2016年12月　実花子さん

『エリート同期のプロポーズ!?』が発売中の実花子さんにインタビュー！リアルさとコメディが共存した恋愛小説が支持されている実花子さんに、書く時に心がけていることや推しのヒーロー像について教えてもらいました♪

——『エリート同期のプロポーズ!?』が発売中ですが、まだ手にしていない方にオススメポイントを教えてください。

「気持ちが不安定で、でも幸せになりたいアラサー女子の話」がお好みの方には是非手に取っていただきたいです。書籍では、サイトに掲載していた内容よりも気持ちの揺れ動きが分かりやすくなっていると思います。

——実花子さんの書く恋愛小説は、リアルさとコメディのバランスが絶妙ですが、書く時に心がけていることはありますか？

自分がごく平凡な人生のせいか…（笑）。あまりにもご都合主義なストーリー展開は読むのも苦手で、ついつい本当にありそうなことを書きがちではあります。でも、サイトに登録して他の方の作品を読ませていただく機会が増えると、今までなら「あり得ないだろ」と突っ込んでいたような話でも、のめり込んで読み、泣いたり感動したりと大忙しな自分を発見し、リアルさにこだわらず読む人が引き込まれるような小説を書きたいと思うようになりました。コメディに関しては…無意識にこの配分です！

——ビジネスおネエや結婚したがり女子など、個性豊かなキャラクターが多いですが、どのようにして生まれているのでしょうか？

個性豊かなんてお言葉…勿体ないです!!キャラクターというよりは、書きたいワンシーンや最後の場面、セリフが浮かんで、そこからそういうことをしそうな人物像を作るので…結果、オネエな彼が生まれたのかな、と。正直、自分でもよくわかりません（笑）。キャラクターに限らず、洗濯物を畳んでいる時に何故かサクサク浮かぶことが多いです。

——今、実花子さんが推したいヒーロー像をプレゼンしてください。

ありがちですが、いい歳して密かに意識しつつもその思いを相手に伝えられずに三枚目に徹そうとする、裏では悩んでいるのに好きな子の前では強がってふざけるようなそんなヒーローのギャップに惹かれます。

——そろそろクリスマスですが、推しヒーローが登場するクリスマスのラブストーリーはどんな展開を考えますか？

そんなヒーローとのクリスマス。仲の良い男女の仲間で集まって、帰り道、静かな夜道で2人きりになった時にいつものおふざけを封印して告白して欲しいです。でも、一旦信じてもらえなくて放置プレイ、みたいな。うわもう、言っていて恥ずかしい！そういう中学生みたいなことを本気でするオトナの話が好きです。

——実花子さんはクリスマスをどのように過ごす予定ですか？

三連休を昼の部、夜の部と分けて、娘の友達グループのクリパの給仕、近所の友達家族とピザ作りパーティー、中学の時の友達と飲み会、家族で買い出ししてパーティー、などなど、ここぞとばかりに予定を詰め込んでいます。一日2キロくらい太る予感がしています。

——今後について目標や予定などお聞かせください。

サイトに登録した頃は、産休中だったので今よりも時間が取れたのですが、現在は職場復帰したのであまり執筆時間がとれず…。友達とLINEの最中に寝落ちしてしまうことも。けれど、ここでのつながりは本当にありがたく、実り多いものなので、読むのも書くのもペースは落ちていますが、細々と続けていきたいと思っています。今後ともよろしくお願いします。

実花子

初めまして、実花子と申します。苗字をつけたいと思っているうちに機会を逃し、今に至ります。このような素敵な機会をいただけたこと、嬉しくて泣きそうです。Berry's Cafeにて活動していけるのも、皆さんとの交流が楽しく温かいからに尽きます。…なんて言うと、「交流してくれよ」と訴えているかのようですが…（笑）。作品に触れて下さるだけでも本当に励みになります。いつもありがとうございます。