2016年4月　花音莉亜さん

紳士的な男性キャラクターが作品の持ち味になっている花音莉亜さんにインタビュー！“胸キュン恋愛の妄想”が趣味という彼女に「今、どんな妄想をしている？」という無茶苦茶な質問を投げかけたところ、快く答えてくれました！

——小説を書き始めたきっかけ、Berry's Cafeをご利用になられたきっかけは？

小学生の頃から小説が大好きで、いつか自分も書いてみたいと漠然と思っていました。しかし、当時の私には書く術もツールもなく、いつしか小説を書くことを諦めていました。それから月日が経ち、子供が生まれ、育児の合間に持て余し始めた時間がもったいなく感じられたとき、小説への想いがよみがえってきました。ケータイ小説世代ではない私には、ネットを利用することに抵抗がありましたが、たまたま見つけた「野いちご」があまりにも可愛らしく、ひとめぼれして登録をしました。その後、Berry's Cafeのオープンに伴い、こちらをメインに活動しています。

——『イケメン弁護士の求愛宣言！』はどのようにして生まれた作品なのでしょうか？

普通のオフィスとは違う雰囲気の職業の話も書きたくて、弁護士を選びました。実は私、友人の紹介で、一度だけ本物の弁護士先生たちに会ったことがあるんです。ストレートで国立大学と司法試験に合格した、まさに小説の中に登場するような人たちに。そのときに聞いた話や、雰囲気を参考にして書きました。ただ、法律の話は難しいので、仕事の話の割合をどれくらいにするか、それはかなり悩みました。いかにキュンキュンできるような内容にしつつ、弁護士色を出すかには、書いていてとても大変でした。

——小説のアイデアはどのようにして生まれることが多いのでしょうか？

これは直感です（笑）。通勤途中に歩いていて、ビジネスマンとぶつかりそうになった…そんな体験から生まれたりします。もしこれが、イケメンエリートビジネスマンで、実は今朝から赴任してくる上司だとしたら…みたいな。直感から妄想をどんどんしていきます。

——登場するヒーローは、強引な俺様よりも優しくて紳士な方が多い気がしますが、理由はありますか？

強引な俺様男性も好きですが、セリフや動きを表現するのがとても難しくて…。強引なタイプは一歩間違えると、子供っぽくワガママな男性に映るリスクもあるんですよね。大人の女性に向けて、「大人の男」を意識して書いているので、自然と優しく紳士的なヒーローを生み出しているのかもしれません。それが、私の作品に御曹司ものが多い理由のひとつかも。育ちの良さを崩したくなくて、俺様な言動がなかなか書けません…。

——“胸キュン恋愛の妄想”が趣味だと聞きました。今、どんな妄想をしていますか？

まさか、こういう質問がくるとは思いませんでした！実は密かに、幼なじみ系が好きなんです。それも年上のお兄ちゃん的存在に。小さい頃からヒロインを守りたいと思っていて、ヒロインもヒーローを慕っている。そして大きくなるにつれて、その気持ちが恋に変わっていく。だけど、ふたりはなにかの事情で何年も会えていない。そんなある日、ヒロインの前に昔以上にイケメンになって、それも色気ある大人になって、さらにエリートになって、上司としてヒーローが現れる！久しぶりの再会に、ふたりは気持ちを抑えるのに精一杯。そして…あっ、ヤバイ止まりません（笑）。

——上記の妄想が、作品として出会える機会はありますか？

書いてみたいですね。今年中に書き始められたらいいかな（笑）。

——妄想以外にご自身の趣味やはまっているモノなどあれば教えてください。

春から小学生になった娘と、年少になった息子がいます。ふたりと接する時間がなにより楽しくて、子供向けのアニメを見るのが好きです。そして、少しでも可愛いママに見せたくて、自分磨きにもハマっています。ヘアスタイルやメイクを、春らしく華やかに。でも、効果のほどは…うーん。

——今後の活動について教えてください。

“ドキドキする恋”を書くというコンセプトは、これからも外すことはしません。次に公開する作品は、ヒーローの俺様色を強めようと思っています。紳士的なヒーローも素敵ですが、今回は違うタイプのキャラにも挑戦してみようと思います！いかに子供っぽいキャラにならず、読者様をドキドキさせられるか、それを今妄想訓練中です!!

花音莉亜

皆様、いつも応援してくださり、ありがとうございます！これからも胸キュン小説をどんどん書いていきますので、ぜひ楽しみにしていてください。こんなヒーローがどこかにいたら…そんなキャラを生み出していきたいと思っています。