小さい頃に、三人で約束した。 私は、二人のもとに戻ってくること。 二人は、アイドルになって 私の帰る目印になること。 そんな大事な約束を いつからか忘れていた。 きらきら輝く二人とは反対に。 私は、輝きを失ってしまったんだ。 なんで誰も放っておいてくれないの？ お願いだから。 見せつけないで。 探さないで。 昔の私は、どこにもいないのだから。

誰も信じられない もう、誰にも頼らない 深く関わらない でも、俺の前に現れた君は あの笑顔と、小さな体１つで 俺の考えを簡単にひっくり返した。 人の領域に踏み込んでくるくせに、 自分は踏み込ませない、 自分勝手だった君。 でも俺にとって、最愛の人。 俺にとって、一生の、最愛の人。 絶対に忘れたりなんかしない。 俺だけじゃなくて、 君を知っていた人、みんなが忘れない。 これは、 灯火が消えるまでの話。

私には不思議な力がある。 そのせいで昔から、 何となく、周りとうまくやれなかった。 こんな力なんて、欲しくもなかった。 自分の周りの人を 信じることもできなかった。 あの頃の私のような君に、 私は何をしてあげられる？ ねぇ、知ってる？ 大切な人ができると 見える世界ががらっと変わるんだよ。