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茅森サカ
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作品一覧
総文字数/2,320
恋愛(キケン・ダーク)6ページ
公開リスト一覧
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レビュー一覧
2019/05/24 21:49
ネタバレ
不器用な彼等に泣きキュン。
手を伸ばせばすぐそばに本当の恋はあったのに、過去の恋愛に囚われたせいでずっと気づかずじまいだった、この気持ち。
気付かなかった。気付けなかった。
時間はかかってしまったけれど、
私は、きみがいいの。きみじゃなきゃ嫌なの。
ーー
芽唯ちゃんにことごとく振り回される佐倉くん。
文句いいながらもいつもちゃんと答えてくれる彼に愛おしさが溢れます。
女性恐怖症の佐倉くんだけど、
「なんか今日、調子いいわ」
女性恐怖症に調子とかあるの?
もしかしたらもうこの時から、
動き出していたのかも。
くっ、、弥一め、、!と何度も奴を憎みましたが(やめとけ)最後の彼に涙しました。
こういうどうしようもないやつ、結構好きでした。
今度こそ、一番好きな人と弥一が結ばれますように。
今回もとっても面白かった。
まんまと泣きキュンさせられました( ᷇࿀ ᷆ )♡
改めて完結おめでとだよ \♡/
2017/09/23 03:46
ネタバレ
なんで気付かない?どうして気付かない?
藤井の鈍さ…いや、アホさには本当にやられました。
なにも考えてないくせに時々突拍子もないドキッとする行動をしてしまうから、やっぱり藤井はアホで狡くてどうしようもない男だと思うの。
チャック空いてたり鼻くそついてたりじゃがいもTシャツ着てたり、
……最後の最後で鼻水垂れてたり。
なんっでお前はいつもそうなんだ藤井!!!
と叱ってやりたくなるほどの男でしたが、物語が進んでいくうちにそんな藤井にキュンキュンさせられたのも事実で。
ヒロインの夏乃ちゃんの一途さは天下一品!必見です。
鈍ちん藤井相手に本当によく頑張ったなあ…と拍手を送りたいほどです。
『愛すべき、藤井。』
笑えて、ときめいて、切なくなって、また笑えて。満足すること間違いナシの作品!
大好きな作品の一つになりました。
作者様の書く作品はやはり外れが無いと改めて実感させられました。
本当におすすめなので、是非ご一読を。
2017/08/13 19:05
ネタバレ
「萌えるな」
( 夏は暑い。君といると、もっと、熱い )
クラスメイトの巻き添えで夏休み中にプール掃除を任されてしまった大山さん。
相手は、馬鹿でデリカシーがなくて口が悪い
同じクラスの新屋くん。
子どものようにはしゃぐ彼にただ呆れるばかりの大山さんだけれど、実は彼女は彼に密かに想いを寄せていた。
ずっと馬鹿だと思っていた新屋くんは、
ある秘密を抱えていてーー。
ーー
読んでいくうちにきっと新屋くんを愛しく思えてしまうこと間違いなし。
新屋くんの抱える秘密が分かると胸の奥がぶわあっと溢れること間違いなし。
彼が"想い"を伝えるとき。
必ず敬語になってしまうところ。
控えめに言って、萌えます。
新屋くん、私きみにまんまと萌えましたよ。
夏を感じさせる爽やかな情景が目に浮かび
心も体も涼やかな気分で読み終わりました。
とってもオススメです。
夏のうちに、是非御一読を(*^^*)
2017/08/08 15:54
ネタバレ
とにかく可愛い二人の夏のお話
( たまには私がきみを悩ませたい )
藤井くんの発言に、
いつも一喜一憂してしまう夏乃ちゃん。
けれど藤井くんの鈍感さは天下一品、
夏乃ちゃんの想いに気づく気配もナシ。
「藤井は鈍い!鈍すぎる!」
ちょっとは意識してくれてもいいんじゃない?
ーー
可愛い可愛い可愛い。
とにかく、二人が本当に可愛いのです。
藤井くんのことがとっても好きなのに
あと一歩素直になれない夏乃ちゃん。
最初から最後まで
ただただ鈍ちんボーイ藤井くん。
もはや作者様のモットーでもあるアップテンポなラブコメディが短編でも引き出されていて、さすがだなあ〜〜と思いながら相変わらずにやにやしながら読み終わりました。
そして、ラストの飾り方。最高。
笑うしかないです。全開ボーイ藤井に乾杯。
作者様の書く作品はどれも面白くて読みやすくて外れがなくて、とっても尊敬します。
2017/08/08 13:41
ネタバレ
きみが、きみである理由
ーー颯ちゃんがあの時隔てた心の壁は
あまりにも大きくなりすぎていた。
特別だから。大切だから。
ずっと、俺の知ってるきみのままでいてほしいから。
ゆずちゃんにとって颯ちゃんは特別で
颯ちゃんにとってゆずちゃんは特別で
それなのに、
"幼馴染み"という名の鎖が邪魔をする。
二人は、"恋人同士"にはなれない。
ーー
お互いがお互いを誰よりも特別に想い合っているのに結ばれないなんて切なすぎる。
幼馴染み以上、恋人未満。
こんなにも切なくて繊細な関係性の物語はじめて読みました。
颯ちゃんの言う"大切"が、少しでも違う形になればいいな、と強く強く願います。
綺麗で繊細で、作者様の世界観に見事に圧倒されました。とってもとっても素敵な作品です。