空波 刻羅さんのレビュー一覧
死に至っての意味と原因。 人は死ぬからコロされる。 人は生きるからシにたがる。 人はコロされるから生きている。 剣を取り、銃を持ち。 刃を奮い、引き金を抱け。 殺せばいい。 相手はどうせ死ぬ生き物なのだから。
物語を借りた詩であり、詩を演じた独創であり、独創を付した闇である。 どこまでも遠い、彼岸にあるような文章たちを掴めるわけがないのに、どうしても見入ってしまうのは怖いもの見たさと、そこにある狂歪(きょうかい)に魅力を感じたからか。 この作者様でしか出せない味がある。 真似ることなんかできない作者様の世界がそこにあった。
(´_ゝ`)ジョニー俺は確信したんだヨ ▽・ω・▽わんわお (´_ゝ`)なぜ、真悪というのは強いのか。観点がずれていた。強いから、悪になっちまうだヨ。 ▽・ω・▽ガブリ (´_ゝ`)強者は弱者を生む。言葉通りに、強者がいると弱者が“出来上がるんだ”。強者の余裕からなるのが人外の人害。あいつらはナ、悪いと思ってなんかいないんだよ。 ▽・ω・▽ガブガブ (´_ゝ`)強者にとっての行為は至って普通。ただ単に弱者視点で言えば、悪にしか見えねつうわけヨ。 ▽・ω・▽ガブガブミシュ (´_ゝ`)そう、だから悪とは強者の戯れに過ぎず、時には弱者を生かすこともする。だからジョニー…… ▽・ω・▽ガブガブ (´_ゝ`)俺は弱者かヨ。
「兄さん。僕、勝ったんどすえ。いっぱい頑張って、勝ったんどす」 「冬月は頑張りやさんどすなぁ。偉いわぁ」 「えへへ」 「学園ではどない?友達はできたん?」 「片目から、魔女から、老人やら、食いしん坊やら、金持ちやら、影やら、関西弁やら、スペシャルバカやら、いっぱいできたんよ。みーんな、お友達どす」 「そかそか。冬月は優しい子やからねぇ。きっと皆はんも、冬月のそないなところに引かれたんやろなぁ」 「僕はええ子やからねぇ。兄さん、もっとナデナデしてぇな」 「騙されんなよ、秋月ぃ。冬月はな、ドSぷりを発揮して、みんなにドン引かれていたぜいぃぃ。ヒャッハー、ぐべっ」 「兄さんの前で嘘はあかんどすなぁ、溝出。カラーテレビをモノクロにしよか?」 「ぎゃー、さーせんしたあぁぁぁ!」
毒でした。 甘い毒でした。 食べてはいけないのに、食べられずにはいられない。 欲して、求めて、自滅して、自虐して、繰り返して、終わりなんかこない。 蛾にしかなれない、蛾のようだ。 蝶と蛾とて何が違う。どちらも羽ばたける。どこまでも優雅に。 されど、彼女は蛾であり蝶でもあった。 毒だった。 甘い毒でした。 それはどちらにとってか。
(´_ゝ`)世の中には真の悪がいるのだヨ、ジョニー ▽・ω・▽わんわお (´_ゝ`)飼い犬に手を噛まれようが平然とその犬の牙をへし折るヤツがナ ▽・ω・▽ガジガジ (´_ゝ`)きっと強者の余裕つーのだろうナ。悪ほど魅力的に感じるのは、人間のさがかナ。 ▽・ω・▽ガジガジミシュ (´_ゝ`)人間にはたどり着けない極地だ。化けもんだよ、オレたち人間からしてみれば。 ▽・ω・▽ガジミシュグチュ (´_ゝ`)飼い犬に手を噛まれるっていてえなぁ、ハッハッハ
数多の困難、渦巻く欲求、更なる試練。 いけ、いくのだメロス。決して逝けとは言わんから。 君ならば、立ち向かえるはずだ。 勇気、友情、努力……は知らんが、恐らくこの三要素があるならば行けるはず。 などと読むこちらも熱がこもる作品でした。
作者様も言うとおり、深い意味はない。 なのにどうしてか、面白い。 考えたこともない視点で物事を書いてあるからか。本当に妙な話です。 真白の使命、残忍ながらも致し方がない。それが為に真白は産まれたのだからと、最後に納得するでしょう。
ぴゃあぁぁぁぁ! ――失敬、つい取り乱してしまいました。 キャラバトに相応しい。全ての魔術をキャンセルする雄大、極彩に近い美しい術を使う姫羅木さん。 キャラクターの動かし方が相変わらずお上手で。 見応えたっぷり、短編なのにこんなに得していいのでしょうか。 ご覧ください。
いやはや、独特で。 作者の世界観が全開ですね。 ラスト、トゥエンティが笑顔なのが違和感なく感じられました。 ハッピーエンドで良かった。
人の書く戦闘シーンを見るのはやはりいい。 テレサとブリュンのいいバランス加減。 ジンの夢に対する翼の想。 作者の世界観も独特で楽しめました。
狐です、狐。 和風です、和風。 萌えま……いや、これは私的なものですが。 個人的に~じゃ、とか。~かえ。が好きなのでどツボでした。 のたおさん得意の戦闘もまた楽しい作品でした。
他人が作ったキャラをここまで動かせるとはさすがのたおさん。 イメージ通りでにやにやしつつも、バトル描写も逸材で文句なし。 あっぱれと言いたいです。
執事シリーズ記念すべき第一。 執事にミステリーとあれば、紅茶に添えられたクッキーのように相性抜群。 強気ながらも、憎めず可愛らしいお嬢様もまたいい。 二人が織りなす風味豊かなこの作品。堪能してみませんか?
ヤンデレです。 病んでる春も素晴らしい。 これぐらいの病み要素があるから、病みつきになってしまう。おっと、よだれが……失礼。 痛い趣味? そうですか、そう見えますか。 でも所詮は人間、これぐらい愛されないと満足できないものですよ。 盲目的な愛と言うでしょう。 見ていて愛おしい、病めば病むほど味が出ますよ、正に。
あなたのためならば、何でもこなします。 チョコレートを巡った抗争。拉致られてしまったお嬢様。 え、なんで?チョコで?と思う方は真相知るためにページを捲ってください。 有能すぎる執事はいかがでしょうか。 クールなお嬢様もなかなかいい。 紅茶片手に軽い謎解きも優雅でしょうね。