月刊注目作家 2016年6月 コレステロール宮田
2016年6月 コレステロール宮田さん
『コレステロール宮田』というインパクトのあるお名前が編集部内で話題に!作品も独特の世界観があって面白く、さらに気になる存在になりました。コレステロール宮田さんはいったいどんな方なのでしょうか?
- ——お名前の由来を教えてください!
- 血液検査のコレステロール値が高くなってきたので「正常値に戻るまでこの名前でいなさい!」という自分に対する懲罰的な意味でこの名前を考えました。
- ——それでコレステロールの方は…。
- すぐに正常値に戻す予定だったんですけどね…(笑)。
- ——小説を書き始めたきっかけを教えてください。
- 一時期、リアルで嫌なことが続きまして。ストレスを発散するため…、単純に現実逃避として書き始めました。Berry's Cafeとの出会いは、小説を書く事を知った妹がBerry's Cafe のURLを送ってくれた事がきっかけです。
- ——今はどのような気持ちで書かれていますか?
- 今は純粋に趣味として「自分の好きなものを好きなように好きなタイミングで」書かせていただいています。かなり自分の趣味に走った内容を小説にしています。
- ——どの作品もひと味違う展開、心に残るストーリーにドキドキさせられますが、どのように作品を書かれているのでしょうか?
- ドキドキしながらお付き合いくださってありがとうございます。私の場合はこんな話を書こうというイメージはあまりありません。プロットもないです。オチも決めずに書いているので、そういう意味ではちゃんと完結できるのかヒヤヒヤしながら書いています。起承転結の起承転まではただ楽しさを求めて書いて、結でそれまでのイージーモードが嘘のように苦しみ始めます。プロットをちゃんと作るというのは大事だなって思います。
- ——年下男子がよく登場しますが、なにか理由はあるのでしょうか?
- 年下男子は可愛いかなって思って書きました。年上男子も可愛い人がイメージできたら書いてみたいです。
- ——もしオフィスラブを書くとしたら、男女の設定やテーマ、ストーリーはどんな展開にしますか?
- オフィスラブを書くなら働く人のリアルな不満や愚痴、楽しさを織り込んだ話を書きたいです。中途採用の管理職が会社の社風に馴染めず、ちょっとずつ会社を変えていく話はどうでしょうか。もはやオフィスラブが主眼の小説ではなくなっていますが。
- ——趣味やハマっているものを教えてください。
- 今一番の趣味は小説を書くことです。それ以外では乙女ゲームをするか、料理をするのが好きです。一時期海外で生活していたのですが、そのころに覚えた羊料理やチェリーパイを思い出して海外サイズでどかっと作ります。こんな事をしていて痩せるはずがないと本当はわかっています…。
- ——今後の活動について教えてください。
- 今回、需要はなさそうだなと思いつつも勝手に「チンピラ男子」を書かせていただいたので、次は「働く男子」を書きたいと考えています。出来れば手を使うお仕事で手のきれいな男の子が書けたらと思っています。もしどこかでお会いできましたら、作品表紙をご一読の上、お付き合いいただけたらなと願っております。それでは、ここまでお付き合いくださいましてありがとうございました!
コレステロール宮田
はじめまして、こんにちは!コレステロール宮田と申します。まさか書籍作家でもない私がインタビューをお受けする日が来るなんて夢にも思いませんでした。この場をお借りして、今まで私の小説にお付き合いくださった読者様、素敵なレビュー、ご感想を下さった皆様、コレステロール宮田に興味を持ってくださった編集部様にお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました!
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- 『高校三年生』
- 先生に触れたのは、三年間でたった一回だった。
- 「先生」に恋したことで無力な自分に気づく。1ページに綴られた男子高校生の切ない恋物語——。
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- 『よるのむこうに』
- 自称パチプロの年下男子・天馬を2年間も家においている夏子。天馬に恋愛感情があるのかないのか、それすらわからないまま日々を暮らす彼女が、ある日仕事を失います。天馬を養えなくなった夏子に対し、天馬はどんな対応をするのか。愛されるということではなく、愛するということはどういうことなのか、自分なりに考えて書いた作品です。
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- 『【反省は】玉の輿なのにやらかした件。【していない。】』
- 彼氏に全財産を持ち逃げされ、仕事も失いドン底の美穂。途方に暮れて実家に帰ると、謎の美形御曹司・景久との縁談が用意されていた。“君じゃなきゃダメなんだ”といきなり求婚され、戸惑う美穂。あれよあれよと大豪邸に招かれ、執事にお姫様扱いされる夢のような待遇。しかし、政略結婚の裏にはある秘密が隠されていて…!?
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