夢雨さんのレビュー一覧
いまにも折れてしまいそうな細い手足、青白い顔、冷たいからだ。 隣にいるはずのきみは、一瞬の光。 蛍と星。ふたつの輝きを、いのちの輝きに例えることは、淋しくて、悲しくて、だけど、美しかったです。 彼女が永遠の光となって、いつまでも彼の瞳のなかで輝きますように。そんなふうに思いました。 悲しい終わりだけど、決してバッドエンドじゃない。けれどハッピーエンドでもない。少しの涼しさを残すラストは、残暑にぴったりのお話です。ぜひ、ご一読を。
「だからきみが、憶えておいて」 誰よりも綺麗な二人の世界。 毎日新しくなる二人の世界。 まるで磁石のように引かれ合い、いつだって自然と隣に居たセイとハナ。 それぞれが抱える痛みや苦しみを、二人は出逢えたことで分かち合うことが出来た。 忘れてもいい、だって、その日々は失くなったりしない。 何度でも出逢い、何度でも恋をする二人がとても愛しかったです。 悲しいけれど、悲しいだけじゃない。幸せで、温かい。それはきっと、セイとハナだから。他の誰でもない、きみだから。 満点の星空の下、二人が幸せでありますように。沢山の花に囲まれて笑い合っていますように。 今という瞬間を大切にしようと思える、素敵な素敵なお話でした。ぜひ、ご一読を。
大好きだった、 今でも大好きだよ。 触れたい 触れられない なくした刹那を つながる刹那を きみがいる世界に閉じ込めて ―… ふたり、泣いた。 リアリティーがあるのに、どこかリアリティーのない世界観に一気に引き込まれました。 たった45ページ。 それだけで、よくこれだけの想いの深さを、と思い知らされます。 さようなら、さようなら、 大好きなきみへ。 9月1日に進んだ二人に、きっとあなたも涙せずにはいられないはずです。 ぜひ、ぜひ、御一読を。
―… クリスマス。 それは恋人たちにとって 特別な、特別な夜。 たくさんの大好きを抱き締めて 今夜はきみと 幸せな時間を過ごそう。 ☆ ☆ ☆ 甘酸っぱい夢海ワールドが広がっています。 恥ずかしいような、くすぐったいような、嬉しいような。 そんなキラキラが散りばめられた『大好き』を ぜひ今夜、読んでみてはいかがでしょうか? クリスマスの夜にぴったりの短編集。オススメです!
きみと過ごした毎日を ゆっくりと思い出すよ。 伝えられなかった"好き"を きみに伝えたくて ずっと欲しかった第2ボタンの代わりに貰ったのは ―…それよりずっとずっと、欲しかったもの。 ☆ ☆ ☆ 甘酸っぱくて温かい、素敵な作品でした。こんな恋したいなって思いました。 桜宮さんのストレートで可愛らしい文章が素敵。オススメです!
大切なものは何? 守りたいのは誰? 本当に想っているのは… 「ばいばい、先生」 ―…大切なのは、キミでした。 ☆ ☆ ☆ 生徒と先生。少しテイストの違う“先生との恋”を、あなたも覗いてみませんか?? 文章の美しさは秀逸。オススメです!
恋とは自分が主人公で 愛とは相手が主人公で 「幸せになれよ?」 「…愛、ですね。」 誰よりも愛したひとだから 誰よりも幸せに。 それが私たちの “愛”のカタチだよね? ―… ね、先生? ☆ ☆ ☆ 30ページという短いページ数ですが、“愛”は圧倒的に大きい作品です。 あなたも“愛”について考えてみませんか??
「ハニー、キスしていー?」 チャラチャラしてて 軽くて 深入りしない …つもり、だったのに。 あたしを一番に見てよ。 ねぇ、マイダーリン? ☆ ☆ ☆ ハイスピードで展開される物語、終始ドキドキが止まりません! あなたもイケメンなアイツに甘く深く愛されてみませんか??
