優雨葉さんのレビュー一覧
好きで好きで、仕方なくて。 だけどその恋が叶うことって難しい。 好きだから、どうしても好きだから。 一途に想い続けることのもどかしさ。 そして大切さを感じる作品でした。 一途に先生を想い続ける柚希ちゃんの姿がとても可愛らしかったです。 恋愛に対して臆病になっていたり、悩んでる時に元気を貰える作品だと思います。 ぜひ一読を。 素敵な作品をありがとうございました。
出会いから別れ、の間に沢山のことがあった。 嬉しくて笑ったこと、悲しくて涙を流したこと、苦しくて胸が張り裂けそうになったこと、怒りに満ち溢れてたまらなかったこと、愛おしくて本気で愛したこと。 この想いは、一緒に過ごした時間の中で生まれたもの。 決して無駄な時間でも、無駄なことでもなくて。 出会いと別れには、ちゃんと意味がある。 また出会えたなら、今度は徒花で終わるのではなくて、先へ進もう。 もう、新しい芽がそこにーーー 出会いと別れにはちゃんと意味がある ということについて、改めて教えられました。 精一杯生きた時間は決して無駄なんかじゃなくて。 それが「今」に繋がっている。 毎度、ユウさんの作品には教えて貰うことが多いです。今回もありがとうございました。 読んでない方はぜひ、一読を。
ずっとずっと想ってきた相手の隣には 別の人がいました。 二人を紡ぐのは、 月下のほんのひとときな時間。 太陽の下で一緒に歩ける日は 来ないのだろうか。 好きなのに、どんなに愛しても 大好きな彼と一緒に歩むことはできない。 全てを捨てることができたなら。 だけどそれはできなかった。 だから、お互い違う道を歩く。 過ちを犯してから気付くこと。 どんなに悔やんでも、過去には戻れないけれど決して忘れない。忘れることができないなら忘れなくていい。 切なくて、もどかしくて。彼等はまだ幼かったのかもしれない。 けれど、皆誰もが必死にもがいて。 選んだ道へ。 読み始めたら止まらなくなり、引き込まれました。切なくもそれぞれの愛を感じる作品でした。ぜひ一読を。
あの街で生きていました。 濁った、あの街で。 苦しみ、哀しみ、憎み、妬み、 愛し、愛され.... それぞれが渇望していた。 何度、何度願っただろう? 何度、何度手を伸ばしただろう? 渇望の先に辿り着いた、今。 過去があるからこそ今を生きています。 今、向き合えています。 渇望本編と合わせてぜひ一読を。 彼、彼女らの”今”。 少しずつだけどでも確実に皆 前へ進んでいます。 今はもう会うことはない人たち。 だけど確かにあの時あの瞬間は 存在していました。 過去、現在、未来。 全てに意味があることを教えてくれる作品です。
過去の記憶から、 それぞれがもがき、苦しんでいた。 濁った街で、皆が何かを抱えていた。 ただただ素直に、自分の思うままに生きることができたなら。 けれど人間は不器用で。 過去の傷は消えないけれど、 それと向き合い前に進んでいくこと。 過去があるからこそ現在があり、未来へ繋がる。 無駄な時なんてない。一生の日々の全てが意味のあるものばかり。 彼、彼女達の姿が本当に痛々しくて涙しました。 けれども不器用で、もがきながらもそれぞれが新たな一歩を踏み出す。 彼、彼女達の渇望の先を 最後まで見届けてあげて下さい。 人との出逢い、そして日々を大切にしたくなる作品でした。ユウさんいつもありがとうございます。
何も知らなければ、良かったのだろうか。 けれど、気付いてしまったの。 そこからまるで導かれるかのように 残酷な道を辿る。 憎しみ、悲しみ、苦しみ。 そんな中に見え隠れする様々なカタチの愛。 それぞれが想いを抱え、 もがき、生きてきた。 その先に見えるものとは。 過去をやり直すことなんてできない。 だけど、未来に期待してみよう。 変えることができるのは、結局自分自身。 あの頃は、まるで狂想曲。 その曲の終止。その後には? いつもユウさんの作品には 心を鷲掴みされてばかりです。 読めば読むほど深く。 ぜひ、一読を。 いつもありがとうございます。
それぞれが、もがいてた。 苦しくて、しんどくて、泣きたくて。けど泣ける場所がなくて。 僕等は未熟で。 だけど完璧な人間なんていない。皆寄り添って、支えあって、そこから未熟なりにも答えを出していく。 一人で未熟なら、二人ならどうだろう? 支える愛 優しい嘘の愛 相手を想う愛 見守る愛… さまざまな愛の“カタチ” そのさまざまなカタチを、人と出逢い、過ごしてく中で私達はまた変えていく。 後半に近付くにつれ、涙が溢れました。 “愛すること”と“弱さを抱えながら生きていくこと” とても強く伝わりました。 弱さは決して悪いものではない。 それを包んでくれる愛が傍にあります。 素敵な作品をありがとうございました。この作品に出逢えて良かったです。
