七城七日さんのレビュー一覧
これはただの暇つぶし あたしはただお菓子に釣られただけ 気持ちなんて微塵もこもってない 設定だけの「妄想ラブレター」 だった、はずなのにな……。 ラブレターの文通 いつしかそれは、 あたしの本音になってた。 「ちっ」 これは鼻歌、舌打ちなんかじゃない 気分がいいから そう言って、あたしは今日も誤魔化す
父親を早くに亡くし、 男勝りだけど恋乙女な縁。 兄1人、妹3人、弟2人+自分の計7人兄弟 考えを真っ直ぐ貫く那央。 環境、性格、待遇 全く立場の違う2人の、 にぎやかな恋の舞台……。 一週間に一度の部活方針に惹かれ、 カセイ部という、部活の見学に行った縁 そこで出会ったのは、以前に一度 顔を合わせたマイペース男、那央。 絡んで絡んで、ほどけない赤い糸。 片霧家の嫁になるための三箇条 あなたはちゃんと当て嵌まりますか?
鈍感女×純情男 いつもあたしをからかう、 字が汚くて口の悪い なのにバスケが上手なアンタが嫌い いつも俺を惑わすくせに、 超鈍感で口の悪い だけどめちゃくちゃ可愛いお前が好き 届いた一言ラブレター。 嫌い×好きは、今、 好き×好きに変わっていく。
好き過ぎて私、死んじゃうかもしれない 好き過ぎて俺、殺しちゃうかもしれない ……どこまで愛せる? 惚れっぽくて鈍感なバカ、 豊海は特質のアレルギー持ち。 それは、チョコレートアレルギー。 豊海が想いを寄せるのは、 好きを知り愛を知らない高城。 内に秘める独占欲が開花してこそ。 二人はお互いの愛の深さを知る。 好き過ぎて私、死んじゃうかもしれない 好き過ぎて俺、殺しちゃうかもしれない さあ、どこまで愛せる?
この世界で生きる為には、 綺麗なままではいられなかった。 朝の絶望の中を生きる自分と、 夜のネオンの中を歩く自分。 朝の私には、汚れ一つ無い貴方がいて。 夜の私には、同じ汚れを持った貴方が。 心に空いた穴を埋めるのには、 寂しさを埋める必要があったんだ。 寂しさを、紛らわしたかった。 私達は擦れ違って、交差して、 一つの嘘から嘘を重ねて、 そうやって私達を信頼を手に入れて、 大人になって生きていく。
“別れ”から始まった二人の距離。 ヒロインと主人公の距離は、 片方の態度と、片方の言葉で、 呆気なくも手の届かない距離となる。 離れて感じるモノ。 ……主人公は何を想い、 ……ヒロインは何を想う? 正に、【捕食者の目】です。
この世は誰が思うより、 細く短い糸で成り立っている。 そんな世界には興味が無いかのように、 空を見上げる君にも“綺麗”と 思えるものはあったんです。 切れかけた糸を目にしたとき、 ふと君と二人見上げた夕日。 貴方の瞳に映るのは、 どこと無くつまらなそうな 私の瞳だった。 君の目に惹かれていた。 それはきっと、私と似た君が 堂々と自分を曝け出していたから。 感動しても瞳はつまらなそう。 笑っていても心はつまらない。 二人は細く短い糸で成り立ってる、 この世で繋がった最も深い糸。
とても深い繋がりを感じさせられる 「友情」「信頼」の名作品。 人と出会う“奇跡”についても 考えさせられました。 ヒロインの日常を蝕む、一つの事柄 そんな彼女の心に響かせた 主人公の強い想い。 彼の言葉に彼女は自信を持ち、 「夏に咲く桜」を見ました。 目にした世界は素晴らしいもの。 その「友情」には涙を流させられます。 また、海に広がる静空による、 彼が彼女を待ち続ける姿にも、 感動という気持ちを溢れさせられました。 それを“奇跡”と称する 直木翔人様に涙が止まりません!
無色な彼女に色を与えたのは彼で、 カラフルな彼女から色を奪ったのも彼。 ほんの短い文章の中で、 深く切ない想いが立ち込められています。 オレンジは笑顔、青は涙 黒は怒り、ピンクは恋 赤は精一杯の愛情 たくさんの色で想いを描いた とても感動させられる作品。 私は大好きです。
1に引き続いた黒さ満点の ヤンデレホラー小説。 ヒロイン愛美による強烈至極な 主人公、叶多への熱く黒い想い・・・。 生温い心じゃ決して読めない!! 白い心をも黒くしてしまう!! 一度表紙を開いてしまえば、 二度と後戻りは出来ない・・・。 間違いなく皆様のTOP3に入る ホラー小説だと思います。 藍里まめ先生による 真っ黒物語・・・白い貴方は、 愛美に毒されないよう御注意を・・・。