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ケータイメールという身近なツールを題材に、男女間で繰り広げられる心理戦。 罪悪感が徐々に薄れていき、勝手に正当化されていく、覗き見という行為の果てにあるものは――。 読んでみてください。 妙に生々しい怖さが味わえますよ。
4年間、片想いを続ける女性が主人公の物語です。 ちょっぴり、わがまま? いじわる? いえいえ、飾っていない等身大の女性の姿が、描かれているのです。 主人公本人は、真剣なのでしょうが、その行動はどこかコミカルで、憎めない。 とても可愛らしいと感じてしまいます。 そして、ある想いに気付いたときの、主人公の姿。 その姿を、是非ご確認ください。 女性って、いとおしい。
気付かない。 どうして? 気付いてくれない。 どうして? ジャンルはSFとなっていますが、それを意識することなく読み進めることができます。 作者が表紙に書かれていますが、まずは、冒頭のトイレの王様だけでも、ご覧になってください。 きっと続きを知りたくなりますから。 あなたには、彼女の叫びが聴こえますか?
1ページに1話を収めた短編集。 ふとした日常の風景も、少し視点を変えると、見える何かがあるのではないでしょうか? 夢から目覚めた公園は、夜には違う顔になる。 恋が始まったり、何かを失ったり。 何処かの街角で、遠い異国の地で、ひとの数だけ物語は生まれます。 ジャンルはバラバラでも、ストーリーの奥底には生命の水脈がしっかりと流れている、と感じられる作品たち。 ひとは、こうやって生きている。
真夏に咲いた恋の物語。 優しさと切なさが混ざり合った心地よさ。 淡々としているようでみずみずしい、と感じる不思議さ。 そんな独特のテンポで、主人公の心情が丁寧につづられていきます。 表情ひとつ。言葉ひとつ。文字ひとつ。 ひとつひとつに一喜一憂してしまう、あの気持ち。 誰かを好きになったときの、あの気持ちを思い出すでしょう。 人物描写が上手く、登場回数の少ないキャラでさえ、それぞれに物語を感じるのも、この作品の魅力。 誰かを想って。 何かを想って。 想うから生きていける。 作者の感性にもっと触れていたい、と思うのです。
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