苦手としていた上司。そんな彼が目の前に現れたのは、お見合いの席だった。
恋愛を諦めていた主人公は、心配していた両親によってむりやりお見合いに連れてこられる。親の顔を立てるということで、渋々出席した彼女だけど、断るはずのそのお見合いはなぜかおかしな方向へと向かっていき。
断ってそれで終わりと思っていたのに、その相手が自分が苦手としていた上司だということから、そう簡単にはいかない。それどころか、これをきっかけに彼の外側だけではなく内側にも触れることとなり、優しさや真剣さを知っていくこととなる。
恋を諦めている彼女。そんな彼女のことを知りながらも、深い想いで彼女を包み込む彼。
不器用だからこそ、彼の彼女に対しての優しさや想いの深さが胸に伝わってきました。