―― あなたは誰? 胸が苦しい。惹かれる。 …会いたかった。 不倫の恋が終わった、冬の夜 美園はシロと名乗る男を拾う。 幸せで楽しい時間のなか、 シロが“誰”なのか解らなくて…― 『―… あなたなの?』 それでも、運命でした。 最後までわからない展開に 終始ドキドキしっぱなしでした。 もどかしくて、くすぐったくて …切なくて。 十和さんの世界観に どっぷり浸れる素敵な作品です! ぜひ御一読を☆☆
“幸せ”を探して 魔女っ子すず、人間界へ…―! そこで出会ったのは 個性あふれる男の子5人。 彼らとの同居生活で すずが見つけた“幸せ”とは?? ファンタスティック、 だけど現実的にいろんなことを考えさせられる作品です。 “幸せ”とは何なのか。 この作品には、その答えがたくさん詰まっているようにも思います。 最後には意外な種明かしもあって、ラストまで目が離せない! 超オススメです☆☆
誰がアンタを好きになるって!? ―― あたしは好きになんないっ! 絶対絶対、 アンタなんか好きじゃない…! 幼なじみという関係。 近すぎて、だから遠い。 “それ以上”は望み難い。 でも、きっと 答えは簡単なのかもしれません。 ドキドキハラハラ胸キュンな 幼なじみラブ。 くすぐったい甘さが胸に広がります☆☆
歌うのが怖かった。 もう見てくれるヤツが ここにはいないのに 誰に向けて歌えばいい? ―…あぁ、そうだ。 ここから始めるんだ。 一歩ずつ、一歩ずつ。 ここから、始めよう。 ☆ ☆ ☆ 弱かったみんながだんだん強くなっていく。 現実と向き合っていく。 絆をその手で創っていく。 ラストは泣かずにいられませんでした。 強さとは何か、絆とは何か、 考えさせられる作品です。 素敵な作品をありがとう!
「もう、おまえからもらうもん決めてあるし」 最愛の人がぐしゃっと髪を撫でた。 お揃いの指輪が左手の薬指で光る。 キラキラ、…まぶしくて。 ―…最高のクリスマスプレゼントだね。 素敵な約束を、ありがとう。 ☆ ☆ ☆ 寂しかったクリスマスの夜、こんな素敵なことが起きてればよかったのに…!← シュンくんみたいな人に出会いたいです。 読んでて幸せやった/// たった9ページの中に、たくさんの幸せをありがとうございました!
キラキラ、キラキラ 輝く星たちを見上げる ―…きみの横顔を盗み見た。 星にまつわるエピソードと、 胸がきゅんとする小さな恋物語。 読めばきっと、大切な人と星空を見上げたくなります。 ☆ ☆ ☆ 毎月更新されるの楽しみにしてたよーっ! 完結おめでとう/// 『君だけの一番星』 やっぱりお気に入りです(*^^*)
キミだけに届いてくれれば ―…あたしは、幸せ。 傷つけて、苦しめて、 もう戻れないかもしれないけれど。 どうか、どうか、…もう一度。 聖なる夜に舞い降りたのは 夢のような奇跡でした。 ―…ここからまた、奇跡が始まる。 ☆ ☆ ☆ はぅん…///なんてロマンチックなお話なんやろう。 クリスマスには奇跡が起きちゃうものなんです。 あなたも今年こそ 奇跡、起こしてみませんか?
私の生きる意味。 友達に裏切られ、希望を失った。 死んでしまいたかった。 自分の存在価値を、見失って。 「―…俺が愛の生きる意味になっちゃる」 暗闇に慣れてしまった目が見つけたのは、 私を照らしてくれる少年でした。 傷つきボロボロになった二人は 本物の愛と生きる意味を見出だせる。 ☆ ☆ ☆ 個人的にナイトくんが大好きでした(・∀・)てへ はるちゃんの思いがすごくリアルに伝わってきて… 苦しくて切ない、だけどすごく温かかったです。 生きる意味とはなんなのか? それを改めて考えさせられる作品です。
あなたは知っていますか? ――魔法の本の存在を。 本当にあるのかも不確かで、 タイトルも著者も分からない。 けれどそれは 土曜日の図書館に現れるという。 ―…そんな魔法の本に出会った二人が、 魔法のような冒険を繰り広げて。 夢かもしれないけれど、 本当かもしれない。 そして不思議な旅で出会った仲間と、 芽生えた小さな想い。 ――…魔法の本は、あなたの街にも現れるかもしれない。 ☆ ☆ ☆ 夢海ちゃんワールドが炸裂してて面白かった\(^O^)/! コラボありがとうね、楽しかったぁ///
―…好きだよ、好きなんだよ。 何度心の中で叫んだか、もう分からない。 長い長い、心の旅。 終着は…―、君なんだ。 簡単に口にできないほど 心臓が止まるかと思うほど 呼吸がうまくできないほど …――好きだよ、君が。 好きすぎて、言えなかった。 思い出にさえ出来ないんだ。 ―…ねぇ、いつか 動き出せる日まで。 ただ、大好きでした。 ☆ ☆ ☆ きっと誰もが経験する、こんな大きな恋。 飾らずに、ありのまま綴られた文字に、最後は涙涙(´;ω;`) きっと勇気をもらえる作品です。 一気に読めちゃいます!ちゃもさん、素敵な作品をありがとうございました♪