少女は死にたいと、思っていた 自分は愛されてない、なんのためにいるのか。 心配してくれる人なんて、いないから―― そう思っていた時、“彼”が現れた。 不思議な人だった。 だけど、少しずつ変えてくれた。真っ暗だった未来に、光をさしてくれた。 少女にとって彼は、生きる意味になった 彼にとって少女は、知らなかった事、感情を教えてくれた 二人このまま“永遠”を祈ったよ――― 今、隣にいなくても、絶対に忘れない。そして、またいつかきっと会えるから。 離れてみて分かる、愛情。見つけた生きる、意味。愛おしいと、思えた人。 愛、生、希望、勇気――沢山の事が詰まっている作品。思わず涙してしまいます。 ぜひ一読を。深く胸に染み渡ります。
毎日退屈で、刺激が欲しいと思っていた。 そんな彼女、美菜の前に現れた叶。 彼は少しずつ、けど確実に美菜の世界に色を染めていった。 当たり前のような、毎日がずっと続くと思っていた。 “ずっと”だなんて、どこに確証があったのだろうか? 一気に変わる、目の前の世界。 守りたいものを守る為に下す決断。 それが正しいのか正しくないのかなんて、誰にもわからない。正解なんてない。 今、自分にできる事をしよう。大切な人がいるこの世界で、“今”しかできないのだから。 『今この瞬間引き金を、引け』 当たり前のように過ぎ去っていく日々の大切さを改めて痛感しました。 日々の中に、大切なモノが沢山隠れているのだと―― それに気付いた時、引き金を引いてサヨナラをしよう。 ぜひ一読を! 衝撃を受ける事間違いなし。 考えさせられる深い作品です!
どんな時も、それは“一瞬”で。 その一瞬を、捉えていきたいと思った。 当たり前のように過ぎていく日々。 その中で、笑ったり泣いたり、悩んで自分の中で葛藤したり。 それぞれが何かしら抱え、そして一歩を踏み出せない時、 言葉にしたいけどなかなか言葉にできなくて立ち止まった時。 そんな時、背中を押してくれる。 踏み出す勇気をくれる。 もがき苦しんでる時に支えてくれる人。 そんな出来事全てが“一瞬”。 新たに踏み出す事、そしてそれを後押ししてくれる大切な人達。 その大切さが深く伝わってくる作品です。 ぜひ一読を。 踏み出す勇気を与えてくれます。
高校三年生の夏、長いようで短い、けれど忘れる事のない経験をした。 彼はいつだった自由で、気ままで。 そんな彼に振り回されるのも悪くなかった。 楽しかった。 一瞬一瞬が、キラキラと輝いていたの。 友達、と言うにはどこか違い、恋人と言うのはもっと違う。 けれど、愛しかった。 もう二度と出逢う事のない彼。 今、元気に生きていますか? あなたの幸せを願いながら、どうか、届きますように―― 過去の一瞬一瞬の出来事があったからこそこうして“今”に繋がっているのだと深く感じました。 出逢いとは必ず何かを意味する。 偶然か必然か。 短編ながらも深く胸に残る作品でした。 いつも胸に刻まれる作品をありがとうございます。 ぜひ一読を。
同じような毎日を、繰り返し生きてた。 希望なんてもう見えなかったし、生きる事すらも諦めてた。 いっそ殺して欲しかったんだ。 そんな中、突然出会った彼。 どうしてかな?彼と居れば、自分の存在を確かめる事ができた。 過去の傷痕 葛藤 亀裂 空虚 破壊 損失 ... 腐った世界で、唯一輝いてた。 気付いちゃった。“愛”に。 だから、二人一緒に、互いの為に生きるのも悪くないって思った。 人間は不器用で、愛するからこそ手放し、祈るように泣き続けた。 確かにあの時私達は“此処”にいた。 あの時があったからこそまた“此処”で再び出会えるよね? 出逢い、愛、生、涙、痛 優しい事も、苦しい事も全てがどこか愛おしく感じました。 それがあったからこそ今、があるんだよね―― ぜひ一読を。 ユウさんありがとうございました。
恋をしたら、ドキドキと共に不安も溢れてくる。 それが“ヒミツの恋”なら尚更。 好きになってしまって止まらない 大好きなのにそれを表には出してはいけない 子ども扱いは嫌だよ―― 三人の女の子がそれぞれそんな想いを抱えながら、辛くて不安ででもやっぱり相手が大好きで。 読めば共感する事間違いなし。 大好きだからこそ悩んでしまって。 けれど壁を乗り越えたらきっと新たにまた進む事ができるのではないでしょうか。 ぜひ一読を。オススメです!