タイトルに惹かれて読ませて頂きました。そして読んでよかった、と思わせてくれたお話でした。
人と比べてしまうタイミングは色々とあると思うんです。
例えば学生時代。恋愛だけじゃなくて、勉強とか部活とか。社会人になってきたら、恋愛とか仕事とか。
それが女子の場合、現実味を帯びてくるのはアラサーです。結婚、子供、仕事のキャリア、色々なものを現実的に捉えると焦り出すものです。恋愛=結婚に結び付くか、とか。
この歳でする恋愛はつまり、そういうことで。相手の脈が有るのか無いのかわからないのに踏み出す勇気はなかなかでません。
小さなポイントを重ねて引き換えたのは大きな愛。それは、その人への向き合い方がシフトしたからかな、と。見てこなかった色んなものは、見方によって違う色を見せることがあって、それに気づけば向き合い方が変わります。
だからきっと紗里亜さんと伊月くんが恋に落ちたのも必然だと思います。
夢中になって読みふけり、途中何度も涙を流し、読み終わってしまった今、猛烈に感動しています。
ユキのなんと愛情深いところ。そこに何度も何度も心掴まれました。私も一緒にユキと祐一を支えたい!と何度も思いました。それくらい、この物語の世界に入り込んでいました。
とにかく、トーゴ!ありがとう!!
3人に末長く幸あれっ!(って、この3人ならなんの心配もないです!)
きたみさん!とっても素敵な作品を読ませていただきありがとうございました!!
私も頑張ろう!と改めて思いました!
物語の始まりは1人の死。
1人のおばあさんとの出会い。
いつもと変わらない、仕事が始まる。
葬儀社で働く主人公が“仕事”としておばあさんと関わっていく。
人の最後は“死”であるが、その人の“死”を見届けた“身近な人”にとって、その人の亡くなった時に全てが終わるわけではない。
主人公が今回の葬儀を通して見たものとは──。
葬儀社の仕事内容、流れ、立場が分かりやすい言葉で綴られており、スッーと葬儀社というものが自分の中へ入ってきます。
人の命に関わる仕事の人にも、そうではない人にも1度は読んでもらいたい作品。
きっと自分の中で“何か”が変わるはず。
物語の前半から泣いてしまいました、ハンカチは必須です。
宅配業者の佑生は、クリスマスイヴに小さな贈り物を届けた。そしてその贈り主が自分の元カノと同じ名前だということにビックリする。彼女のことが好きだった。だけれど彼女の理想にはなれず、喧嘩別れ。もう会うこともない、そう思っていたのに…。
「肩書きなんて、関係ない」という言葉がすごく好きです。理想は理想。やっぱり最後に愛は勝つという、そんな気分にさせられます。サンタの格好をした佑生はどんなクリスマスイヴを過ごすことになるのかは読んでからのお楽しみです!
「好き」どんどん重なって
苦しくなって、切なくなって…
それでも「好き」はどんどん増えて
増え続けちゃって…
そんな思いが想いになって…
好きでいて良かった
諦めなくて良かった
素直に涙ポロリと落ちた
好き×100万=愛してる
そんな答えになる物語
川瀬里桜さん、みなのっちさん、積さん、朔真ゆずさん、アンナ☆シュガーさんには、図書カード(500円分)プレゼント!ご当選おめでとうございます!
※掲載用に一部修正させていただいております。
※当選者には2017年2月上旬にご連絡させていただきます。