2日前に、母を亡くし、孤児になった私。 母の葬式中に現れた高級スーツを身に纏う団体に、連れ去られた豪邸で、 始めて、父方の祖父に出会う。 母が亡くなる10日ほど前に、祖父に私の存在を記した手紙と毛髪。 父と奥さんの間には、子どもが居なかったらしい。 跡取りもいないまま、養子をとるかどうかと思案していたところに母の手紙が届いた。 私の器量はどうでもよくて、 じいちゃんのメガネにかなう男と結婚させ、跡取りにしようと思っていたらしい。 女の幸せは結婚だと、思っている頭の硬いじいちゃんと 学校で地味に暮らしていた孫と、元じいちゃんの孫との 学園ラブコメになる予定。