いかにも「青春してるなー」って感じでして、印象的というか残りますね。 自分にはなかった時代なので、個人的にはなんだか甘酸っぱさを感じます。 オススメです♪