もう、結末は分かっているだけに、１番知りたかった過去は、思っていたよりも非常に悲しくて、かわいそうで複雑でした。
友情も恋もどっちも大切です！七海の迷う気持ちも、美保の嫉妬する気持ちもどちらも理解出来ますし、……好きという感情は止められないと思います。
読んでいくうちに、七海たちの台詞はすごい影響を与えてくれました。七海や美保や充の、それぞれ行動している事は怖かったり、辛い事ばかりで全体的に『√ｾｯﾃﾝ』と同じくらい重いｽﾄｰﾘｰなのですが、登場してくる人物たちは意外にも日常的な会話だったので、ちょっぴり笑えたり、共感する部分、深く考えさせる部分がたくさんあって、とても面白かったです♪
『Re:√ｾｯﾃﾝ』は最悪の結果となってしまいますが、本編の『√ｾｯﾃﾝ』と一緒に読む事で、全ての接点が繋がると思うので、合わせてお楽しみ下さい☆

何度も√ｾｯﾃﾝを読んでいるんですが、やっぱり飽きの来ないお話だと思います。私自身、ﾎﾗｰやﾐｽﾃﾘｰは苦手なのに、この『√ｾｯﾃﾝ』は今までのﾎﾗｰｽﾄｰﾘｰとは違いました。登場人物が一人一人個性的で、実際に居たら友達になりたいくらい、素敵なｷｬﾗｸﾀｰたちでした。死の待ち受けに関する謎の事件が起きるんですが、様々な恐怖の出来事の中で、恋愛要素が出てきたりして、ﾄﾞｷﾄﾞｷしてしまう部分があって楽しめた小説でもあります♪何よりRさんの文章表現がﾌﾟﾛ並みに上手いので、ﾘｱﾙにｲﾒｰｼﾞしやすいです。読んでいくうちに、考えさせられるｼｰﾝがいくつかあったりして、生きる意味や、愛すること…とても為になる内容でもありますよ。ちょっと笑える部分もあって全体的に本当に面白くて、大好きなこの作品を書籍化して欲しい程の絶対にｵｽｽﾒの恋愛ﾐｽﾃﾘｰﾎﾗｰ小説…是非ぜひ読んでみて欲しいｹｰﾀｲ小説です★