あの人は切った貼ったの世界で生きる人 何を話しても通じない。いつも空回り。 いつになったら私達は一つに纏まるのだろう。 一生纏まらないのかも知れない。 でも、出会ってしまった。交わって、重なったところが花火のように燦々と火花を散らして夏の闇へと煙となって消えていく。 世間知らずな私の武器は若さだけ。 でも、あなたの頬に映る鮮やかな色にぶつからずにはいられない。 さあ、どういたしましょうか。

あぁ、あの人のために走って駆けつけるのは何度目なんだろう。 付き合ってる男に会いたくて会いに行って身体を重ねるよりも、 仕事の失敗のフォローのためにヒールのゴムをすり減らして走るよりも、 必死なのは夢中なのは変わらないのに 真っ白で綺麗な気持ちなんだ。 生きてる時もなにも知らなかったのに。 どうしてくれよう？分かってしまって一層くだらないものにした方が楽かもしれない ▫︎◇◽︎▫︎好きだった人が死んじゃった▫︎◽︎◇▫︎

男の嘘は安っぽい。 男は言葉に責任を持たなきゃいけない。 チャカを出したら打たなきゃならないし、 吐いた唾は飲み込めない。 女の嘘は許される。 いや、寧ろ女は嘘をつけばつくほど 小娘にはできない魅力を増す。 ーーーー仮初めの恋

「俺怒ることってのは滅多にないよ」 「刺青は人様に見せるもんじゃねえよ」 「お前がやりたいこと言わなしょーもないよ。はっきり言えよ。」 ー時代は肉食回帰。◯代目とかアウトローをミックスした、男性的な強さをアピールするようなファッションが若者に浸透している。 そんな中途半端厭！私はほんもんの極道がいいの！ーそんな思いを抱く堅気の女も多い。 ◉本物の極道は堅気に手を出さない。出すのはチンピラ ◉チンピラはどうしようもない。極道さんは礼儀正しい。 というような、極道美化が世間では謳われる。同時に、 「やくざ者はしょうもない。世間のkzだ。」 という考えも。 結局アウトローな男ってどうなのよ。 輩な男たちの実話風エッセイ。フィクションかノンフィクションかは、皆さんのご想像にお任せします。 ※該当カテがないので実話恋愛カテにしています。

良いって思うことってそうそうねぇ。 一見良く見えることには裏があると疑うのが常だ。 何が悪いことだとも思わねぇ。 俺にはそんな権限もない。 ただ、あいつと居ると、それも悪くねぇなって思うことが多い。 普通に生きるのが一番難しいんだ。 ＊＊＊ 「むとうさん」続編 武藤伊織サイド