紫鶴さんのレビュー一覧

★★★★★
2014/08/27 20:41
ネタバレ
きみは金色

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★★★★★
2014/08/20 13:11
青春って

ダム、ダム、ダム… バスケットボールの、音。 夢もない俺だけど。 大切にしたいものがある。 例えば、バスケットボールとか。 例えば、親父との1on1とか。 例えば、大好きな人、とか。 高校三年生、ラスト・ゲーム。 ──ピーッ! 試合の開始の笛の音が、 ─こだました。 ◇◆◇ 青春って、繊細で、不器用で、 輝いてるんだな。 って、読み終わった瞬間、そう、 思いました。 思わず泣いてしまいました。 元也を囲む、キラキラかがよう青春に。 あなたも、絶対に、読んで良かったって 思うはず。 ぜひ、ご一読を。

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★★★★★
2014/08/17 23:33
生きている

最初はなんとなく、『櫻の園』という 堅苦しそうなタイトルで 敬遠していました。 しかし、勇気を出して 一ページ開いてみれば、そこには 不器用でとても素敵な物語が、 広がっていました。 桜の園で繰り広げられる、夢と、 希望と、絶望。 嵐みたいな、青春時代。 葵の、 「もし、"桜の園"ちゃんとやれたら── どこに行っても、夢に向かって 頑張れる気がしたんだ」 と言う言葉が胸に染みて……。 言葉の一つ一つの言い回しが、まるで 本当にこの物語の中の登場人物たちが 生きているかのように感じられました。 かなさんの描く世界は綺麗で、 きっと引き込まれます。 ぜひ、読んでみてください。

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★★★★★
2014/07/06 00:33
5分の1

一度読んでみて下さい。 きっと、あなたの心に、 深く重く残る作品だと思います。 死刑制度。 奪ったから、奪う。 ——矛盾してませんか? そして、職務によって奪う人達の気持ち、 考えたこと、ありますか? 5分の1。 これは、なんの確率だと思いますか? それは、人の命の確率です。

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★★★★★
2014/06/27 20:27
悲恋の綴られた、詩集

一つ一つの文には、 余韻に浸らせる重さがありました。 たった数ページの詩なのに、グイグイと 詩の中に引き込まれて行く感覚…。 悲恋詩集の題名の通り、 切ない恋がそこに幾つもありました。 私のお気に入りは、 『なみだ』と『シャボン玉』と 『恋愛小説』です。 皆さんもぜひ、読んで見て下さい。

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★★★★★
2014/06/24 20:02
タイトルの意味

死んでからの四十九日間以内に、 未練を解消しなければならない。 あの世からの案内人…クロに言われた。 私は、未練を解消するべく、お婆ちゃんと 親友の栞、そして、蓮に会いに行く――。 *** 『いつか、眠りにつく日』 最初はこのタイトルが、どういう意味 なのかよく解りませんでした。 しかし、いつか、眠りにつく日… その意味が、この物語を読んで深く 心に染みました。 私も、しっかりと生きよう。 そう思わされました。 いぬじゅんさん、この物語を 読ませて下さって、 ありがとうございました。 どんでん返しにも、驚かされました!

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★★★★★
2014/06/09 19:24
当て馬姫

何度も何度も当て馬になった姫に つけられたあだ名は 『当て馬姫』 今度こそ、と勇んで出かけた ピコランダ王国の花嫁選定試験。 とある王子に惑わされたり、 今度こそは運命の人に見つけられてやる と気合を入れていたクラァス姫。 しかし… その国では、黒い陰謀が 色濃く渦を巻いていて…。 * * * 読む事がとても楽しく、 気づけば時間が経つのも忘れて 読みふけっていました。 当て馬姫、と呼ばれるクラァス姫にも、 好感がもてて…。 凄く面白かったです!

