新宿の歌舞伎町の外れにある、小さなバーが密集する地域、新宿ゴールデン街。 その新宿ゴールデン街のとある会員制バー。 5年ほど前にできたそのバーのマスターは「ヒビさん」と呼ばれる奇妙な男。 長い髪を三つ編みにし、顎髭も伸ばしている。いつでもつばの大きな帽子を被っていて、往年のロックバンドの影響なのか目の上下にアイラインでひび割れたメイクを施している。 「ヒビさん」というのはそのメイクから来た愛称だが、そもそもの彼の名字も響(ひびき)である。 明らかに怪しい風貌。しかし独特な、個性の強い出で立ちをしている者が多い、ここゴールデン街では誰も不思議には思わない。男は奇妙な人間たちに溶け込んでいる。 今日も彼は仲間たちとバカな話で盛り上がり、そしてラフロイグを飲む。 しかし、その姿、生活は彼の仮の姿なのであった。 本来の彼は数々の犯罪を犯してきた人間。 捕まったことはないが前科で言うとかなりの数に上る。 彼の真の姿を知るものは、誰もいない。 これからも犯罪は起こり続ける…

ﾟ+o｡◈｡o+ﾟ+o｡◈｡o+ﾟ+o｡◈｡o+ﾟ+o｡◈｡o+ 「Last note」〜特性を持つ者へ〜 この世には、信じ難い能力や出来事がある。 ある特定の場所で何があったか、匂いで分かる特殊能力「Last note」(残り香)。 そんな特性を持っている青山 遥斗刑事は、 ある事件で保護された、記憶喪失の美少女あげはと出逢い…物語は動き出す…。 〜〜〜εïз｡*〜〜〜 「俺が必ず、真実の匂いを見つけるから！」 「私が…見つけてあげなきゃ！」 ✱ ✱ εïз これは、青山遥斗が刑事になって15年後の、 ひと時の家族を迎え入れた、ある夏の物語り…。 *☼*―――――*☼*――――― 「Last note」特性を持つ者へ〜 シリーズ最高3位ありがとうございます。 *☼*―――――*☼*―――――

1億総携帯所有者となった近未来 携帯電話・PCで不正な利用をする若者や営利主義だけで運営をする会社が多いのであれば 　『規制』では無く『創造』すればいい 政府が全てのPCサイト、携帯サイトを運営・管理していた 政府公認SNS『モバイバル』 表向きは流行りの携帯サイト その裏では生死を賭けたある『ゲーム』が秘密裏に行われていた パズル？カードゲーム？アクション？ どれも違う 現実世界と携帯電話（モバイル）を限りなく『リンク』させる その発想が出来る人間だけが生き残る事が出来る（サバイバル） それは『携帯と現実をリンクさせる戦い』 時代の波に乗らず　携帯も持たず 生計の為にアルバイトばかりをしていた高校生 響 龍一は信頼する男の最後の行動により 『ゲーム』に強制参加となる ある男はハッキリと少年に伝えた 「携帯を持ったことが無かった、お前だけがきっと解ける」 少年が その言葉の“真の意味”を知る時 全ての謎が一つになる ━━━━ 『青春携帯ライトミステリー』 作品のコンセプトは『携帯の機能』を使って、どう謎を解明していくかという所に主眼を置いています。 例えば『地図機能』を使ったり、『カメラ機能』を使ったりといった形で謎を解いていきます。 作中のヒントと携帯電話の機能を組み合わせる事で、トリックが解明出来る様に構成されています。 ※この物語はフィクションです。