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★★★★★
2014/05/25 23:01
ちっぽけな世界の片隅で。

狭い世界で、今日も限りある酸素を 奪い合うのだから、自分も無意識に 形を変えているのかもしれない。 ニハシノコ、 ジュウエンムイチもきっと。 大人になるってどういう事なのか、 未だによく解らない。 上手く形を変えて生きていく事? わたしたちが生きるのは、きっと、 無限に広がる世界。 スエヒロガリの、世界。 『自分の心は、 自分の形で持っていればいい。』 その言葉が、 私の心に優しく染み込んでいきました。 強いなって思いました。 八子さんと、田岡くん。 特に、八子さんの気持ちは、 とてもリアルで共感できました。 上手く言えないけど、 すごく素敵な作品を読ませて頂いて、 ありがとうございました。

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★★★★★
2014/04/13 10:10
付喪

【付喪】 それは、意思が取り憑いた“物” 魂の宿った“物”は、大きな恐怖へと変貌する もしあなたが、 物に襲われたら、どうする? 例えば、割り箸。例えば、人形。 例えば、ノート。例えば、タンス。 殺意を持った“物”たちに襲われる恐怖。 『てえてえ』 『じばじばじばじば』 『かきゃきゃきゃきゃ』 ほら、どこかから、殺意を持った “物”たちの声が聞こえてくる * * * とても面白く、ドキドキするホラーです。そして、考えさせられるホラーでもあります。粗末に扱われた物たちの復讐にぞっとさせられ、改めなければ、と思わされます。 あなたもぜひ、陸や遊美と一緒に、 付喪狩りに出かけませんか。

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★★★★★
2014/03/15 14:11
オッサン、誰?

突然 俺の部屋に現れたオッサン。 えええ、なにこれ目の錯覚? 俺の幻覚?妖怪?幽霊? 身長、約…八センチ!? 名前…さ、佐々木さん?? 正体は…何者? 怖えぇええええ!! でも、俺が風邪を引けば、 濡れた“おふだ”を額に貼ってくれて… ダイエットし過ぎて死にそうになったら 戸棚から必死に干からびたイカゲソやら 溶けた飴やらを持ってきてくれて… …オッサンは、いったい誰ですか? *** まず、爆笑します。 次に、正体が気になり始めます。 そして最後に…感動! あなたも少し、チッサイオッサンを見て、 ほんわかと和んでみましょうよ♪

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★★★
2014/02/20 20:13
死のセンタク

完結おめでとう ございます! とても面白かったです! 私と似たような作品を書いていたので、少し読んでみれば… ミステリ要素も加わっていて、私よりも遥かに面白かったです! なぜ、星三つをつけたかは、ここでは書ききれないので、感想ノートに書きますね。

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★★★★★
2014/02/20 17:48
純愛の色は?

純愛の色は何色? 赤?白?それとも…ピンク? いいえ、違う… 純愛の色は“黒” さぁ、黒い純愛を、 あなたにタップリと注ぎましょう… 先輩… 私、先輩の事… 愛しているからネ… *** 主人公、愛美の策略と、 藍里まめさんの文章力に感服です! あなたも愛美に、 黒く染めてもらえばどうでしょう? 大丈夫です! ムラなく、 真っ黒に染まりますから…ネ?

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★★★★★
2014/01/25 23:27
お疲れ様でした

この話を読んで、イジメというのがどういうものなのか。 更に理解を深める事ができました。 あとがきを読めば、あの頃の視点と成人した今の視点… どちらも書けて良かった、と書かれています。 この物語は、実話を元にしたフィクションだと、表紙にありました。 きっと、思い出すのが辛かったと思います… 蘭.さん、本当にお疲れ様でした。 小説の読者の視点で言えば、最期が少し強引だったと思います。 すいません、私がこんな事を言って。 文章がとても読みやすかったです。 蘭.さん、これからも、頑張って下さい!

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★★★★★
2014/01/10 22:56
ネタバレ
縛鎖 -bakusa-

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